五木ひろしのこと

はい、来たるべき時が遂に来ました。

紅白連続出場50回の大ベテラン、ここで卒業ということになりました。
言うても昨年の登場の際、クドいくらい「区切り」「区切り」と強調され、歌唱中には過去出場の映像が総集編のようにインサートされ、逆にあれで終わりでなかったら何なのレベルの状況ではあったわけですが。

それでも彼は、過去に出場しなくなった演歌勢のベテランとは明らかに異なる存在ではありました。
まず、彼は長野五輪の際に「千曲川」を選んだり、その年亡くなった作家の先生の楽曲を追悼として選んだことはありましたが、そういう特別な理由がない限り本当に「その年発表した楽曲」を歌い続けた人でした。
50回出場して41曲歌っているという被ってなさっぷり。

元々最初のヒット「よこはま・たそがれ」は作詞:山口洋子、作曲:平尾昌晃という、当時としては所謂「演歌」とは異なるフィールドの作家陣による、演歌と呼ぶよりは「歌謡曲」と呼んだ方が近しい楽曲。
というかロカビリーのシーンからデビューして、その後も「カナダからの手紙」等ポップスシンガーでもあった平尾昌晃が初めて演歌的な楽曲を手掛けたのがこの曲だったということもありまして。

以降、楽曲提供した方の名前を見ていくと、猪俣公章・遠藤実・岡千秋・古賀政男・船村徹・星野哲郎といった演歌の大家から、秋元康・阿久悠・芹澤廣明・筒美京平・都倉俊一・松本隆といったポップス系をメインフィールドにしている作家、宇崎竜童・岡林信康・小椋佳・玉置浩二・つんく・永井龍雲・南こうせつといったフォーク・ニューミュージック・J-POP系の自作自演の方と、凄まじい幅。
こんだけの幅の楽曲歌った人は、彼以外に果たしているのでしょうか。

楽曲のタイプとしても歌謡曲的な空気感の曲が割と多く、他にはボサノバ系やラテン系等、海外の音楽に寄せた感じのものもあって、実は「ド演歌」的な楽曲はそんなに多くなかったりとか。

更にコンサートになると、自曲の幅広さに輪をかけて、サザンから安室奈美恵からPuffyから「ピクミンの歌」までをカバーして歌い倒す怪物っぷり。

彼のモノマネをする人はだいたい右手のこぶしを握ってリズムを取るあのポーズをするわけですが、あれも完全に狙った結果「代名詞」と言える存在にまでなったもので、これは雑に言えば最近のK-POPとかの人たちの「〇〇ダンス」のはしりのようなものと言ってもいいかもしれないのです。雑に言えば。

要するに彼は「演歌歌手」であること以上に「流行歌を歌う人」であることにこだわり続けた人であり、だからこそ元々は「その年に流行った曲の歌手が一堂に会する」場であった紅白歌合戦で「その年の曲」を歌うことに執着し続けたのであろうと思うのです。

そして、様々に嗜好が細分化して「老若男女みんな知ってる流行歌」が極限まで減ってしまったこの時期に、いわば「最後の流行歌歌手」が紅白から去るというのは、ある意味非常に象徴的でもあります。

というか、そういう人が完全にいなくなって、果たして紅白歌合戦が今後どういう形になっていくのか。まあ現状半ば「みんなが好きな懐メロ大会」ではあるのですが、五木ひろしがいなくなることで完全に「元々の意義」が消失するわけで。
今後新しいキーを見つけ出すのか、よくわからないグダグダなまま、ただ続いていくのか。後者の可能性が非常に高いというか現状でほぼそうなっているのですが、それでもそういうグダグダが嫌いではないので、毎年観ているのです。
ただ、実家でもだんだんキツくなってきているので、そろそろ録画したのを後から見ることも考えなくてはいけません。割と本気で。


東京23区「中古・輸入盤屋」のこと(2021)

23区の新譜CD店を、チェーン含めて数えた後、ふと「これもしかしたら中古輸入盤屋の方が多いんじゃね?」と思いまして、今度はそっちを数えてみました。

基本は「レコード+CDマップ 21-22」ですが、編集タイミング以降の開店閉店を確認し、掲載されてない店も割合多いのが実際のところですので、そこは自前の資料とか記憶とか検索とかで補足。
各区の後の数が区内の総数、その下の「町名」部分は、その区内の総数のうち、その町名の地域に何店舗あるかを示します。

それでも中古レコード屋は、現状でそれ単体で商売していない店も非常に多く、アパレルのついでにレコード置くとかカフェと併業とか、そういうのもできるだけ拾ったつもりですが、正味知らない店も絶対あると思いますので、まあ概数として捉えていただければ。

あと問題は「ディスクユニオンをどう数えるか」。
例えば新宿の山田ビルは6フロア別ジャンル展開していますが、ディスクユニオンの言いなりになるとそこだけで6店舗ということになるのですが、さすがにそれはどうかと思ったので「フロア数にかかわらずひとつの建物=1店舗」としてカウントすることにしました。

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こちらは昨年7月に文京区湯島にオープンした東都 records & books。

千代田区:15
 ・神田神保町:8

中央区:3

文京区:4

新宿区:26
 ・新宿:6
 ・西新宿:14
 ・高田馬場:2

渋谷区:22
 ・宇田川町:9
 ・神宮前:5
 ・神南:2

目黒区:4

世田谷区:19
 ・北沢/代田:14
 ・三軒茶屋:3

杉並区:12
 ・高円寺北/南:6

中野区:6
 ・中野:6

豊島区:4

板橋区:1

練馬区:2

北区:1

台東区:1

足立区:1

墨田区:2

江東区:2

合計:125

つうことで、新譜CD販売店が75でしたので、やっぱり23区という括りの中では中古屋の方が多かった。

が、それでもやはり最盛期と比較すると「激減」と言っていい状況ではあって。
渋谷の宇田川町をはじめとした駅周辺エリアや西新宿は、最盛期の21世紀初頭には余裕でそれぞれ50店舗以上あったのが今やこういう数ですし、最近の東京では最もレコ屋が元気な下北沢も、店舗数としては最盛期よりは減っています。
新譜CDがバンバン売れ、結果中古CDもばかすか市場に流れ、それもガンガン売れていた頃と比較すると、アナログ流行りとはいえ、やっぱり商材の総数はシュリンクしているわけです。

とはいえ、地方から見たらこの状況はまだ「ある」ことには間違いなくて。
最近は、地方と呼んでいい場所に新たに割といい感じそうな中古レコード屋が続々とオープンしていますが、今後全国的に中古レコード屋が続々誕生したとしても、かつての新譜CD店のような分布数になるはずもなく、「音源を売る店」はやっぱり減っていくのです。

あとはそういう地方のレコ屋が変に突っ張って「アナログしか置きません」とか言わずに、雑でもいいのでCDも置いてくれれば、「配信もされずアナログもない」音源を主に探る「地方レコ屋巡り」の私の道程は今後も際限なく続くのです。

東京23区「街のレコード屋」のこと(2021)

土曜日にまた古書店&レコード店トークをやらせていただきました。
10月23日までアーカイブで見られますので、今からでもよろしければ。

準備していたのですが流れで一部以外はしょったのが、東京23区の「街のレコード屋」の話でした。
この場合の「街のレコード屋」とは、
・街の路面店
・国内邦楽新譜をメインに販売する
・チェーンではない
あたりを定義としていますが、それでカウントすると2016年に数えた時に営業していたのは、当時は不明としていたものの移転して営業していたことがわかったピエス・マキを加えて33店でした。
その後閉店したと思っていたら移転して営業していたゆうき堂、あと上記の定義とずれるのですが、今回改めて考えたところ他に属するところがなかったので、中野ブロードウェイ内の中野名曲堂、池袋東武百貨店内の五番街もここに入れた形にして、5年半ぶりに改めてカウント。

■新宿区:ムトウ楽器(JR高田馬場駅):2013年4月閉店
■新宿区:ニッポー(都電早稲田駅):営業中
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■中央区:ミヤコ銀座店(東京メトロ銀座駅):2013年12月閉店
■港区:東京堂(JR新橋駅):2015年9月閉店
■品川区:MMP1号店(東急武蔵小山駅):2016年10月閉店
■品川区:MMP2号店(東急武蔵小山駅):2019年5月閉店
■品川区:ペットサウンズレコード(東急武蔵小山駅):営業中
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■大田区:音楽堂(東急大岡山駅):営業中
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■目黒区:小田レコード(東急学芸大学駅):営業中
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■世田谷区:ピエス・マキ(東急松陰神社前駅):2021年10月閉店
■世田谷区:ノヴァリス(小田急千歳船橋駅):2021年8月閉店
■世田谷区:コヤマ(京王千歳烏山駅):2014年頃閉店
■杉並区:ゴトウレコード(JR西荻窪駅):2019年5月閉店
■杉並区:ツツ井サウンド 久我山店(久我山駅):2020年頃閉店
■豊島区:聖楽堂レコード店(JR大塚駅):営業中
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■豊島区:後藤楽器店(JR巣鴨駅):2016年11月閉店
■豊島区:山根楽器 東長崎店(西武東長崎駅):2017年12月閉店
■板橋区:三光堂(東武中板橋駅):営業中
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■北区:詩音堂(JR赤羽駅):不明(2021年9月閉店?)
■北区:美声堂(JR赤羽駅):営業中
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■北区:ミュージックショップダン(JR東十条駅):営業中
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■台東区:マコト商会(東京メトロ仲御徒町駅):閉店(閉店時期不明)
■台東区:ヨシダ(TX浅草駅):営業中
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■台東区:宮田レコード本店(東武浅草駅):営業中
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■台東区:宮田レコード新仲店(東武浅草駅):2015年8月頃閉店
■台東区:イサミ堂(東武浅草駅):営業中
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■台東区:ヨーロー堂(東武浅草駅):営業中
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■台東区:リズム(JR上野駅):営業中
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■荒川区:オガワデンキ(JR日暮里駅):営業中
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■荒川区:三井屋楽器店(東京メトロ三ノ輪駅):2019年8月閉店
■墨田区:交楽堂(JR両国駅):2017年頃閉店
■墨田区:セキネ楽器(JR錦糸町駅):営業中
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■墨田区:光音堂スペースジャム(東武押上駅):2013年5月閉店
■足立区:中田星光堂(JR綾瀬駅):2019年3月閉店
■足立区:一陽堂(東武五反野駅):営業中
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■足立区:ミュージックショップ演歌星(東武大師前駅):2017年頃閉店
■足立区:Fronte.Wonder Music Store(東武竹ノ塚駅):2012年頃閉店
■葛飾区:ワカナ堂(JR金町駅):2013年10月閉店
■江東区:天盛堂(JR亀戸駅):2021年1月閉店
■江東区:マエダ楽器(都営地下鉄森下駅):営業中
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■江戸川区:音曲堂(JR小岩駅):営業中
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■江戸川区:アオヤマ(都営地下鉄一之江駅):閉店(閉店時期不明)
■練馬区:ゆうき堂(西武富士見台駅):営業中
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■中野区:中野名曲堂(JR中野駅・中野ブロードウェイ2階):営業中
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■豊島区:五番街(JR池袋駅・東武百貨店内):営業中
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ということで、ゆうき堂・中野名曲堂・五番街を加えて21店舗ということになりました。
トークでも言った通り、上野のリズムは「街のレコード屋」というよりはガチの「演歌セレクトショップ」なので、果たしてここに入れていいのかという気もしなくはないのですが、前回ママで入れてます。

ピエス・マキはつい先日まで営業されていたのですが、9日の昼間に見に行ったら撤収作業の真っ最中でした。
また、赤羽の詩音堂は、話をした時はまだ全く知らなかったというか、9月22日に行った時には普通に営業されていたのですが、どうも9月いっぱいでビルの建て替えのため一旦閉店され、建て替え後にCD店を再開するかはまだ未定ということのようです。

で、ここまで減るともう「街のレコード屋」とか言ってられなくなり、諸々チェーンも含めて「CD販売店」は23区にどれくらいあるのか、数えてみました。
レンタルだけとか、書籍のみの店は除き、チェーンの中で「CD販売」を行っている店のみで。

〇タワー(8)
千代田区:タワーレコード 秋葉原店
新宿区:タワーレコード 新宿店
渋谷区:タワーレコード 渋谷店
豊島区:タワーレコード 池袋店
墨田区:タワーレコード 錦糸町パルコ店
葛飾区:タワーレコード アリオ亀有店
江東区:TOWERmini ダイバーシティ東京プラザ店
練馬区:タワーレコード リヴィン光が丘店

〇HMV(6)(record shop除く)
千代田区:HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE
新宿区:HMV&BOOKS SPOT SHINJUKU
渋谷区:HMV&BOOKS SHIBUYA
豊島区:HMVエソラ池袋
江東区:HMV SPOT 有明ガーデン
江東区:HMVららぽーと豊洲

〇新星堂(2)
墨田区:新星堂 アルカキット錦糸町店
江戸川区:新星堂 アリオ葛西店

〇山野楽器(2)
新宿区:山野楽器 小田急新宿店
中央区:山野楽器 銀座本店

〇バンダレコード(2)
板橋区:バンダレコード イオン板橋店
北区:バンダレコード イトーヨーカドー赤羽店

〇TSUTAYA(23)(CD販売取扱店のみ)
港区:六本木 蔦屋書店
港区:TSUTAYA 新橋店
港区:TSUTAYA 赤坂店
渋谷区:SHIBUYA TSUTAYA
渋谷区:代官山 蔦屋書店
品川区:TSUTAYA 西五反田店
品川区:TSUTAYA 大崎駅前店
目黒区:中目黒 蔦屋書店
目黒区:TSUTAYA 自由が丘店
世田谷区:TSUTAYA 馬事公苑店
世田谷区:TSUTAYA 三軒茶屋店
世田谷区:二子玉川 蔦屋家電
杉並区:TSUTAYA 浜田山店
中野区:TSUTAYA JR中野駅前店
板橋区:TSUTAYA セブンタウン小豆沢店
北区:TSUTAYA 赤羽店
台東区:TSUTAYA 浅草ROX店
葛飾区:TSUTAYA 亀有店
葛飾区:TSUTAYA 青戸店
江東区:TSUTAYA 東大島店
江東区:TSUTAYA BOOKSTORE APIT東雲店
練馬区:蔦屋書店 練馬春日町店
練馬区:TSUTAYA 練馬区役所前店

〇GEO(5)(CD販売取扱店のみ)
大田区:GEO グランデュオ蒲田店
荒川区:GEO 町屋店
足立区:GEO 綾瀬店
葛飾区:GEO 立石店
江戸川区:GEO 江戸川店

〇古本市場(5)(CD販売取扱店のみ)
足立区:古本市場 竹の塚店
足立区:古本市場 保木間店
葛飾区:古本市場 新小岩店
江東区:古本市場 西大島駅前店
練馬区:古本市場 光が丘店

〇くまざわ書店(1)(CD販売取扱店のみ)
大田区:くまざわ書店 イトーヨーカドー大森店

以上、全部合計して75店舗。数え漏れあっても許してください。
正味中にはレンタルや書籍でいっぱいのでかい店舗の中にCD販売は棚がひとつ、みたいなところも多分にあるのですが、それでもこの数。
いや、2021年にこれは、多いのか少ないのかよくわからなくなりました。

ただ、見ていると東京の真ん中あたりの区、たとえば文京区はもう1店舗もなく、昔はWAVEとかデカい店がけっこうあったはずの港区もTSUTAYA3店舗のみで、更に西の方と東の方を比べると東が圧倒的に多く、区の単位で一番多いのは江東区だったりするのは、これいろいろ含んでるような気はするのですが、気がするだけかもしれない。

「CD店路線図」を作ろうとしたこと

Twitterにはちょっと上げた件ですが。

「カフェ路線図」がバズってるのを見て「これCD店とかでやったらいけるんちゃうの」と思い、情報を拾ってEXCELに置いてみたのですが、予想以上に地獄じみた様相を呈してきたため、きれいにデザインすることなく止めてしまいました。
とはいえせっかく作ったので、成仏させるためにEXCELのままでスクリーンショット撮って公開することにします。

  • 白丸は店が現存しているところ、黒丸はかつてお店があったところ
  • 基本的に駅からの徒歩圏内にあることが条件。
  • かなり調べてはいるのですが、新星堂やTSUTAYAは、すごく昔にあったとか一瞬だけ存在していたとかで落ちているところもあるかもしれないです。

JR(山手線・中央線快速・中央総武緩行線・京浜東北線)
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私鉄(東急東横線/田園都市線・小田急線・京王線)
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私鉄を西ばかりにしたのは、HMVや山野楽器は東京の東の方に店があんまりないので少しでもサマになるようにです。

で、こうやって見てみると新星堂とTSUTAYAの地獄っぷりがかなり可視化されてしまって切なくなります。
他のポイントとしては、過去にあったものも含めて、都心を除いて出店率が異様に高いのが吉祥寺と町田ですが、吉祥寺は元々それなりの住民がいるところに観光地的に人が集まる側面もあるので、都市の規模以上に商業が集積しているからだなあとか、町田は「町田市」だけだとここまでいかないはずですが、実質的に相模原市の首都でもありますのでこのレベルになるだろうなあ、とか。

人はそこそこ住んでいるはずなのにほとんどここに載るような店がない京王線の府中から八王子の間は、ここらへん地方チェーンDORAMAの本拠地だからかなとか、中央緩行線の新宿から秋葉原の間は、駅近の程よい場所にそれなりの床面積&そこそこの賃料の物件がなかったのだろうなあとか。

とはいえ、今こういう状況なんだよなあということを見ていただいて一緒に切なくなっていただければもうそれでいいです。

そして、こういう話のもっと濃いやつをまた配信トークライブで話す機会をいただきました。
twitcasting.tv
また、とみさわさんのヤバい話に負けないよう、私も頑張ってネタ繰りをしています。いろいろとまだ全く世に出していない新ネタを繰り出せるよう準備しています。
ぜひよろしくお願いいたします。

洋楽のカラオケのこと

こういうのを見かけてRTしたのですが。

で、試しに検索してみると意外にある。検索したのはジョイサウンド。原則「お店で歌える曲」で検索してみました。

My Bloody Valentineは「Soon」以外にも「Only Shallow」「Sometimes」「To Here Knows When」の、いずれもアルバム「Loveless」収録曲のうち割と歌い甲斐のありそうな4曲。あと「When You Sleep」があればおよそ完璧じゃないでしょうか。

シューゲイザー系で他はないのかと探すものの、「Ride」「Lush」で1件も該当曲がなかった時点で絶望的。
諦めかけながらThe Jesus And Mary Chainで試してみたところ、1件ですがヒット。「Just Like Honey」。確かに1曲とすればそれか。カラオケ映えという意味では「Happy When It Rains」とか「Sidewalking」の方がよいとは思うのですが、贅沢言っちゃいけない。

次、ブリットポップ等90年代UKのあたり。
OasisBlurRadioheadあたりは当然のように潤沢。ただRadioheadの「House Of Cards」とかを、敢えて選んで歌う人がどんな人かと考えると少しドキドキします。
その他はなかなか厳しい。Suedeが7曲、Pulpが4曲、The Boo Radleysは「Wake Up Boo!」のみあり。そんな中でAshが何と30曲、Ocean Colour Sceneも8曲あるのは大健闘。ファンが死ぬほどリクエストしたのでしょうか。

次、USオルタナ系。
NirvanaThe Smashing Pumpkinsあたりはそれなりに潤沢にありますが、それ以外が結構微妙。Alice in Chains12曲、Pearl Jam11曲、Sonic Youth11曲、Stone Temple Pilots9曲、Pixies7曲、Soundgarden7曲、Dinosaur Jr.4曲。そんな感じ。
Sonic Youthの中には9分を超える「Sympathy For The Strawberry」もあるのですが、やっぱり「前奏 約3分33秒」とか表示されて歌う本人以外全員絶望したりするのでしょうか。
一方「ないだろうなあ」と思って検索してみたJane's Addiction、2曲ですがあったのすごい。「Been Caught Stealing」をリミックスVer.の方で歌いたい、というのはないものねだりです。

パンク系はThe Damnedが2曲、Buzzcocksがない時点で先を察し、ネオアコはAztec Cameraが5曲のみという時点でそれ以上は期待薄と判断しました。

それまではスナック的な店で嗜むものだったカラオケが、専門店やカラオケボックスの普及で一気に学生レベルにまで達したのが1990年前後。
結局60-70年代含めて「レジェンド」的なバンド以外は、受け手側がそのタイミングに間に合ったかどうかがカラオケの潤沢さに直結しているのではないかと思うわけです。
自分はぎりぎり間に合っている世代のはずなのですが、でも学生時代含めてカラオケは「自分が好きな歌を歌う」場ではなくあくまでもコミュニケーションツールでしたから、マイナーな洋楽を歌いたいと思ったこともなく、ですのでヒトカラも普通になった今、こういうのを敢えて歌いに行くのはアリかなと思うのですが、でも歌うならThe Pale Fountainsを歌いたい。

ディスクユニオンのこと

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前回、CD店の減りっぷりをネタにしたところ、複数名の方から「ディスクユニオンはメジャーじゃないということでしょうか」という話をいただきまして。
直接質問された方にはお答えしたのですが、そもそも輸入盤屋・中古盤屋として過去から現在に至るまで継続してアナログ盤をメイン商材として扱ってきたチェーンを、CDが一般化して以降およそCDの取り扱いを完全にメインにしてきたその他の店舗群と並べて比較するのは違うんじゃないか、という判断です。

ただ、確かにディスクユニオンが現在、過去以上にプレゼンスを増し、昨今他チェーンとは全く異なる異様な変化を遂げていることは事実でありまして。

ディスクユニオンは元々昭和16年に外国車の輸入業者として立ち上がった「ユニオン商会」が発祥。
この時期によくもそんな業態を始めたもんだとも何となく思いますが、戦後自動車のみならず様々な機器類を輸入するようになり、中でもオーディオ機器の輸入に定評があったようで、そしてオーディオ機器というハードを扱うのと一緒に輸入レコードというソフトも扱うようになったということです。

その時期はまだ輸入レコードもお高いわけで、「輸入レコードを扱う」ということはイコール「中古盤の買取と販売」も行うのも道理、その後完全にオーディオ機器&レコードの取り扱いに特化し、「ディスクユニオン」「オーディオユニオン」の両頭体制になったのが昭和44年、1969年だそうです。
要するに会社の設立から現在に至るまで、国内新譜をメインに取り扱ったことがないという割と独特な立ち位置。

異様なレベルで専門店化されたジャンル特化型店舗と、状況に応じて素早く店舗を移転・スクラップ&ビルドするフットワークの異様な軽さがユニオンの特徴と言えます。
ここ最近は何かいろいろうまくいっているように見えますが、過去にはコンピュータ関連専門店「PIW」とか、2000年前後にV系バンドではない方のヴィジュアル製品専門店「ヴァーズ」といった別名義の店舗を立ち上げたものの、現在の「沿革」では無かったことにしているのもそのフットワークの軽さ故、だと思います。

新宿・渋谷・お茶の水の都市域での多ジャンル展開と同時に、1986年には淵野辺店をオープンさせるなど、ロードサイド型の店舗についても模索していたものの、2010年頃に淵野辺店・稲田堤店のロードサイド型店舗を相次いで閉じ、都市型店舗に特化すると共にジャンル別フロアを強化、アナログ人気の兆候をいち早く捉えてロック系アナログ専門フロアを2015年にオープン。
同じく2015年には初めて首都圏以外、大阪に店舗をオープンし、翌年にはクラシックを別店舗化。そしてこの10月には名古屋上陸。

ジャンル別化によって品揃えや店頭対応で各ジャンルのファンやマニアに深くコミットできる体制を作り、21世紀初頭の段階で、細々とアナログを作っていたミュージシャンをバックアップしたり、CDでも海外ミュージシャンの希少なボックスセットを国内販売用に確保したりしておっさんコレクターの信頼を勝ち取ったり、完全に他チェーンが真似できないレベルの「深度」を得たうえで、そこに来たアナログの流行によって今度は「面」を拡大していくわけです。

他地域で多店舗展開している中古レコード店チェーンを考えても、対抗できるところがありません。
大阪はDisc J.J.でしょうか。大阪駅前ビルの地下や日本橋に数店舗ずつ、天六にもかつて店舗がありましたが、徐々に減らして現在残っている店舗は日本橋の1店舗のみで、もう「チェーン」とは言えない状態。
かつてDisc J.J.の梅田本店が入居していたACT IIIで、現在ディスクユニオン大阪店が営業しているという皮肉。

名古屋はバナナレコード。堅調に営業しているようには見えますが、バナナはかつて首都圏に攻勢をかけ、渋谷・吉祥寺・横浜に計4店舗を構えたものの、2014年までに全店撤退しています。
今度は首都圏からの攻勢を受ける番。名古屋・栄の大通り沿いからは先日撤退しましたが、そこは「旗艦」的な役割を大須に集中して今後に備えるものであると理解したい。

他地域を考えても、広島を中心としたGroovin'、福岡のボーダーラインあたりが頑張っていますが、どちらも一時期店舗網を縮小し、現在も停滞している感じです。現在のアナログ流行りによってある程度体質は改善しているかもしれませんが、今のところ新店舗を出すような様子は見えません。

首都圏の他を考えても、かつては殴り合いをしていた様子のあったレコファンも、現状では秋葉原と小金井の店舗のみとなり、正味シオシオな感じ。
今考えてみれば、レコファンとディスクユニオンの方針はずいぶん違いました。とにかく大量にあって安いけど掘るのがやたらしんどいレコファンと、それなりの価格だしフロアも狭くて動きにくいけど欲しいと思っているものには割とリーチしやすいユニオン。
そういう差や、先述のおっさんを捕まえる等「深度」を得る策の結果として、ユニオンが伸ばしているというのはわかります。

私が主に赴くのは新宿エリアですが、新宿通りの裏のあたりの一帯は、20世紀にはヴァージンもタワーもあったのですが、現在はほぼ「ユニオン村」と化していまして、少なくともあそこの景色を見てしまうと、状況は盤石としか言えません。

新宿駅東口からユニオンに向かう途中のビルの3階に、レア盤は揃っているけどやたらと高かった記憶のあるABCという店もありました。今ああいう店があったらそれはそれで面白いと思うのですが、無理だな。

メジャーチェーンのCD店の店舗数を数えてみたこと(2021)

いろいろとここまでCD販売店のことは言っていますが、過去何回かやっていたものの5年半放置していたテーマがあったので、ここで改めてやってみました。
「メジャーチェーンのCD店の店舗数を数えてみる」、2016年4月以来のカウント実施です。
カッコ内はその2016年4月に数えた数からの増減です。


TSUTAYA:675(-154)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は1061(-328)。

GEO:622(-214)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は1132(-35)。

BOOKOFF:747(-72)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は769(-80)。

Village Vanguard:286(-47)
⇒New Style、ポップアップショップ、海外店舗は除いた数。

タワーレコード:74(-6)
HMV:57(-23)
新星堂:58(-62)
山野楽器:23(-8)
玉光堂:17(-5)
イケヤ:4(-3)
ミヤコ:1(-7)
JEUGIA:5(-1)
バンダレコード:30(+4)
BIG:9(-15)
We's:10(-3)

やっぱ5年ぶりに見ると割とエグい減りっぷりですね。

TSUTAYA、GEO、BOOKOFFはもう妥当。書籍店舗や総合リユース店舗の方がもう「本業」と言って差し支えない状況ですので、いつ「もうCDの販売もレンタルも完全にやめます」と宣言してもおかしくないと思っています。

タワーレコードは本当にここ数年必死に店舗数をできるだけ減らさずに来ておりまして、代わりに新宿店池袋店が減床で大変なんですけど、来たる11月、遂に福岡市東区の香椎浜店が死んでしまうことが決定しまして、これで決壊が始まらないかドキドキしています。
そして本当にダラダラと為す術なく減らしてこんなになってしまった新星堂とか、残るは伊丹に1店舗になってしまったミヤコとかが特にエグいです。

そんな中バンダレコードだけ増やしているのは、これ新星堂がバタバタ死んでいく中でその数店舗分居抜きで入ってオープンさせているためです。
元々はBIGが、そういう他人が残して捨てたのを拾って食うようなことをやりがちなチェーンで、とりあえず拾ってみて本当に食えないとわかった店舗は割と速攻潰すという方針で運営していたのですが、今のBIGは拾わなくなってしまったので後はダメになったところから死ぬだけで、この数。
現在BIGを運営している株式会社音光は、新星堂と同じライザップグループですので、さすがに新星堂の跡地に入るわけにはいきませんし、そもそもは地方都市のショッピングセンターで営業していた小規模なチェーンや個人店舗の跡地に入る形がメインだったのですが、正味そういう店はもう全国探してもほとんど残っていません。

そういう面倒くさい事情もありつつ、2021年こういう感じです。
次はもう少し間を開けずにやってみようと思います。覚えていれば。

「ファンネーム」のこと

音楽ナタリーにこんなニュースが出ていたのですが。

INIのファンネームが決定

いつの間にそんな名前が付いていたんだ「ファンネーム」。
あと、デビュー前のグループがこういう呼称を自ら発信するのも、最近は随分と普通になりました。

こういう呼称の過去を辿ると、思い付いた限り最古のそれは音楽じゃないですが「Sherlockian」。日本だと「サユリスト」とかそこらへんでしょうか。
音楽だと世界では新聞がビートルズの熱狂的ファンを「Beatlemania」と呼んだり、日本ではアルフィーのファンが「アル中」を名乗り始めたのが相当に古い事例だと思います。

ただ、実際ここらへんの呼称というのはファン自身が自称し始めたのがファンコミュニティ内に広まる形で一般化していき、ミュージシャン側は知っていてもあんまり気にしない、というパターンが今もって割と多く、ミュージシャン側から発信した事例というのは、思い付く限りの最初はLUNA SEAファンの呼称であるところの「SLAVE」なんじゃないでしょうか。
公式ファンクラブ「SLAVE」が発足したのはメジャーデビュー直前の1992年1月、この名称が元々ライブでメンバーがオーディエンスをそう呼んでいたのか、ファンがそう自称していたのをバンド運営側が拾って付けたのかどうかは正味よくわからなかったのですが、少なくともファンクラブ発足の時点で「SLAVE」は「正式な」呼称となりました。

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<追記>
聖飢魔Ⅱがファンを「信者」と呼んだ事例を教えていただきました。これは元々コンセプチュアルなバンドにとって必須の要素だったと思います。
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それ以降、黙認組であれ公認組であれ、ネットが普及するにつれそういう呼称も容易に流通するようになり、またSNS上でファンが交流することが当たり前になった状況下では、そういう呼称があってそれを自称することで確実にファンとしての帰属意識は高まります。
かといって、イメージを大切にしていてそういう呼称もきちんとしようとするグループの場合、ファンからの自然発生に任せていると、サカナクションファンが自称する「魚民」みたいな、最初に思い付いた人はすごいんだけどややあさっての方向でかつ商標的にバンド自身が公に使いにくいものになってしまうリスクもありますので、ミュージシャン側から早いところ発信してしまった方がいろいろ具合がいいわけですね。

曲中の振りに「〇〇ダンス」という名前を付けて動画SNSでバズらせようとする試み等もそうですが、ヒットさせたようとしたりファンを増やそうとしたりそのロイヤリティを高めようとしたりするために、一昔前より考えて発信するべきファクターが異常に多くなっているような気がします。
運営の皆さん大変だと思いますが、頑張ってください。

以上、最初の1回以外「ファンネーム」という語を使わないで書き終わってしまいました。正味、まだ違和感があります。

ABBAの40年ぶりの新譜と今後のライブのこと

ABBAが11月5日、1981年の「The Visitors」から40年ぶりのニューアルバム「Voyage」をリリースします。
「40年ぶり」というタイムラインはさすがに見たことがない。思い出してみたのですが、2015年に再結成The Pop Groupが新譜を出した際の「35年ぶり」というのが知る限りの最長。

その他の70年代-80年代初頭までのバンド・グループを考えた場合、メンバーチェンジしながら断続的にでも続けているか、メンバーの誰かが死んでいるかなので、こういう完全な形でこういう時間軸での復活って、他はほぼ無理じゃないかと思ったりもします。

既にYouTubeに出ている2曲を見てみたのですが。
先に「I Still Have Faith In You」の方を見て、さして老け感のない絵面できちんとリップシンクしていて、さすがにこれはCGですなあと思ったら、「Don't Shut Me Down」の方、ただでさえ「ABBAっぽさ」を全部詰め合わせにしたような曲でお腹一杯なのに、盛大に種明かしをしてくれています。

で、NMEの記事を読んで、写真を見て、全ての辻褄が合うわけです。

ABBA、40年ぶりとなる新作をリリースするにあたってメンバーがコメントを発表

CGで全盛期の4人を再現してそれでツアーする計画があり、そのために再結集して新曲を制作したら、興が乗ったりいろいろあっての結果としてのニューアルバム。素敵じゃないですか。

4月にはこんな記事も出ていたりします。

ABBAのビョルン・ウルヴァース、延期中のホログラム・ツアーについて語る

この再結集が結果としてフルアルバムというボリュームにまでなった以上、きちんとそれなりの落とし前を付けていただきたいと思います。
この「ホログラム・ツアー」と呼ばれているものは、恐らく「やたらとお金をかけたVTuber」というか、「GReeeeNと初音ミクのライブを足した感じ」というか、そういう感じになりそうですが、是非大々的にワールドツアーを行って日本にも来ていただきたく。
これすごいぞ。観たい。「ABBAが未来」になるんですよ。最高にクレイジー。

タワーレコード新宿店が規模を縮小すること <見学編>

10階のTOWER VINYL SHINJUKUの最終営業日ということで、日曜日にタワレコ新宿店行ってきました。

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この日までは4フロア体制でこういう塩梅。
この段階で9階は既にミチミチなのに、果たして10月どうなってしまうのか。

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既にそこここにこういう感じの、リニューアルに向けての準備の形跡が。

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というか、Twitterで見たリニューアル予定の告知は随分前から店内には掲示してあったとの話もいただきましたが、確かに数か所貼ってありました。

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が、すぐに気付くような場所への掲示は多くなく、かつどれもこのリニューアル告知で「8月29日で10階はクローズです」ということを端的に記した掲示は一切ありませんでした。
店員さんに聞いたら普通に「今日までです」と教えてくれたので、こっそり閉店したいという意図はない。と思う。

そして、10階。

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非常に広く天井も高くゆとりのあるレイアウトで、ゆったりした気持ちで掘れるので割と好きな場所だったのですが、渋谷6階はこんなに天井高くないし1フロアではなく半分程度とのことですので、もうこういう雰囲気は望むべくもありません。
最後の買い物は、まさか残っているとは思っていなかったR.E.M.のHib-Toneレーベル「Radio Free Europe」復刻盤7インチ。多分在庫最後の1枚を発見してしまったので、購入。
ありがとうございました。

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で、前回のたくさんの方に見ていただけたのですが、いくつか「最近洋楽の品揃えが悪くなっている」という声がいくつかありまして、気になったので補足しておきますと、それは概ねタワレコのせいではないです。
以前にもまとめましたが、洋楽は日本以上にもはやCDとしてリリースされない音源が多く、CDで出たとしても日本に輸入盤としてまとまった数を送り出すほどのロットでは作っていないので、国内盤にならない限りそもそも日本の店頭まで出てこられないという事情も多分にあるということも、ご認識いただけると幸いです。
少しだけ、しかも本国リリース日から遅れて入荷した場合とか、店舗には回さずにオンラインでのみ取り扱いという事例もありましたので、CDを所望している場合、時々タワレコオンラインで検索すると吉です。