で、今回の「dubrise」と銘打ったライブシリーズはまた別の普通じゃなさ。
ざっくり言うと「ライブでBack To Back」。
クラブでDJが複数人同時にブースに入り、1曲ずつ交代で繋いでいくプレイがBack To Backですが、それをライブの形でやるわけです。
片方のグループがステージで歌い踊り、その曲が終わりそうになる頃にはもう片方のグループがステージ後方に控えていて、曲のラストだけ少しダンスを合わせたり歌を重ねたりしながら前後が入れ替わり、次のもう片方のグループの曲になだれこむ。それをひたすら繰り返すというスタイル。
そして今回の「dubrise」は、更に前に観たのよりもエグくなっていまして。
そもそもオーガニック気味な曲もレパートリーとして持っているNUANCEと、今回のお相手は割とハイカロリーなダンス系の楽曲がメインのsituasion。
普通にやってたらとてもBack to Backとして繋がらないのですが、今回何かNUANCE側のオケがおかしい。持ち曲の中でも割とニューウェイヴ方面の楽曲を揃えてきているのはわかるのですが、そのオケにいつもなら入ってないビートやSEがバンバンぶっこまれている。
今日、紅白の曲順が出たわけですが、一旦無視して歌唱曲について。
例年行っている、歌唱曲のリリース年とCD(レコード)売上を。
アルバム楽曲、C/W曲、配信のみの場合はその旨書いていますが、さすがにCD売上だともう見えないところも多いので、
「#」の後の数字はビルボードHot100の年間順位、一番右の枠には同じくビルボードの「年間アーティスト100」の順位を入れてみました。
MAN WITH AMISSIONとmiletは、歌唱曲がそれなので、「MAN WITH AMISSION×milet」名義の順位で。
New Musik / From A To B - The Sony Years
a-haやNaked Eyes、Captain Sensible等のプロデューサーとして活躍したTony Mansfieldが所属していたバンドの、SONYレーベル在籍時の音源をだいたい全部まとめたヤツです。
過去にはオリジナルアルバム3枚がそれぞれ単体のCDとして再発されていて、その際にボーナストラックとして各アルバムにシングルB面曲等が収録されていたのですが、そこにも収録されていなかった楽曲やヴァージョンもこの4枚組には収録されていますので、これは押さえておくのが吉だと思います。
Modern Eon / Fiction Tales (Expanded Edition)
1970年代末から1981年にかけて活動していたバンドのCD。
正味、音だけ聴くと割ともっさりした垢抜けきらない音ですが、この後界隈で少し流行ることになる「ネオサイケ」的な音を、割と早い時期から出していたその流れではパイオニア的な位置に置いてもいいバンドのひとつでもあるため、1990年代ともなるとアナログ中古はまあまあいいお値段でした。
The Bluebells / In The 21st Century
2023年に突如リリースされたオリジナル・アルバム。「Sisters」が1984年、1992年に日本のみでリリースされた「Second」は、解散によってお蔵入りになった音源をVinyl Japanが掘っくり返して世に出したものなので、公式な2ndと呼んでいいかは微妙。という線で考えると、39年ぶりの公式なオリジナル・アルバムと呼んでもいいヤツです。
バンド自体はちょいちょい再結成してはライブは行っていたので、おかしいことではないなあと思うのですが、惜しむらくは日本盤CDリリースもまたあっていいのですが、現在のVinyl Japan、「Second」を出した頃とは比べようがないほどに元気がないので、もう仕方ないのです。
Depeche Mode / Strane/Strange Too
1988年と1990年にリリースされた、ゴリゴリのアントン・コービン映像なMV集2種がまとめて2 in 1でDVD/Blu-Ray化。VHSが廃盤になって以来の再発ということですので、超久しぶりです。
リマスターだけでなく、アウトテイクも収録されているので、これVHS持っていても買いというか、もうVHSあかんくなっているような気がするので、とりあえず買うか。