エンターキングがおよそ消滅したこと

千葉県を中心に、全盛期は南関東一円に展開していた中古本・ソフトを中心に販売していたチェーン、エンターキングの運営企業、サンセットコーポレイションが大変という話を7月にしましたが、いろいろあった結果、本日およそチェーンごと消滅したと言っていい状況となりました。
正味、詳細はわからないことが多いのですが、とりあえず時系列を追って整理します。

07/01:(株)サンセットコーポレイション、民事再生法適用を申請

07/10:(株)サンセットコーポレイション、民事再生手続き開始決定

これによって、いろいろ整理が始まるわけで、とっとと不採算店舗を整理する流れが始まります。

07/15:八柱店(千葉県松戸市)閉店
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07/21:綾瀬店(東京都足立区)閉店
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07/28:二十世紀が丘店(千葉県松戸市)閉店
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07/28:小岩店(東京都江戸川区)閉店
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08/18:南流山店(千葉県流山市)閉店
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08/18:西葛西店(東京都江戸川区)閉店
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店舗は相当減るものの、これで当面の延命は図られるはずだったのが、急転直下8月29日に以下の通りの状況に。

08/29:(株)サンセットコーポレイション、民事再生手続を廃止し保全管理および包括的禁止命令を受ける

民事再生手続きが開始されると、債務の取り立ては止みますが、その後1か月で財産目録とか賃貸対照表を提出し、更に数か月目処で再生計画案を提出しなければいけないのですが、売上減に歯止めが限らず、そこらへん出したところで通らなかった、ということになったのではないかと思います。

〇08/29以降の営業を停止した店舗

千葉中央店(千葉県千葉市):リニューアル告知あり
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南行徳店(千葉県市川市):リニューアル告知なし
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白金店(千葉県市原市):リニューアル告知あり
(写真無)

西船橋南口店(千葉県船橋市):リニューアル告知あり
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新松戸店(千葉県松戸市):リニューアル告知なし
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西新井店(東京都足立区):リニューアル告知あり
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ただ、通常ならここで全店舗の営業が止まるはずなのですが、8/29以降も営業を継続していた店舗が3店舗ありまして。

〇9/16まで営業して閉店
鶴沢店(千葉県千葉市)
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〇9/16で一旦閉店後、9/21-23のみ在庫一掃セールを開催して23日に閉店
和名ケ谷店(千葉県松戸市)
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〇不定期に閉店セールを継続し、23日に閉店
浦安駅前店(千葉県浦安市)
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この3店舗は、サイト等ではわかりませんが、恐らく直営ではなくフランチャイズかのれん分けで法人としては別物だったからではないかとは思います。
破産になった場合、まず債権の保持が必須ですので勝手にセールとかやっちゃいけないはずだし、とりあえず数日かけて市原市の店舗以外は回ってみたのですが、実際29日以降空いていない店舗は店内覗けるところ見てみた限り、商品はそのまま残っているようでした。

ただ、完全に別者であれば、セールなんかせず普通に営業継続すればいいやんけとも思うのですが、そこは仕入れとか屋号とか、契約上の課題等継続できない理由がいろいろあったのかもしれません。
本日まで残った最後の2店、在庫のエリアまで開放したり、買い物カゴすりきり1,000円セールしたり、いろいろやり切った感のある状況で閉店したようで、本当にお疲れ様でした。

29日閉鎖の店舗の一部に貼られていた「リニューアル告知」も謎といえば謎なのですが、正味の話そんな一斉にリニューアルする資金など出てくるはずもなく、方便ではあったと思います。

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もしくはどこかに事業譲渡して別屋号で営業継続してもらうつもりだったか。ただ、近しい事業形態の各企業、そんな引き受けられるほど楽なところなどどこにもなく。
というか、譲渡する気で動いたものの、引き受け手が見つからなかったが故の破産か。そうかもしれない。

ずっと言い切らずに「およそ」と言っているのは、「リニューアルするよ」と言っているところが、もしかしたら本当にそうするかもしれないという可能性で話しているためですが、まあ、無理だと思います。悲しいです。

ポップしなないで@渋谷WWWのライブのこと

本日は渋谷WWWでポップしなないでのワンマン。
5月の下北沢サウンドクルージングでたまたまに近い状況で観て心奪われ、2枚の音源及びその後に出たミニアルバム全部買い込んで聴いたものの観たライブの生々しさに勝るものではなかったため、これはもう一度がっつり観ないとダメだと、かなり切実に期待して臨んだライブ。

フロアに入った時点で、ステージの最前面に置かれているキーボードとドラムセット。この時点でもう絵面としてはだいぶ面白いのですが、始まるとKy&Vo女子かめがいさん+Dr&Cho男子かわむらさんの2名、その出す音と声で全部という状況なわけで、もう最初の音一発が鳴った時点でもうビリビリ来るくらいの存在感。楽曲として何がしかの特殊な構造は特になく、普通に聴こうと思えば普通にJ-POPとして聴ける楽曲なのに、こうやって2人のライブで聴くともう他の何とも違う。
本当にベタな言葉なんですけど、「エモい」。ひたすら。

だから本編後半3曲、今回のワンマンに際しての企画として、GとBをゲストに呼んで4人編成の演奏というのを初めて行ったのですが、それは要するにこのバンドのオリジナリティを外す行為でありまして、それでもギターがキーボードに寄り添ってひたすら刻む形であれば、違った形で聴けるのかなと思っていたのですが、アナウンスされたギタリストが元ふくろうずの石井さん。彼は刻むタイプではなく歪ませるタイプの人なので、結果としては余興としてはありかもしれない、というレベル。

アンコールではまた2人に戻り、元通りのエモさ。ダブルアンコールで最後に演奏した楽曲は1stの「早く帰りたい」という、何か大変に「らしい」感じもあり。

で、今日のWWW、男女の割合は若干女性の方が多いが極めて5:5に近いくらいの感じなのですが、「お一人様女子」の数は他に見たことがないレベルで多い。開演前しゅんとした感じで待っていた女の子が、開演した途端に飛び跳ねながら手を叩いているのを見て、何かすごくグッとくるのです。
この音楽は、今日はまだ300人とかにしか届いていないかもしれないけど、届いている範囲では確実に人を救っていて、ほんの一部かもしれないけど世界を変えている音楽なんですよ。
それでも、Mステとかに出したら、翌日からはスターになっている、そういうレベルのポップスだと思っているので、何とかもう少し多くの人に聴いてもらいたいと、ひたすらに思います。

2020年首都圏に大きめのライブ会場ができること

1年ちょっと前に、首都圏で手薄だったキャパ700-1000程度のライブ会場が増えるよ、という話をしましたが、同じレベルで手薄感があったのが2000-5000人のクラスの箱。
23区内にあってポップス・ロック系がメインで使える椅子付きの汎用ホールとしては、東京国際フォーラムA・NHKホール・中野サンプラザくらいしかなく、しかも中野は2022年には閉館予定。渋谷公会堂は復活するものの気持ち小さくなって2,000切ってしまいますし、スタンディングのライブハウスもそのクラスだとZepp2個と豊洲PITと新木場STUDIO COASTくらい。あと日比谷野音か。

23区の外を考えてもホールは府中の森と八王子オリンパス程度、東京都以外で音楽にも向いていて都心からのアクセスもそれなりに良好というホールは大宮ソニックシティ、川口総合文化センター、神奈川県民ホール、舞浜アンフィシアターくらいか。でも集客を気にするのであれば、やっぱりできるだけ都心で開催したいのがミュージシャン心。

かつ、来年はオリンピックのために日本武道館や幕張メッセが一定期間使用できませんので、そこらへんのキャパでも行けるクラスのミュージシャンが玉突き的に3,000人クラスに降りてくる可能性もありまして、正味のところ来年相当ヤバいのでは、と思っているところに、来年の春から夏に2,000人キャパ以上のライブ会場が一気に4会場オープンします。圧倒的に不足するであろう2020年夏にとりあえず使ってもらって、そこで各ミュージシャンやプロモーターとコネクション繋いでその後も何とかうまく、みたいな思惑もあったりするのでしょうが、みんなしっかりこのタイミングに合わせてくるのすごい。

2020春:立川STAGE GARDEN(3,000人級)
2020春:KT Zepp Yokohama(2,000人級)
2020春:ぴあアリーナMM(10,000人級)
2020夏:Zepp Haneda(3,000人級)

ニュースにもなった10,000を超すぴあアリーナは別として、Zeppがみなとみらいと羽田に増設、そして23区外ですが立川に3,000人規模のライブ会場ができます。映画ご覧になる方なら「極音上映」の立川シネマシティご存知かと思いますが、そのシネマ2からさらに少しモノレール沿いに北に行ったところで、利便性は個人的には新木場STUDIO COASTよりはこっちの方がいいです。帰りにそのまま街で飲めるところも含めて。
また、絵を見る限りスタンドの椅子席も他より多めなのがおっさんには嬉しい。これから行くSTDIO COASTのライブで連続で2階椅子席当選して思わずガッツポーズが出るくらいなので、割と真剣です。

Zeppは、羽田っていうのはロケーション的にはキツいかなあと思っていましたが、帰りにどこで飲むことになるかと考えた場合、蒲田という選択肢があるのは魅力的なので、少し前向きな気持ちになれます。
Zepp Yokohamaとぴあアリーナは双方みなとみらい地区で、周辺にはすかした店しかないと思うので、横浜駅西口辺りで物色することにします。

またもう少し小さめの箱だと以下のような今年新設の会場もあります。

2019/05:赤羽ReNY Alpha(600人級)
2019/09:渋谷Veats Shibuya(700人級)
2019/11:池袋harevutai(500人級)

この並びだと圧倒的に赤羽が魅力です。既にオープンしてはいるものの、まだ行ったことがないので楽しみです。
以上、お台場の両Zeppでライブ観た後にそのままお台場で飲んだ記憶がない、テーブルにメニューが置いてなくてだいたい全部壁に貼ってあるような店が大好物のおっさんの感想です。聖地は大宮駅前のいづみや本店です。

代代代@味園ユニバースのライブのこと

9月14日は大阪・味園ユニバースまで、代代代のライブを観に行ってきました。
アイドルのライブのために遠征というのが生まれて初めてで、好きなグループはいてもそこまで思い入れを持ったグループは多くなく、いてもこれまでは全て東京かその近郊を拠点としていましたので、こういうことってなかったんですけど。

実際音源は町田のヴィレヴァンまで出向いて全部入手しつつも、ライブは過去2度しか観ていない。今年2月の東京ワンマンも何やかんやで行けずじまいだったし、友人に大阪まで観に行くと言った際も「そんなに好きだったっけ?」と問われるレベルであることは間違いないわけです。


オタクの皆様におけるアイドルグループに対しての「オタ活動」というものは、そのグループが生まれ、育ち、変わっていく過程、そのストーリーを見届ける行為だと思っています。モーニング娘。がスターになったのは、「生まれ、育ち、変わっていく過程」を大勢が毎週テレビでつぶさに見届けられたためだと思いますし、自分も一時はももクロにハマり、2011年2月にSHIBUYA-AXで初めて生のライブを観て、2012年8月の西武ドームまでは公式な有料公演は全部行くくらいに彼女たちが育ち、変わっていく様を見届けました。

それ以降は、アイドルシーンも含めて俯瞰的に観る方針に徹し、どのグループとか推しが誰とかなく、ただ「楽曲がいい、面白い」というその楽曲だけを追ってきて、代代代もまさしくその一環で見つけ、評価していたつもりでした。
ただ、彼女たちの「ストーリー」の一部に、私がうっかり乗ってしまったんです。しかも何の作為もないストーリーに。そして大阪まで行くことにしました。


代代代に宇野祐生佳さんというメンバーがいます。彼女は今年の1月いっぱいで体調不良のため「活動休止」となり、一切のライブ活動をやめました。特典会のみ参加することはありましたが、ライブのステージには一切立っていなくて。
でも「脱退」はせず、それで何をしていたかというと、料理をしたり散歩をしたりする様を録画し編集し、それに自分が立たないグループの次のライブの告知を入れた動画の作成。
それも「来てね!観てね!」という跳ねたノリの一切ない、というか本人の顔さえ出てこない恐ろしいほどに淡々とした空気のそれ。最初は面食らいましたが、ただ、何とかしてグループとしての活動に関わっていたいという切な気持ちだけは無闇に伝わってくるヤツで。そして、後にはそのノリで彼女が撮影した動画がまんま新曲のMVになったりもして。

結局彼女は普通に復帰することのないまま、9月14日のライブ告知と共に彼女を含む3人のそのライブでの卒業が告知されました。しかし、宇野さんはグループは抜けるが所属のDAMON TAPESは辞めない、みすゞさんも裏方としてDAMON TAPESに残る、という発表を目にし、またいろいろ考えるのです。
3人中2人は結局グループは抜けるがそこにい続ける。事務所が拡大するにあたって既存グループのメンバーを新グループにあてがうとか、そういうのはありますが、こういうのは自分の知っているアイドルグループのメンバーの進退としてはあまり聞いたことがない。何なんだこれは。

そういう、諸々のあまりにも作為の無さ過ぎる、でも明確なストーリーを目にしてしまった結果、これは多分観ないと後悔すると思ったのです。

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ライブは本当に素晴らしいものでした。今回に限っては自分に感情のバイアスがかかっていることは間違いないので、無闇に「最高!」とは言いませんが、それを抜きにしても過去2回観た彼女達とはもう別者のようです。私が1年近く観ていなかった間に練度が上がったのか、今回の確変なのかは通して観ていないのでわかりませんが、パフォーマンスとしても文句の付けようがなく、ワンマンならではの演出もものすごくハマっている。
まさかライブでやるとは思っていなかった、音源を聴いた時に「Throbbing Gristleじゃねえか」と評した「凶ペ」はトラックのアタック音が強調された結果、本当に禍々しいし、アルバム「むだい」の音楽的なコアに当たる曲「歪んだ歪み、歪んだ歪み」は後のMCで宇野さんが「優しい地獄」と評した通りの状況。音源を確実に超えてくるライブ、いただきました。
そして、楽曲のぶっ飛びっぷりはあるものの、楽曲に合わせて突飛な恰好やメイクやパフォーマンスをするのではなく、それ以外は極めてオーソドックスな、正しく可愛く正しく愛おしいアイドルグループだということも改めて理解して。

本編は5人でのパフォーマンスでしたが、アンコールで遂に宇野さん出てきて正しく6人グループになる。だからここで泣きそうになってしまうのは完全にストーリーに乗っけられてしまったからなんだけど、もう抗えない。本編は後ろの方で見入っていたけど、もう前に出ちゃう。みんなの表情が見たい。
最後のMCも、唯一本当に去る六花さんの挨拶がサラっとしていたこともあり、湿っぽくなりすぎず、そしてアンコールも「むだい」でその前のいろいろを全部リセットしてしまった名曲「ワールドワイドハピネス」で締め。この曲のそういう「強さ」は本当にすごいと思う。小倉ヲージ氏曰く、この曲は自分がバンドでやってた時代の曲だということですが、この女の子達のフォーマットに乗ることでとてつもなく輝くんだよ。うん、本当によいライブでした。

私は、ハマってしまうと小原庄助的に人生に重篤な危機を迎えかねないため、ギャンブルとネトゲとソシャゲとアイドルとの接触には近づかないと固く戒めているため、その後の接触イベントはパスして味園ユニバースを後にしましたが、今回くらい「行くかどうか」考えたことも過去にない。だからストーリーに完全にハメられたのです。そういう意味でも代代代は「強い」グループです。
10月、新メンバーのお披露目があるようですが、さすがにそれで大阪まで行くのはないにしても、でもやっぱり音源だけでなくパフォーマンスまで追い続けるべきだと、それは強く思った次第。


で、彼女たちのために大阪まで行ったわけですが、そこはそれ空き時間に通常業務は行っておりますので、ぬかりはありません。ていうか、明確にいつ閉店したのかネット上ではよくわからなかったので、これはこれで行ってよかったです。

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ミス慶應コンテストの続々報のこと

5月に一報、6月に続報を出した「ミス慶應コンテスト」が2団体で並行開催されていてよくわかんなくなっている件。
「まだ決まってないのかよ」と思われる御仁も多いと思うのですが、両方とも決まってません。決選投票はこれからです。

2018年からやっている方の「ミス慶應コンテスト2019」

今年から立ち上がった方の「ミス慶應コンテスト2019」

改めて申し上げておきますが、この件について「大学が何とかしないのか」ということを仰る方が相変わらずいますが、これは文化祭イベントでもなければ公認企画でもない、大学は全く関係ない案件です。
「ミス慶應義塾」であれば、大学公認の案件か、大学の名前を勝手に使ったという理由で大学側がキレていい案件か、そのどっちかになるのですが、「ミス慶應」なら「ミス昭和」「ミス平成」と何も変わらない、何となく元号を付けてみただけのミスコンです。もしかしたらファイナリストの女の子が特定の大学に集中しているかもしれませんが、それもきっと何となくです。たぶん。
ということでまずは前回からのフォロワー数の変化。

■前からある方
事務局公式Twitter:3,091(+76)
1.堀部佳那美:4,125(+1,433)
2.村中暖奈:8,819(+4,019)
3.増田美咲:5,409(+2,549)
4.佐藤冴夏:5,613(+1,977)
5.浦田直佳:2,641(+1,717)(元々のアカウントは現在も凍結中)
6.岩井彩花:3,607(+1,521)
7.田代麻純:4,971(+2,796)

■今年からの方
事務局公式Twitter:4,040(+535)
1.新野七瀬:7,338(+3,164)
2.森千晴:17,000(+約10,000)
3.山中陽菜:8,962(+3,264)
4.宮崎玲奈:7,172(+2,744)
5.濱松明日香:85,000(+約32,000)
6.里中真菜:6,119(+2,412)

とりあえず今年からの方が前回に引き続きやや強めですが、相変わらず今年からの方の濱松さんは一体何をどうしてこうなっているのかわからない。

で、現状を比較してみると、上記の数的には優勢ではあるものの、何となく窮している感が強く見受けられるのが今年からの方。
サイト見ても協力企業の名前がそこここに見えますし、今もスポンサー募集中。そして6月からクラウドファウンディングも始めました。が、もうすぐ期間は終わるのにびっくりするくらい集まっていない。
と思ってよく見たら、普通のクラウドファウンディングと目標金額の桁が1つ違った。かつリターンを見てみると、まだ本物のタレントにもなっていないファイナリストの女の子のサイン入りTシャツ等、嬉しさも中くらいのものばかり。企業向けの高額パトロンも手が挙がっているのは1本のみ。そりゃあんたこんな分裂開催で安心してスポンサードできますかいな、さっさと一本化しなはれと言いたくもなるかと思いますが、これは文化祭のお遊びイベントではなく真剣なビジネスですから、両団体とも折れるわけにはいきません。

何でファイナリストを5月にお披露目し延々とアピールし、スポンサーを呼び込んでタレントまがいの活動をさせるのか。これは全部企業からお金を集めるためのビジネスですから当然です。
そしてスポンサーが思うように集まらないと見るやクラウドファウンディングを立ち上げ、浪花節全開のお題目を並べるのは、これ要するにスタートアップのベンチャーの社長が金融機関の担当に土下座して追加融資を懇願しているのと絵面としてはだいたい同じです。でもそれでもやるのだ。

とりあえず、前からある方はいろんな手数や数的には勝てていなくても平静を装いつつ粛々と進行し、今年からの方はもう傍目からも七転八倒しつつ何とか形にしようとしている感じ。
分裂しようと、両方ビジネスとして形になれば誰も困らないわけですから、どっちもがんばれ。

で、検索してたらこの2つとはさらに別に湘南藤沢キャンパスの方に「ミス慶應SFCコンテスト2019」というのがあってまた困惑する。
が、こちらは純粋な文化祭イベントのようです。運営の思惑はどうであれ。
SFCは、出身の人に「慶應だっけ?」と聞くと「SFCです」と言われてしまうほど「別」の意識が高くて面白いのですが、俺にとってSFCって言われたらまずスーパーファミコンなので、一瞬「え?」ってなるということは、わかってほしい。

最近の楽曲の長さとToolのアルバムのこと

「曲の長さ」という点で洋楽のこれまでをざっくり振り返ると、60年代半ば頃までのポピュラー音楽はシングル盤で1楽曲単位で提供するのがメインで、その頃の楽曲はだいだい3分前後。それはドーナツ盤の収録可能時間とラジオでかかることが前提の長さでした。

それがビートルズ辺りからアルバムをメインとした方針が多数派となり、その結果1曲あたりの時間は長くなっていき、それでもラジオでかけてもらいやすくするために、シングルカット楽曲には「Radio Edit」ヴァージョンなんてものが作られるようになったりして。

それがCDから配信・ストリーミングになり、YouTubeでの視聴も前提とする聴かれ方がメインとなることで、またアルバムではなく楽曲単位での提供がメインとなってきたわけですが、そしたらまた多くの楽曲が3分前後の長さで提供されるようになっています。以下今週のビルボードHOT100の上位10曲。

01.LIZZO / True Hurts (2:53)
02.Shawn Mendes, Camila Cabello / Senorita (3:10)
03.Billie Eilish / Bad Guy (3:14)
04.Lil Tecca / Ran$om (2:11)
05.Lil Nas X Feat. Billy Ray Cyrus / Old Town Road (2:37)
06.Chris Brown Feat. Drake / No Guidance (4:20)
07.Post Malone /Circles (3:35)
08.Ed Sheeran & Justin Bieber / I Don't Care (3:39)
09.Khalid / Talk (3:17)
10.Post Malone Feat. Young Thug / Goodbyes (2:54)

もう物理的な制限もないし、ラジオでかかることも前提としなくていいのにこの長さというのは、もっと根源的な「人間の集中力」というか飽きずに全部聴いてもらうにはこれくらいが最適とか、経験則的なものにしろ、明確な理由はあるのだろうと思います。

思うのですが、そういう世の中に割って入ってきた重厚長大界の帝王、Toolの13年ぶりのアルバムがアルバムチャートで1位になってるのに笑う。

01.Fear Inoculum (10:20)
02.Pneuma (11:53)
03.Litanie contre la Peur (2:14)
04.Invincible (12:44)
05.Legion Inoculant (3:09)
06.Descending (13:37)
07.Culling Voices (10:05)
08.Chocolate Chip Trip (4:48)
09.7empest (15:43)
10.Mockingbeat (2:05)

この、今の世間に迎合する気の無さ最高だし、2位に落ちたTaylor Swiftのファンが曲の長さ見てビビっていたのも最高ですが、でも過去作考えても10分超の曲はアルバムに1-2曲だったのが今回これって、彼らにとっても相当にやりすぎ感がある。
つまり、配信だからどうということは全く考えてないけど、今作ではCDの収録可能時間ということもあんまり考えていなかったのでは、ということが予想できます。
そういう考え方であれば、旧来のアルバム型ミュージシャンとしてはけっこう今にマッチさせた事例と言えなくもないですが、それでも「完全生産限定盤」としてのみ、パッケージも発売予定
パッケージではインタールード的な3曲は除いての7曲なのでCD1枚に押し込むのかと思いますが、それでも79分10秒。ギリギリ1枚に入るか入らないか。
「完全生産限定盤」はジャケットに液晶スクリーン搭載という、だいぶ頭おかしい仕様ではありますが「熱心なファンからできるだけお金出してもらう」ための方策としては相当にアリだと思います。

にしても、Pink Floydのライブアルバムのジャケットに赤いLEDが埋め込まれているのを店頭で見て「すげえ!」と思った頃から約四半世紀。時代が進みすぎておっさん辛い。

3776「歳時記」のこと

静岡県富士宮市のローカル・アイドル、と普通に言っていいのかどうかもわからなくなった3776のニューアルバム。即興曲によるライブとか、LINKモードとか、「井出ちよの」名義の作品とか、どっちかといえば怒涛気味の活動は継続していたのですが、3776名義のオリジナル・アルバムとしては4年半ぶりという、アイドルとしてはいささか頭のおかしいタイムスケールでリリースされた作品です。

前作「3776を聴かない理由があるとすれば」は「怪作」と呼ぶにふさわしいアルバムだったのですが、果たしてそれを軽く凌駕する「怪」っぷりです。
これをどう言葉で表していいのか正味わからんのですが、トラック名と曲の長さでそのヤバさがある程度伝わるかと思います。

01.睦月一拍子へ調(6:12)
02.如月二拍子嬰へ調(5:48)
03.弥生三拍子ト調(6:12)
04.卯月四拍子嬰ト調(6:00)
05.皐月五拍子イ調(6:12)
06.水無月六拍子嬰イ調(6:00)
07.文月七拍子ロ調(6:12)
08.葉月八拍子ハ調(6:12)
09.長月九拍子嬰ハ調(6:00)
10.神無月十拍子二調(6:12)
11.霜月十一拍子嬰二調(6:00)
12.師走十二拍子ホ調(6:12)

具体的に説明すると、2時間を1秒として正しく1年を刻み、1か月進むごとに拍子がひとつ増えキーが半音上がるベース・トラックの上にシングル「歳時記」シリーズで発表された楽曲や新曲、童謡などがコラージュのように乗っかる。

言ってみればそれだけなのですが、このトラックの区切りもほぼキューポイントとして付いているだけで、実際にはノンストップの73分12秒の1曲として捉えた方がいい展開。
前作で1から3776までアルバム通してずっとカウントアップし続けていたちよのさんですが、今回も1月1日から12月31日までカウントし続けていますし、その他諸々ものすごい情報量がほぼ全体を支配していて、その全体像はどうにも言葉にできない。ただただ怒涛のカオス。

そもそもこんなことをなぜ思い付けるのか、よしんば思い付いたとして、なぜ完成させてしまうのか。そしてなぜそんな無茶なアイデアの数々で支配され混沌としたこのアルバムがこんなに気持ちよく聴けてしまうのか。

稀代の変態コンポーザー石田彰氏と、稀代の独自キャラクター井出ちよの。この2人が出会い、最初はちゃんとしたアイドル・グループだったのが他メンバーが抜けてちよのさんだけが残った。
いろいろな活動を模索し、その模索自体がだいたい頭おかしかったわけですが、結果として4年半かけて「3776を聴かない理由があるとすれば」からブレのない、むしろその無茶さをスケールアップさせた怪作をきちんと出してくる。

運命なのか奇跡なのかわからんけれど、とりあえず我々はこのアルバムを聴くことができます。アイドルの音源として出てくるような音楽ではないかもしれないけれど、でもアイドルというフォーマットがあったからこそ作れた音かもしれないこの謎のブツを。アルバムという形態が死にかけた時代に、過去に類を見ないレベルで「アルバム」然としたこの化け物のようなブツを。
幸せなことだと思います。割と本気で。


以下の映像は一応収録曲のライブ映像ですが、収録のされっぷりはこんなもんじゃないです。

KIRITO@TSUTAYA O-EASTのライブのこと

PIERROT、AngeloのKIRITOがソロ・ツアーを行っていまして、昨晩はそのファイナル公演。最近V系観ていないなあ、と思っていたので誘われて渡りに船状態で乗り込みました。
残念ながら満員とまではいきませんが、おバンギャのみならず、若い女の子も結構な割合でいます。まあ、自分からしたらだいたい若い女の子ですが。

KIRITOのソロは、自分が聴き込めていないからかもしれませんがAngeloとべらぼうに違っては聞こえず、バンドと違う音楽をやりたいがためのソロというよりは、その制作のプロセスの差に意味があるのかなと思いつつ観ていたのですが、でもライブで聴いているとPIERROTとAngeloの時は思わないのに、何となくUKの匂いがする。それはこのバンドの各メンバーのそもそもの方向性とかルーツのためか、方針としてそうしているのか。
よくわからないのですが、でもやっぱり俺こういう音が好きだ。

バンドとしては、さすがにパーマネントなバンドレベルの盤石感とまではいかないのですが、それでもリズム隊がしっかりしているので、歌やギターが比較的自由にそれに乗っかっていってる感じで気持ちよく聴けます。というかやってる方がすごく楽しそうなのでこちらまで楽しくなってくる。いいライブ。

そして最近のKIRITOのソロ・ライブの素敵ポイントだと思うのは、バンドに若手バンドのメンバーをフックアップしているところ。
ギターの一人はAngeloのギルがここでも担当していますが、今回の残り3人は、

Gt:海(vistlip)
Ba:Masa(NOCTURNAL BLOODLUST)
Dr:Allen(Serenity In Murder)

と、KIRITOより一回り若いバンドからの選抜。これすごいいいなあと思って。

前々から申し上げている通り、ヴィジュアル系界隈は徐々に勢いが衰えていて、いいバンドがいてもいいアルバムを作っても、それを界隈の外にまで発信できるメディアも少なくなっている状況。
そして、女子アイドルであればTIFや@JAM EXPOのように毎年大規模なフェスがあり、AKB48や乃木坂46のファンがまだワンマンライブもしていないグループのライブを覗いてみたり、メジャーなグループのファンが別のマイナーなグループを知ったり好きになったりできる、いわば「混ざる」機会がそれなりにあるのですが、ヴィジュアル系にはそれも少ないです。

そんな中、KIRITOのような固定ファンを持つレジェンド級のベテランがそういう若手をフックアップしたバンドでツアーをするというのは、このうえなく「混ざる」ことができる機会であるなあと。
NOCTURNAL BLOODLUSTのファンが、バンドが休止したけどでもメンバーが演奏しているのを観たいと思ってこのライブに来て、KIRITOのすごさを目の当たりにして、じゃあ次Angeloのライブに行きたいと思ったり、Angeloのファンが、もはや重鎮であるKIRITOのMCに容赦なく突っ込む海を観て感銘を受け、vistlipも一度観てみるかと思ったり、そうなったらもう今回のツアーは大成功だと思うのですよ。

どういう形でも、界隈の風通しをよくして、少しでも活性化してほしいと、思う次第です。きちんと観れば面白いことやってるバンド、けっこういるんだから。

川本真琴「新しい友達」のこと

川本真琴のニューアルバム「新しい友達」を買ってきました。

ソニーというレーベルは、きちんと売ってくれることが多いのですが、売るために無茶することが他のレーベルより多めです。
元々自作曲を歌っていた人に無理くり他人曲をあてがってみたり、バンドに全然無関係の人間をメンバーに突っ込んでみたり、メンバーを強制的に入れ替えたり。

そしてソニーの得意技が渡辺美里のヒットで掴んだ「アイドル界隈でも行けるルックスの女性をアーティストとして売る」戦法。
それはうまくいくと大変に人気者になってよいですのが、中にはそういう売られ方に馴染まない方もいらっしゃいます。yuiさんとかもそうですが、まさに川本真琴さんもその事例。しかも前述の「元々自作曲を歌っていた人に無理くり他人曲をあてがって」デビューするパターンで。それでも誰に書いてもらうかは自分で選ぶことができたようで、結果として岡村靖幸楽曲でのデビューになったようですが。

しかし諸問題発生し、ソニーに約6年所属してシングル8枚、アルバムに至っては2枚で契約終了。それ以降は独立して神出鬼没的に様々な名義でもって、主にインディーズで活動を継続することになるわけですが、今回のアルバムは「川本真琴」の純粋な単独名義としてはソニーの2ndアルバム以来、実に18年ぶりということになります。

その18年の活動やインストVer.の盤が標準で付属していることからも、自身を「シンガー」ではなく「音楽の作り手」として捉えていて、そういう意識で、でも「川本真琴」の名義でリリースする音源。
まさにそういう音です。
峯田和伸、七尾旅人、野村陽一郎、林正樹、豊田道倫、山本精一、マヒトゥ・ザ・ピーポー等、多岐に渡りつつも一癖あるメンツを集め、日向坂46のシングル表題曲の作編曲をした野村陽一郎アレンジの楽曲から豊田道倫がギター担当で峯田も歌うバンド然とした曲へ、以降ポストロックみたいな音像の曲だったりボサノバっぽかったり昭和歌謡っぽかったり、様々なジャンル的な音にぶっこんでるというか、正直滅茶苦茶なんですけど、表現として面白いくらいに筋が通っているので全くブレがない。

ソニーでの迷いとかしんどい思いは彼女の人生にとってよかったのか悪かったのか正直わからないんですけど、少なくともそれを経てここまで来て、今こういう音を出しているということであれば、少なくとも私にとってはマイナスではない。勝手にそう思っています。

で、錚々たるメンツが参加しているアルバム、曽我部恵一さんはアルバムのクレジットには名前はありませんが、何故かMVで走っています。

@JAM EXPO 2019のこと

で、土日は横浜アリーナの@JAM EXPOに行っておりました。とりあえずここもVIVA LA ROCKと同様、「今の空気」を確認する場として。それならTIF行けよって話なんですけど、暑いし遠いし並ぶし、おっさんには無理なんですよ。@JAM EXPOは全部横浜アリーナ内でまかないますし、指定席で押さえればしんどい時は座ってればいいので、おっさんには最適なのです。
15分とか20分とかのサイクルでアイドルグループが次々出てくるので、観たの全部言及してるときりがないので、適当に摘まみつつ。

初見で感銘を受けたのはBEYOOOOONDSと開歌。
BEYOOOOONDSはこの8月にシングルデビューしたハロプロの新人なのですが、もう楽曲とMVからいろいろ突き抜けていて、これは観なければならぬと思ったらライブもすごかった。
最初の一瞬は「異端」かと思ったんだけど、違う。これはハロプロの「王道」だ。ハロプロをハロプロたらしめているその一部分をデフォルメレベルに強調して世に放つとこうなると思うのです。
ある意味集大成的な匂いもする。この後、どうなっていくんだろうか。やらかしてメンバー脱退とか、足踏みせずに進んでいただきたい。

開歌はsora tob sakanaが所属する事務所の新人グループで、こちらも7月に初めての一般流通盤をリリースしたのですが、sora tob sakanaとはもう全く異なる、メンバー6人のハモりを中心に据えたグループ。かといってすごい声量とか歌うまいとかではない、「コーラス」ではなく「合唱」と呼びたくなる佇まいで、これも生で観たらどんなもんかと思ったのですが、これはいかん。おっさんがいかに汚れているかを突き付けられているような清廉さ。そして思っていた以上の「歌」の存在感。デビュー曲は元々歌を立たせるために非常に薄いバックトラックなのですが、それすら取っ払って完全アカペラでフルコーラスやってしまう。理屈とか抜きで心に来る。たぶんこの子たちはおっさんヲタを大量に引き連れる感じで育っていく気がします。

以前からの成長を大変に感じたのはuijin。2年前初めて観た時に「金髪の子はこれから場数を重ねて煽りスキルを磨くことで場を操る女王として覚醒する可能性もあるのではないか」と書いたのですが、その金髪のありぃ嬢、この時思っていたのとは違う方向、煽るというよりは己の心情をエモーショナルに吐露する形で場を熱していくタイプに。最大のストロベリーステージへの大抜擢でどうなるかと思いましたが、しっかり場を作っていて。
こういう経験ってきっと自信になると思います。

で、前々から言っている通り、ここ数年で所謂「中堅」どころのアイドルグループがバタバタと解散し、ストロベリーステージの枠をどう埋めるねんというのがある意味見どころではあったのですが、uijinやPimm'sあたりの「大抜擢」感あるのもいましたが、結局1日目はAKB48フレッシュ選抜、AKB48 Team8、SKE48、NMB48、HKT48、STU48、そして小さなステージで無理くり感はありましたが突如発表されたNGT48まで、要するに48グループほぼ総ざらえ状態。一方2日目はBEYOOOOONDS、アンジュルムのハロプロ勢と、乃木坂46 4期生と日向坂46の坂道系。

で、こういう形になった結果ですが、2日目の動員、特に乃木坂46 4期生と日向坂46が異常。もう何年も@JAM EXPO行ってますが、横浜アリーナのスタンディングエリアがあそこまで埋まったの見たことないです。やっぱ今のアイドル界のチャンピオンはAKBグループではなく坂道なのだと、思い知らされました。

ただ、それでもこれだけ続けてみると面白く、STU48とHKT48は「君のことが好きだから」を各地の方言Ver.をそれぞれ披露していたのですが、NMB48とSKE48は既に運営は別会社ですのでそこに合わせるわけもなく、それでもNMB48はシングル曲連打、SKE48はステージ曲の「SKEフェスティバル」も交えて流れを作っていく感じと、各運営の意識の差異も何となく見えたり。NGT48は気持ち的にまだ無邪気に観てはいけない気がして行きませんでしたが。

2日目の乃木坂46 4期生は4期生オリジナル曲も交えた、それなりに「なかなか観られない」感のあるものですし、日向坂46についてはこの後の彼女たちの状況次第ではこのようなフェスに出てくることもそうそうない、ということも考えられますので、それだけで「いいもの観た」感はありますし、楽曲からして最初から「大きなステージに映える」ことを意識しているなあ、とも思えたり、さすが生まれながらのメジャーアイドルは違います。

確かに中堅アイドルが減って寂しさは感じるのですが、そこをこういう「最初からのメジャーアイドル」がプロモーション目的であったとしても埋めてくれるのだとしたら、その他大勢の「地下から這い上がろうとしているアイドル」との対比とか、逆に如何様な形であれ交わったりとか、それはそれでこの後にいい影響を与えるのではないかと思います。と、できるだけ前向きな気持ちになってみる。

あと、帰った後改めてBEYOOOOONDSの「ニッポンノD・N・A」のMVを見たところ、Aメロはともかく、サビの歌詞のハロプロ史上最強レベルで「全く何も言っていない」っぷりに気付いて衝撃を受ける。俺、こういうのが好きだ。