Kアリーナ横浜のこと

前々から話は出ていた、音楽専用としては日本最大の2万人収容アリーナ。9/29オープン決定です。

Kアリーナ横浜

単純に2万人というキャパシティ自体、少なくとも首都圏にはほぼなかったサイズ感ですが、ちょっといくつかの観点で考えてみたいと思います。


<キャパ>
まずはその「音楽専用2万人収容」というサイズ。
他で同等のサイズ感なのは、さいたまスーパーアリーナがライブ設定の最大で3万人収容ですがある程度の縮小での運用も可能、幕張メッセの3ホールぶち抜き&オールスタンディングで確か実質2万人強。
それ以外の会場はライブ仕様にした場合、

有明アリーナ:約15,000人
横浜アリーナ:約13,000人
代々木第一体育館:約12,000人
ぴあアリーナMM:約12,000人
日本武道館:約10,000人

こんな感じです。正味、幕張メッセの「何もないところからライブできるレベルまで建て込まないといけない」状況を考えると「音楽専用」というのはとてつもないアドバンテージ。
なので、Kアリーナは「従来のアリーナ以上スタジアム未満」として、割といい使い勝手の会場になりそうです。


<構造>
サイズの割にはステージが近く感じる会場といえば、TOKYO DOME CITY HALL、日本武道館、東京ガーデンシアター。
空間の「縦」が長く、座席を重層的に設置しているため、座席数の割にステージに近い位置で観ることができます。
で、Kアリーナの場合、恐らく重層的な作りにはなってはいるのでしょうが、それでも2万人というキャパを実現するためにそれなりに奥行きもある感じ。
実際GoogleMapで建設中の状況を見られるのですが、

これ見る限り、スタジアムっぽい感じもありますので、最後列に近い位置になってしまうとなかなか厳しくはなりそう。
それでも、自分が経験した中で最悪だった、代々木第一体育館のアリーナ最後方よりは随分マシな状況にはなりそうです。
いや本当酷いのよ。代々木第一はアリーナ後方だったらスタンドの方が全然いい。アリーナの後ろから3列目という位置でOASISを観たことがありますが、ビジョンの映像すら豆粒で悲しくなった記憶があります。


<立地>
鉄道で向かう場合、横浜駅で降りてZEPP KT YOKOHAMAに徒歩で向かう途中で左折する感じのコースになりそうですが、恐らく徒歩で10分程度なので、まあOKではないかと思います。
有明アリーナみたいに「何でこんなどの駅からも絶妙に遠い位置なの」とキレることもありませんし、同じ横浜でも横浜ベイホールという屈指の地獄立地よりは随分マシです。

ただ最近できるライブ会場は、東京お台場地域と横浜みなとみらい地域に異常に偏っているのですが、これらの会場の何が辛いって「ライブ終わりに飲みに行く適当な店が極めて少ない」という点。
渋谷新宿のライブハウスは言うに及ばず、日本武道館なら飯田橋・市ヶ谷・神保町に向かうどの道すがらにもいい感じの飲み屋がありますし、横浜アリーナならそこから出て駅に向かう大通りではなくそのまま正面から出てすぐ西に向かうとそれなりに店はあります。さいたまスーパーアリーナなら埼京線北与野駅の方に向かうと割といいホルモン屋とかがありますし、幕張メッセなら海浜幕張を見捨ててバスで幕張本郷に出ることでいい感じの居酒屋にありつけます。

でもKアリーナ横浜のこの立地、みなとみらい地区にはそういう飲み屋は皆無ですし、野毛まで行くには遠すぎる。横浜駅向かって西口に抜けたあたりであればそこそこありますが、横浜駅周辺は人の数の割に飲み屋が少ないので、なかなか飛び込みで入れないこともあります。

お台場有明でのライブの場合は割と深刻で、お台場にはいい感じの飲み屋は一切ありませんので、りんかい線で渋谷か新宿まで出るしかない。一度、大井町はどうだろうと降りたことがあるのですが、りんかい線の地下ホームから地上に出るくだりで既にうんざりしました。

ライブ後の快適空間をいかに見つけるか、ということが今後の我々の課題と言えましょう。

そういう意味で期待しているのがZEPP HANEDA。
私はまだ行く機会に恵まれていないのですが、友人と行った場合は蒲田で降りて飲み屋探すの楽しそうだし、1人で行った場合はライブ後敢えて羽田空港方面に向かい、空港内でいい感じに飲食してからリムジンバスで最寄り駅に向かうという「家に着くまでがライブです」を地で行くようなプランも考えられますので、それ是非試したいと思っております。

Superorganism@Zepp DiverCityのライブのこと

13日はZepp DiverCityでSuperorganismの日本公演。ゲストにCHAI。

2019年のSuperorganism初来日公演の時と同じマッチアップ。というか、その後2ndアルバムにゲスト参加までしていますから、これはもう必然。

前回は「割といい感じ」のライブでしたが、その2ndアルバムは1stと比較すると圧倒的にカラフルなポップスになっていて、これはなかなかいいぞと思ったものの、初来日の頃は「日本人がフロントの、ネットで繋がったメンバーによるバンド」というトピックがあったものの、それ以降特に目立った話題もなく、でも会場のキャパは初来日の倍。
先輩にチケット取ってもらったらあっさり2階席取れていて、いよいよこれは少しまずいのではないかと思いつつ入ったら、だいたい満員。よかった。

先攻CHAI。昨夏のひたちなかのフェスで、ライブパフォーマンスとして相当にバキバキになっている姿を目の当たりにしているのですが、更にバキバキ化進行中。
バンドという枠を超えて「パフォーマンス」という側面もより強化され、観ていて相当に面白くもあるのですが、でもバンドとしての演奏としても、ひたちなかでは気になっていた3rdアルバムとそれ以前との差異ももう何の違和感もなく馴染んでいるし、代表曲「N.E.O.」はより混沌の度を増してとんでもないことになっている。
観るたびにビルドアップしていることがあからさまにわかるヤバいバンド。今回もいただきました。

で、CHAI観ながらこれSuperorganismは相当ヤバいのではないかと思って。
リズム隊がいるわけでなく、演奏としてビルドアップできるような体制ではない。これサポートアクトに完敗するというなかなか観られない状況が発生するのではないかとも思ったのですが、いやいやそんなことなかった。

最初こそ暖機運転的な感じではありましたが、徐々に上げていく。その「上げ」に加担していたのがまさに2ndアルバムのカラフルなポップネスで、こういうライブでの展開まで想定してアルバム制作したのではないかと思うほど。というか本当にそうじゃないか。
元々の多彩さとライブの勢いで、曲ごとに場を作っていって、最終的にMAXに持っていくというある意味理想的な運びのライブ。素晴らしかった。

で、ORONOさんは今回、「日本語でMCをしない」というテーマを掲げていたっぽくて、どうしても伝えたいことがある時にはスタッフを呼び込んで通訳させるくらい徹底していたのですが、でも曲中1回だけ盛り上がった際に「叫べ!」と叫んだ、あれがすごく最高だったんですよ。
そういうのがいい。

CD/DVD販売レンタル界隈2022年10大ニュースのこと

レコ屋関連はずっとネタにしていますが、既にふれたもの触れてないもの含めて、2022年の10大ニュースを自分なりに選んでみました。


ジャニス完全消滅
レンタルのジャニスが閉店したのが2018年、それ以降もお向かいのビルの2階で「ジャニス2」が中古CD中心の販売を行っていましたが、10月23日に通常営業を終了、11月11-13日に在庫処分を行って完全閉店いたしました。


サウンドベイ、消滅
名古屋地域をバナナと共に支えてきた中古レコード店。元々はレンタルレコードとして開業し、その後中古レコード中心の販売に転身したということですが、一時は金山店に加えて植田・上前津にも店舗を構えていました。
植田店は2013年、上前津店は2015年に閉店。残った金山店も2019年に店舗縮小を余儀なくされつつ踏ん張っていたのですが、12月10日に閉店いたしました。


JUKE RECORDS、閉店
福岡で1977年以来移転しつつも営業を継続し、福岡の音楽シーンにも深くかかわってきたJUKE RECORDS。移転前の店舗の、背の高い棚がずらりと並んだ光景は今も忘れません。
店主の松本康さんが9月28日に亡くなられたことに伴って、10月30日に営業を終了しました。


タワレコ梅田マルビル店の閉店
最近のタワーレコード閉店の傾向として、割と近所に2店舗ある場合に片方をばっさりやるパターンがありまして、大阪市北部については茶屋町の方を残してマルビル店は1月19日に閉店となりました。
関西最古のタワーレコードだったのですが、残念です。


サンホームビデオの屋号が消える
一時は日本で第3位の店舗網を持っていたサンホームビデオですが、2005年に運営会社のサンレジャーがCCCとフランチャイズ契約を結び、ほとんどの店舗がTSUTAYAに看板を書き換えたのですが、何故か北海道・東北の数店舗は「サンホームビデオ」のまま残りました。
2015年にサンレジャーは合併によってVidawayという企業になりましたが、サンホームビデオの営業は継続。
2020年には北海道の士別店と岩手県の北上川岸店が閉店し、残るは北海道の江別店のみとなっていましたが、3月19日に閉店、サンホームビデオの屋号は完全に消滅しました。


ビデオ合衆国USV、ほぼ消滅
ビデオ合衆国は、名古屋に本社を持つカジ・コーポレーションによる運営でしたが、関西の大半、また東海でも一部の店舗はフランチャイズでした。
2022年初めの段階で尾西店(愛知県)・大垣店(岐阜県)・多聞店(兵庫県)の3店舗にまで縮小していたのですが、カジ・コーポレーションによってオープンした店舗は尾西店のみ。
ただ、フランチャイジーが音を上げたようで残り2店舗もカジ・コーポレーションが引き取る形になっていたようですが、その元々の直営店の尾西店がこの10月24日に閉店したことで、いよいよあかん感じになっています。
多聞店もこの1月15日での閉店が決定し、残るは大垣店のみに。


大都市圏のTSUTAYAが続々閉店
TSUTAYAは東京では1月31日に新橋店・赤坂店、名古屋では9月25日に名古屋駅西店が、京都では9月16日に西院店が、大阪では1月26日に京橋店が閉店。横浜みなとみらい店は5月までにCD/DVDのレンタル・販売終了。
これによって政令指定都市クラスの大都市の市街地域で従来型のサービスを継続するTSUTAYAは、仙台の仙台駅前店、さいたま市大宮の大宮駅東口店、川崎の川崎駅前店、東京のSHIBUYA TSUTAYAと池袋ロサ店、横浜のはまりん横浜駅店、大阪のあべの橋店のみ。
確認したら正味「まだ割とあるな」という気持ちにもなりましたが、今年これがどれくらい減るのか。


バナナレコード関西進出
明るいヤツのひとつめはバナナレコードの関西進出。関東進出はうまくいかずに撤退してしばらく愛知県岐阜県から外に出なかったのですが、企業としてカメラのナニワの子会社になったことで関西のカメラのナニワ店舗内にレコード売場を置く形で進出。
7月2日に大阪店、9月4日に京都店をオープンしています。


地方のレコード店オープン続く
明るいヤツのふたつめは、アナログが復権して以降増加している地域もある中古レコード店、2022年も奈良県奈良市、島根県出雲市、福岡県行橋市等にオープンしています。
先日行ってビビったのは長野県岡谷市に7月にオープンしたCELLER RECORDS。
岡谷駅から徒歩圏にあるお店なのですが、養蚕用の蔵をリノベーションしたという、大都市圏では絶対ありえない店構え。

店内レイアウトにも余裕があって、音響もよさげなの使ってそうで、すごく居心地のいい店でした。
こういう店が出てくるので、地方のレコード店巡りがやめられなくなるんですよ。


以上、今年は明るいニュースが多いといいのですが、多分無理だと思います。

2022年のベストアルバムのこと

2022年の自分が聴いた中でのアルバム10枚。洋5枚、邦5枚。

Perfume Genius / Ugly Season
もう戻れないし戻ってはいけない1stアルバムに、ここまで得た知見でもって近づこうとした結果、過去のどれとも違う異様な感触に。

Tourist / Inside Out
2022年「ツール・ド・フランス」賞受賞(俺内)。ロード・ミュージックの最高峰じゃないでしょうか。単純に一番リピートした音楽。

Quadeca / I Didn't Mean To Haunt You
Bon Iver以降のマナーでもっていろいろ試した結果、何かおかしなことになったサイケデリア。すごく説明しにくいんだけど、気持ち悪くて気持ちいい。

Wet Leg / Wet Leg
M-3「Angelica」のイントロが最高。というか、割とミニマムな音構成のくせに凄まじい音楽的バリエーションが次々に出てくるのって何なの。

Gilla Band / Most Normal
完全に計算づくでコントロールされたレコーディング音源なのに、最終的なアウトプットがこんな滅茶苦茶な音になっているのって、本当どうかしてる。ライブが観たい。


宇多田ヒカル / BADモード
完全に音楽に対してフラットになったと思うんですが、それでアウトプットがこれかよ、という驚き。比較対象のない音楽。

佐野元春 & THE COYOTE BAND / 今、何処
THE COYOTE BANDと組んだ音源はどれも素晴らしいし、元春自身は多分何も変わっていないのですが、何か今回閾値を越えた感じがするのです。

RYUTIST / (エン)
令和インディーズ界の「BEAT POP」。君島大空・石若駿・柴田聡子・パソコン音楽クラブ・ウ山あまね・蓮沼執太・ermhoiという無茶なメンツが1枚のアルバムとして成立している奇跡。

SPECIAL CHEESE MENU / SLICE
頭おかしいアイドルグループが出てきたと思ったら「TAPESTOK」のクレジット。校庭カメラガールの音楽の流れをより直接的にした感じ。クドい。でも好き。

水曜日のカンパネラ / ネオン
正直、コムアイ時代を超えることはないと思っていたのですが、超えるというより違うところに入っていった感。そして正直、前よりいい。

2022年解散・活動休止のこと

2022/01/09 SW!CH(現体制活動終了)
2022/01/09 The Cheserasera(活動休止)
2022/01/16 Angelo(無期限活動休止)
2022/01/16 転校少女*(解散)
2022/01/20 Jewel(解散)
2022/01/22 EVERYDAYS(解散)
2022/01/23 アンドゥー(活動終了)
2022/01/24 BENNIE K(活動終了)
2022/01/25 TRiP syndrome(解散)
2022/01/26 Sherry Flip(解散)
2022/01/30 星空☆彡DayS(解散)
2022/01/31 Angelo(無期限活動休止)
2022/02/01 HAKUAKI(解散)
2022/02/02 キャンディzoo(解散)
2022/02/05 吉本坂46(冬眠)
2022/02/06 ビビッと!バビディブ~(解散)
2022/02/14 TOKYO喫茶(活動終了)
2022/02/25 DIMLIM(解散)
2022/02/26 SOL(解散)
2022/02/28 alouette(解散)
2022/02/28 BabySitter(解散)
2022/03/05 絶対的革命(解散)
2022/03/05 みらくるレボリューション(解散)
2022/03/10 新生 恋してぎゃんぐらぶっ!(解散)
2022/03/13 狂い咲けセンターロード(解散)
2022/03/19 Lupinus(解散)
2022/03/20 パラレルドリーム(解散)
2022/03/25 Re_roll(解散)
2022/03/26 叛逆のMessiah(解散)
2022/03/27 アクアノート(現体制活動終了)
2022/03/27 アニ☆ゆめ project(解散)
2022/03/27 劇場版ゴキゲン帝国∞(解散)
2022/03/27 じゅじゅ(現体制活動終了)
2022/03/27 絶望のポメラニアン(解散)
2022/03/30 Scarlet Valse(活動休止)
2022/03/30 datto(解散)
2022/03/31 ael-アエル-(活動終了)
2022/03/31 Chuning Candy(解散)
2022/03/31 まるりとりゅうが(無期限活動休止)
2022/04/05 ザ・なつやすみバンド(活動休止)
2022/04/09 Mary's Blood(活動休止)
2022/04/09 ワールズエンド。(解散)
2022/04/10 FiSHBORN(解散)
2022/04/24 MaiDoL(解散)
2022/04/29 Si☆4(解散)
2022/04/30 アイシェリング(活動終了)
2022/04/30 VACATION'S(旅を終了)
2022/04/30 大阪☆春夏秋冬(活動休止)
2022/04/30 おとめボタン(解散)
2022/04/30 小野小町(活動終了)
2022/04/30 祭nine.(解散)
2022/04/30 miscast(活動終了)
2022/05/01 ステラシュガレット(解散)
2022/05/01 はにーきゃんぱす(解散)
2022/05/03 ほわいと☆ベガ(解散)
2022/05/04 サンサーラブコールズ(解散)
2022/05/06 QunQun(現体制終了)
2022/05/07 GRIMOIRE(無期限活動休止)
2022/05/08 Rhodanthe*(活動終了)
2022/05/15 apprentice(解散)
2022/05/15 天使と悪魔の交響曲(解散)
2022/05/21 STELLA BEATS(散開)
2022/05/25 楓歌風奏(解散)
2022/05/28 Premony(解散)
2022/05/29 1%のキセキ(解散)
2022/05/29 INITIAL'L(解散)
2022/05/29 茶果菜(解散)
2022/05/31 OLDCODEX(解散)
2022/05/31 Gothic×Luck(活動終了)
2022/05/31 ラストアイドル(活動終了)
2022/06/02 EMPiRE(解散)
2022/06/04 アイオライト(解散)
2022/06/05 空想少女(解散)
2022/06/05 predia(解散)
2022/06/05 夢色→ロイド(解散)
2022/06/05 RIOT BABY(活動終了)
2022/06/11 ULTRA BUZZ(解散)
2022/06/12 Kyoto flavor(解散)
2022/06/12 DOG inThePWO(活動休止)
2022/06/14 僕のロストワン(解散)
2022/06/15 未完成アリス(活動終了)
2022/06/18 Spindle(解散)
2022/06/18 LAS’TLIAL(解散)
2022/06/22 ユメリープ(全員起床)
2022/06/25 Very Merry(解散)
2022/06/26 うたた寝シエスタ(解散)
2022/06/26 ヤなことそっとミュート(現体制活動終了)
2022/06/28 えもぴっぴ(解散)
2022/06/30 Seven Billion Dots(解散)
2022/06/30 東池袋52(解散)
2022/07/02 ネモフィラ新世界(解散)
2022/07/02 BALLOND'OR(活動休止)
2022/07/02 LiLii Kaona(終幕)
2022/07/14 NILKLY(解散)
2022/07/29 夢∞NITY(活動休止)
2022/07/30 ONE DAY(活動終了)
2022/07/30 HOTARU(解散)
2022/07/31 パクスプエラ(活動終了)
2022/07/31 リトスタ!(解散)
2022/08/04 King Gong(解散)
2022/08/08 ドレミ・ファ(無期限活動休止)
2022/08/11 幻想ばっどえんど(無期限活動休止)
2022/08/11 MELiSSA(現体制活動終了)
2022/08/13 恵比寿マスカッツ(全員卒業)
2022/08/16 Dan te Lion(解散)
2022/08/20 にゅ~わ(解散)
2022/08/22 Avilis(解散)
2022/08/25 Magick-マギック-(解散)
2022/08/26 SHABA(死亡)
2022/08/28 ∞PEACE(解散)
2022/08/30 BUDPiNK(解散)
2022/09/02 Girls Time(活動休止)
2022/09/03 WAKABA(解散)
2022/09/04 #終末のメリーランド(閉園)
2022/09/04 ZON(解散)
2022/09/11 ASHIGALL(解散)
2022/09/11 イツエ(解散)
2022/09/16 SHOCKiNG EGO(解散)
2022/09/17 刹那的アナスタシア(解散)
2022/09/17 僕のClove(解散)
2022/09/17 LogiNeoN(解散)
2022/09/19 AlbaNox(解散)
2022/09/19 閃光アミュレット(解散)
2022/09/22 綺星★フィオレナード(長期充電期間)
2022/09/23 1/fキュレーション(解散)
2022/09/23 泡沫のクロワジエール(解散)
2022/09/23 ポスタルジア(活動終了)
2022/09/28 ソウルズ(解散)
2022/09/28 リルネード(解散)
2022/09/29 PEARL CENTER(解散)
2022/09/30 Aphrodite(現体制終了)
2022/09/30 SOLIDEMO(活動終了)
2022/09/30 the peggies(無期限活動休止)
2022/10/01 ただいまクエスト待機中(解散)
2022/10/07 あんちろちー(活動終了)
2022/10/08 コスメティックロボット(解散)
2022/10/08 ヒーラーガールズ(活動終了)
2022/10/09 LovelyPops(解散)
2022/10/10 ING(解散)
2022/10/10 ORESAMA(活動休止)
2022/10/10 ぱれっとめもりー(解散)
2022/10/10 ♯ぽるて(解散)
2022/10/15 SUNs(解散)
2022/10/16 ぼくはまだしなない(現体制終了)
2022/10/18 WAgg(活動終了)
2022/10/19 あいどるちゅ~ん(解散)
2022/10/22 ENIGMA(解散)
2022/10/22 爆弾ジョニー(解散)
2022/10/22 RE:IN(解散)
2022/10/26 びばビボ(解散)
2022/10/27 1983(解散)
2022/10/29 COJIRASE THE TRIP(解散)
2022/10/30 君と猫(解散)
2022/10/30 26時のマスカレイド(解散)
2022/10/30 メンタルエラー(解散)
2022/10/31 Is(解散)
2022/11/06 虚空のカルミア(解散)
2022/11/23 PANIC POP PARTY(解散)
2022/11/23 プリメケロン(解散)
2022/11/26 看板娘。(無期限活動休止)
2022/11/27 GAUZE(解散)
2022/11/27 激情リフレイン(現体制終了)
2022/11/27 BLUU(活動終了)
2022/11/30 リリー楽綺団(活動休止)
2022/12/03 幾何学模様(活動終了)
2022/12/04 harue(解散)
2022/12/10 絶対にkawaiiの領域(解散)
2022/12/10 teaRLove(解散)
2022/12/10 ビアンコネロ(解散)
2022/12/11 NUMBER GIRL(再解散)
2022/12/15 Noazami(解散)
2022/12/15 Highest(解散)
2022/12/16 DEFINE(解散)
2022/12/18 コンビニ推進アイドル(仮)(活動終了)
2022/12/18 BAD BABY BOMB(解散)
2022/12/18 PFAM(解散)
2022/12/18 夢想プロトコル(解散)
2022/12/28 G'ASH(終幕)
2022/12/28 JILL-PRINCE(解散)
2022/12/28 ドリ☆ステ(解散)
2022/12/30 ねこね、こねこね。(解散)
2022/12/31 アイドル教室(解散)
2022/12/31 Chimo(活動休止)
2022/12/31 鶯籠(冬眠)
2022/12/31 YMB(活動休止)

2023/01/07 Parfait Girls(パフェの惑星へ一時帰還)
2023/01/12 BLUEME7(解散)
2023/01/21 イケてるハーツ(解散)
2023/01/27 Drive at your Brain(解散)
2023/01/28 SAISON(解散)
2023/01/29 ドラマストア(解散)
2023/02/04 ジャックケイパー(解散)
2023/02/04 ドールインサートデスマスク(解散)
2023/02/18 真空ホロウ(解散)
2023/02/26 WEAVER(解散)
2023/03/05 bonobos(解散)
2023/03/08 KANDYTOWN(終演)
2023/03/09 NiA(解散)
2023/03/15 ぜんぶ君のせいだ。(無期限活動休止)
2023/03/22 HOWL BE QUIET(解散)
2023/03/26 愛乙女☆DOLL(現体制活動終了)
2023/03/27 Lovelys(解散)
2023/03/31 Run Girls, Run!(解散)
2023/04/01 まなみのりさ(解散)
2023/04/02 Yamakatsu(解散)
2023/04/30 Malcolm Mask McLaren(現体制終了)
2023/06/29 BiSH(解散)

今年はこれで終了。ありがとうございました。
今年は紅白リアルタイムないと思いますが、また来年よろしくお願いします。

2022年のTSUTAYAの閉店は約130店舗だったこと

今年の情報はさすがに出尽くした感がありますので、今年もまとめます。
TSUTAYA系列の店舗で今年明確に「閉店」したのは、数えることができた限りで約130店舗。移転したとかは一旦除いた数です。

【閉店】
01/04:TSUTAYA 石堂店(青森県八戸市)
01/07:TSUTAYA 瓢箪山店(大阪府東大阪市)
01/15:TSUTAYA 大鳥居店(東京都大田区)
01/15:TSUTAYA 葛西店(東京都江戸川区)
01/16:TSUTAYA 函館港町店(北海道函館市)
01/16:TSUTAYA 東戸塚店(神奈川県横浜市戸塚区)
01/16:TSUTAYA 碧南店(愛知県碧南市)
01/23:TSUTAYA OUTLET 神栖店(茨城県神栖市)
01/23:TSUTAYA 東大島店(東京都江東区)
01/26:TSUTAYA 京橋店(大阪府大阪市都島区)
01/31:TSUTAYA 赤坂店(東京都港区)
01/31:TSUTAYA 新橋店(東京都港区)
01/31:TSUTAYA BOOKSTORE ビーンズ赤羽店(東京都北区・書籍のみ)
01/31:TSUTAYA シァルプラット東神奈川店(神奈川県横浜市神奈川区)
01/31:TSUTAYA 伊東店(静岡県伊東市)
01/31:TSUTAYA 豊岡アルコム店(兵庫県豊岡市)

02/06:TSUTAYA 武蔵小山店(東京都品川区)
02/06:TSUTAYA 藤井寺駅前店(大阪府藤井寺市)
02/10:TSUTAYA 下高井戸店(東京都杉並区)
02/10:TSUTAYA 八戸ノ里店(大阪府東大阪市)
02/18:TSUTAYA シティオ洲本店(兵庫県洲本市)
02/18:TSUTAYA シティオ三原店(兵庫県南あわじ市)
02/20:TSUTAYA 川崎三の辻店(神奈川県川崎市川崎区)
02/20:平和書店 TSUTAYA 堅田店(滋賀県大津市)
02/27:TSUTAYA 花小金井店(東京都小平市)
02/28:TSUTAYA 湯沢店(秋田県湯沢市)
02/28:TSUTAYA 東浦和店(埼玉県さいたま市緑区)
02/28:TSUTAYA 高田馬場店(東京都新宿区)
02/28:TSUTAYA JR住道店(大阪府大東市)
02/28:TSUTAYA 遊ING 浜町店(長崎県長崎市)
02/XX:TSUTAYA WonderGOO 石下店(茨城県常総市・レンタル終了)

03/07:TSUTAYA 市川オリンピック店(千葉県市川市)
03/11:TSUTAYA 幡ヶ谷店(東京都渋谷区)
03/13:TSUTAYA 四条寺町店(京都府京都市下京区)
03/13:TSUTAYA 東香里店(大阪府枚方市)
03/20:TSUTAYA 昭和通り店(山梨県中巨摩郡昭和町)
03/20:TSUTAYA 東浦通店(愛知県名古屋市南区)
03/21:TSUTAYA 遠軽店(北海道紋別郡遠軽町)
03/21:TSUTAYA 武生南店(福井県越前市)
03/31:TSUTAYA BOOKSTORE ビーンズ西川口店(埼玉県川口市)
03/31:TSUTAYA 北柏店(千葉県柏市)
03/31:TSUTAYA 鴨居店(神奈川県横浜市緑区)
03/31:TSUTAYA 横須賀堀ノ内店(神奈川県横須賀市)
03/31:TSUTAYA 中洲gate’s店(福岡県福岡市博多区)
03/31:TSUTAYA 甲南通り店(鹿児島県鹿児島市)

04/03:ブックエース 内郷店(福島県いわき市)
04/07:TSUTAYA 宮内店(広島県廿日市市)
04/10:TSUTAYA 熊見店(兵庫県姫路市)
04/10:TSUTAYA 三原店(広島県三原市)
04/13:TSUTAYA 綱島店(神奈川県横浜市港北区)
04/15:TSUTAYA 大宮指扇店(埼玉県さいたま市西区)
04/XX:TSUTAYA WonderGOO 日立田尻店(茨城県日立市・レンタル終了)
04/XX:TSUTAYA WonderGOO 常陸大宮店(茨城県常陸大宮市・レンタル終了)
04/XX:TSUTAYA WonderGOO 館林店(群馬県館林市・レンタル終了)
04/XX:TSUTAYA WonderGOO 八街店(千葉県八街市・レンタル終了)

05/05:TSUTAYA 北朝霞店(埼玉県朝霞市)
05/08:TSUTAYA 小岩店(東京都江戸川区)
05/08:TSUTAYA 坂店(広島県安芸郡坂町)
05/15:TSUTAYA 平須店(茨城県水戸市)※茨城町に移転
05/29:TSUTAYA 名寄店(北海道名寄市)
05/31:TSUTAYA 松井山手駅前店(京都府京田辺市)

06/05:TSUTAYA フジグラン新居浜店(愛媛県新居浜市)
06/05:TSUTAYA 船堀店(東京都江戸川区)
06/10:WAY書店 TSUTAYA 天理店(奈良県天理市)
06/12:WAY書店 TSUTAYA 御所店(奈良県御所市)
06/20:平和書店 TSUTAYA ノースウエスト店(岐阜県大垣市)
06/28:TSUTAYA 神明通り店(福島県会津若松市)
06/30:TSUTAYA 札幌駅西口店(北海道札幌市北区)

07/03:蔦屋書店 南笹口店(新潟県新潟市中央区)
07/03:蔦屋書店 豊科店(長野県安曇野市)
07/17:TSUTAYA 鶴見西口バスターミナル店(神奈川県横浜市鶴見区)
07/18:TSUTAYA 北堀江店(大阪府大阪市西区)
07/26:TSUTAYA 喜多方西店(福島県喜多方市)
07/31:TSUTAYA 棚倉店(福島県東白川郡棚倉町)
07/31:TSUTAYA BOOKSTORE ビーンズ戸田公園店(埼玉県戸田市・書籍のみ)
07/31:TSUTAYA 大森駅東口店(東京都大田区)
07/31:TSUTAYA 吉祥寺店(東京都武蔵野市)

08/07:TSUTAYA 新道東駅前店(北海道札幌市東区)
08/11:精文館書店 TSUTAYA 荒尾店(愛知県東海市)
08/14:TSUTAYA 上中居店(群馬県高崎市)
08/14:TSUTAYA 都賀店(千葉県千葉市若葉区)
08/14:TSUTAYA 市川店(千葉県市川市)
08/14:TSUTAYA 西鈴蘭台店(兵庫県神戸市北区)
08/17:精文館書店 TSUTAYA 領家店(静岡県浜松市中区)
08/28:TSUTAYA 富士宮バイパス店(静岡県富士宮市)
08/28:TSUTAYA 徳島新浜店(徳島県徳島市)
08/28:TSUTAYA 屋島店(香川県高松市)
08/31:TSUTAYA 年貢店(福島県会津若松市)
08/31:TSUTAYA 咲が丘店(千葉県船橋市)
08/31:TSUTAYA 船橋南口駅前店(千葉県船橋市)
08/31:TSUTAYA 三鷹北口店(東京都武蔵野市)
08/31:TSUTAYA 立川南店(東京都立川市)
08/31:TSUTAYA 多治見インター店(岐阜県多治見市)
08/31:TSUTAYA 深井店(大阪府堺市中区)
08/31:TSUTAYA 賀来店(大分県大分市)

09/04:TSUTAYA 福島南店(福島県福島市)
09/04:TSUTAYA 向ヶ丘遊園店(神奈川県川崎市多摩区)
09/04:TSUTAYA BOOKSTORE ホームズ尼崎店(兵庫県尼崎市・書籍のみ)
09/07:TSUTAYA 岡山西大寺店(岡山県岡山市東区)
09/15:TSUTAYA 増尾中原店(千葉県柏市)
09/15:TSUTAYA BOOKSTORE KONAN iCommons(兵庫県神戸市東灘区・書籍のみ)
09/16:TSUTAYA 春江店(福井県坂井市)
09/16:TSUTAYA 西院店(京都府京都市右京区)
09/19:TSUTAYA 三川屋国道店(千葉県旭市)
09/19:蔦屋書店 佐久小諸店(長野県小諸市)
09/19:フタバ図書 TSUTAYA GIGA宇品店(広島県広島市南区)
09/25:TSUTAYA 沼津原店(静岡県沼津市)
09/25:TSUTAYA 名古屋駅西店(愛知県名古屋市中村区)
09/27:TSUTAYA 元住吉店(神奈川県川崎市中原区)
09/30:TSUTAYA 江古田店(東京都練馬区)
09/30:TSUTAYA 富士吉田店(山梨県富士吉田市)
09/30:TSUTAYA いの店(高知県吾川郡いの町)
09/30:TSUTAYA 老司店(福岡県福岡市南区)
09/30:蔦屋書店 コマーシャルモール博多店(福岡県福岡市博多区)

10/13:平和書店 TSUTAYA あどがわ店(滋賀県高島市)
10/16:TSUTAYA LALAガーデンつくば(茨城県つくば市)
10/23:TSUTAYA 保谷駅前店(東京都西東京市)
10/23:TSUTAYA 北島店(徳島県板野郡北島町)
10/25:TSUTAYA 相武台店(神奈川県座間市)
10/31:TSUTAYA 東青田店(山形県山形市)
10/31:TSUTAYA タマムラブックセンター(群馬県佐波郡玉村町)
10/31:TSUTAYA AVクラブ 帯山店(熊本県熊本市中央区)

11/06:TSUTAYA アクロスプラザ橿原店(奈良県橿原市)
11/12:TSUTAYA 矢吹店(福島県西白河郡矢吹町)
11/13:蔦屋書店 白根マーケットシティ店(新潟県新潟市南区)
11/13:TSUTAYA 札幌琴似店(北海道札幌市西区)
11/20:TSUTAYA 大阪狭山店(大阪府大阪狭山市)
11/23:TSUTAYA 宝塚店(兵庫県宝塚市)

12/11 TSUTAYA 鈴鹿店(三重県鈴鹿市)

TSUTAYA 大森駅東口店(7/31閉店)

一方、新たに開店したのは以下。
さすがにこの期に及んで普通のTSUTAYAが新規オープンすることはなく、「BOOKSTORE」業態です。

【開店】
01/04:TSUTAYA BOOKSTORE 中部国際医療センター
04/28:TSUTAYA BOOKSTORE 亀戸
08/05:TSUTAYA BOOKSTORE 金沢エムザ
09/16:TSUTAYA BOOKSTORE AIZU
10/07:TSUTAYA BOOKSTORE イオンモール土岐
11/08:TSUTAYA BOOKSTORE 恵比寿ガーデンプレイス
11/08:TSUTAYA BOOKSTORE ららぽーと堺
12/15:TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI

とはいえ、ライバルのGEOは、通常のDVDレンタルも扱う「GEO」業態の店舗を3店舗程度ではありますが、新規にオープンさせています。
やっぱ本業のリユース関連が好調だと、いろいろ余裕も出てくるってことでしょうか。CCC、しんどそうだもんな。

今年の閉店状況を見てみると、以下のような特徴があります。


■大都市圏店舗の閉店

細かく出店していた地域の小型店を間引くように閉店させているのはここ何年も続いている動きですが、今年は割と都市型の重要そうな店舗をあっさり閉店させる事例が目立ちました。

東京では都心の新橋店・赤坂店が閉店、また吉祥寺店・三鷹駅北口店・立川駅南口店と中央線の駅近店舗が続々閉店。
大阪では京橋店、名古屋では名古屋駅西口店、京都では西院店と、地域の拠点店が消滅。
札幌市のど真ん中にあったTSUTAYA 札幌大通店が閉店したのは昨年の7/31でしたが、今年に入って札幌駅西口店・札幌琴似店という都市型の店舗が次々に閉店し、もう郊外型の店舗しか残っていません。

結果、札幌市内札幌市に残るTSUTAYAは4店舗、神戸市も郊外型2店舗、京都市は遂に残り1店舗です。


■フランチャイジーのTSUTAYA離れ

昨年、最大手フランチャイジーのトップカルチャーが自社店舗の全店でレンタル業態を取りやめるという発表を行いましたが、それでもまだCCCのフランチャイジーとして「蔦屋書店」の看板を掲げ続けることには変わりません。

一方、ほとんどの店舗で「TSUTAYA WonderGOO」のダブル屋号で十数年運営してきたWonderGOOは、TSUTAYAに委ねていたのはレンタル業だけでしたので、レンタルを終了させた結果「TSUTAYA」も屋号から取れ、ただのWondeGOOに戻って営業を継続しています。
埼玉・千葉の多くの店舗ではまだレンタルを継続していますが、北関東ではレンタル撤収完了間近となっています。

また、愛知県豊橋市に本店を構える精文館書店、滋賀県京都府を中心に店舗網を持つ平和書店も、レンタル・CD/DVD販売を取りやめてフランチャイジー以前の「書店」としての営業に回帰する動きを見せています。


前から申し上げているように、CD販売店については「CDを売りたい」ダンス&ヴォーカルグループが今後も増加する様相を呈していますので、「CDを積む」ファンの「爆買い」によってもう少し生き残ると思われます。
しかし、CDレンタルは既に風前の灯火、DVDについては販売の方は一人が大量に買い込む「積む」文化はCDほど大きくありませんので、販売が今後拡大するということについては相当しんどい状況であり、レンタルもたとえばジブリがどこかのサブスクに提供を開始すれば、割と本気でまずいことにもなりかねません。

あとは映像にしろ音楽にしろ、過去分も含めてサブスクに提供されておらずレンタルには存在可能という類のものを集められるだけ集めて、それがどれくらいの規模のビジネスとして成立するのか。
どうあがいてもでかいビジネスにはなりようがなく、実店舗では到底無理な気がします。

ということで、店舗型レンタルに先はないのは確定事項として、前々からそう言い続けている身としては正味「まだ粘っているじゃないか」という気持ちです。

紅白の追加発表と演歌歌手のこと

今年の紅白歌合戦ですが、出場歌手をいったん発表した後も、追加発表をおじいちゃんのおしっこ並みにだらだら続けています。

例年より多めです。
しかも各世代・嗜好のかなり多くの層にアピールできるミュージシャンが揃っていて、さらに各層にとっては「目玉」と言っていいレベルの弾が追加されている感じがします。

最初の発表の時に「#紅白見ない」というハッシュタグが少しバズりましたが、いま改めて見返してみると翻意されている方がすごい勢いで出てきています。
まあ、そうなります。気持ちはわかります。

で、毎年やってたことを忘れていたのでやります。
今年の出場ミュージシャンは、ビルボードジャパンの年間チャートに照らすと「今年ヒットした曲」を割と正しく拾っていることがわかるのですが、ものすごくその例外が演歌。
今年も去年と全く代り映えのしないメンツなわけですが、ではこの出場歌手は「演歌の中の売上的にはどこまで正しいのか」ということを確認します。

ということで、今年発表された演歌・歌謡曲ジャンルの歌手のシングルの、今週までの累積売上ベスト10。
今年中に複数枚リリースされている方は一番売れたヤツのみ。
あと、こういうランキングはネットにはないのでざっくり各歌手の売上数を調べて並べたので、抜けはある可能性あります。
太字は今年の出場歌手。

水森かおり 九十九里浜 1.9
市川由紀乃 都わすれ 1.3
丘みどり 雪陽炎 1.2
坂本冬美 酔中花 0.7
天童よしみ あなたに咲いた花だから 0.6
岩本公水 憂愁海峡 0.5
島津亜矢 花として 人として 0.5
川野夏美 空席 0.5
美貴じゅん子 雪の海 0.4
葵かを里 諏訪の御神渡り 0.4
石川さゆり 残雪 0.09
純烈 君を奪い去りたい 7.2
山内惠介 誰に愛されても 5.4
氷川きよし 群青の弦 5.0
真田ナオキ 渋谷で…どう? 2.4
辰巳ゆうと 雪月花 2.2
福田こうへい ふるさと山河 2.0
竹島宏 一枚の切符 1.9
三山ひろし 花恋歌 1.6
平松賢人 灼熱ロマンス 1.1
東京力車 Sole! ~おまんた囃子~ 1.0

以上。

男性は全員ベスト10には入っていました。女性は石川さゆりさんが外れていますが、もう例の通り今年の曲を歌うことはありませんので、まあこれでいいということでしょう。

数年前まではその年によって入れ替わりで出場できる枠があったのですが、今はもうありません。
丘みどりさんなんかはその入れ替わり出場枠末期にすべり込みで入った口ですね。

そして売り上げの実数値を見ればわかるように、氷川きよしも水森かおりも一時期は10万枚以上売っていたのが、今やここまで売上が細っております。
昔は、固定化された紅白出場歌手以上にCDを売り上げる歌手がいて、「これはちょっとかわいそうかな」とか思うことも結構な頻度であったのですが、今のこの状況、もう新しい演歌歌手がヒットする以前に「知られる」ことが相当にしんどくなっているものと思われます。

まあ、もはや老人ですら演歌聴かないというか、例えば今の70歳は1952年生まれですから、物心ついた時にはロカビリーがあり、思春期はGSブームど真ん中、20代の頃にはフォークからニューミュージックまで聴けた世代ですので、1970-80年代ですら大きなマジョリティとまでは言えなかった演歌に今になって入っていくはずもないわけで。

氷川きよしが今年を最後に外れることが確定しているわけですが、来年その枠が維持されるのかどうかが今のところの最大の関心ごとです。
純粋に売り上げでいくなら真田ナオキ、枠を長良プロダクションで引き継ぐならば辰巳ゆうと。日本コロムビアで引き継ぐならベスト10内にはいませんが、13位に彩青(りゅうせい)という方がいます。
正味、枠が削られて終了だと思いますが、想像するくらいはいいじゃないか。

2022年ブックオフオンライン年間ランキングのこと

今年も発表されました。日本で最も地獄度の高いCD売上ランキングです。

2022年ブックオフオンライン年間ランキング(CD)

2013年から毎年記録を拾うようにしていますが、それらをまとめると以下のような感じです。

毎年、1990年代から2000年代の、CDが程よく売れていた時代に馬鹿みたいに売れた有名ミュージシャンの主にベスト盤が、買って売られて買って売られてグルグルしているだけという割と酷いランキングなわけですが、今年はちょっと「近年ならでは」感が。

2013年からの範囲に限って言えば、2010年以降にリリースされた盤でこのランキングのベスト3以内に入ったのは、2017年に前年リリースの宇多田ヒカルの「Fantome」が3位に入ったのみ。
今まで1位になったことがあるのは、宇多田のベストかスピッツのベストかサザンの「海のYeah!」だけです。

それが今年は2020年の藤井風の1stアルバムが1位。
オリジナルアルバムが1位になったのは観測の限りでは初めてですし、ベスト3に入ったのも「Fantome」以来。

もうこれは紅白含めて圧倒的に知名度が上がったことで、サブスクを利用するほどではないレベルの若いファンやお試しで聴いてみようという層がこれだけいたということでしょう。
米津玄師の「STRAY SHEEP」が最高で11位ということを考えても、このライト層への求心力は圧倒的です。
というか、2020年ともなると、それ以前と比べてそもそもCDの流通量が毎年上位にいる方々と比べると相当に少ないはずですので、その点だけ考えてもこの1位は割とすごいです。

オリジナルアルバムではキンプリの1stも7位に初登場。
過去にジャニーズ系でこのランキングに入ったことがあるのはSMAPと嵐だけですので、割とすごい。これはメディアの露出によって彼らを好いたもののあまりたくさんお小遣いをもらっていない子たちがブックオフを頼った、ということではないかと考えています。

ということで、多少「最近」を感じるところはありましたが、上記以外はいつも通りの地獄ランキングでした。
来年もきっとこうなります。キンプリは来年ベストとか出るのだろうか。

あと、お暇だったらリンク先の洋楽の方も見ていただくと、また別の味わいがある地獄です。

タワーレコード秋葉原店が閉店すること

タワーレコード秋葉原店、2023年1月3日閉店
遂に来たか。

2005年9月16日オープン、当時はヨドバシビル7階のフロアマップで言うと1と2と3の一部、今のTHE SUIT COMPANYとダイソーのフロアをがっつり占めていたのですが、2016年に同じ階の現在の位置に移転してリニューアル。

リニューアル前は割と頻繁にインストアイベントを開催していたのですが、移転によって店の床面積が半分以下になってしまったためイベントも激減。
正味、錦糸町パルコ店はその減った分をフォローすべく圧倒的にインストアイベントに寄せた形の店舗として2019年3月にオープンしたわけですが、1年もたたずにコロナでイベント停止。
ようやくここんとこはぼちぼち開催できるようになってきたところで、秋葉原の方は閉店と相成ったわけです。

こういう時はざくっと見に行く。


タワレコの閉店に先んじて、同じフロアにある書店の有隣堂が閉店することも告知されていたのですが、では7階の全体的な状況はどうなんだ、という点も気になりまして。
各店舗グルグルして見たところ、閉店の告知が出ていたのはタワレコと有隣堂と、端っこにある眼科(フロアマップの4・14・15)の3つの領域。


有隣堂は書店チェーンの中ではまだ「攻めている」方という認識ですし、正味CDの各チェーンも今後また「CDを売りたい」タイプの男子ダンス&ヴォーカルグループが続々出て来ているのを考えると、このタイミングで閉店するというのは単に「売上が悪いから」という理由だけだとは考えにくいです。
契約更新のタイミングで、もっといい条件のテナント候補が現れたと考えるのが妥当かと、そう思います。

ではそんな店はどこなのだ、というのをぼーっと考えたところ、自分の頭では2案。

・TSUTAYA BOOKSTORE
・GU

有隣堂が去った後、コミックやアニメ系以外の普通の書籍雑誌を販売する一般書店でこの地域に残るのは書泉ブックタワーとアトレの三省堂ということになりますが、秋葉原の拠点性を考えればまだ行けるはず。
TSUTAYAは旧来型の店舗に限れば東京の東側はまだ強いのですが、逆に蔦屋書店や小洒落たBOOKSTORE形式の店舗については、GINZA SIX内の割とハードル高げな店舗のみ。日本刀売ってるし。
ここでもう少しカジュアルな地域拠点として入り込んでくるのでは、という予想。

GUは最近では新宿Flags、ルミネ横浜、天王寺ミオ等、割と都市の拠点的な位置にガンガン出店しているような気がしていまして、現在のところ最も秋葉原に近いのは御徒町店ですが、商圏としては異なっていますし、これくらいの距離があれば余裕で出店してくるでしょうという予想。

何にせよ、タワーレコードが去ることで、新譜CD/DVDをメインで扱う店舗は秋葉原から消えます。
アニメショップやアイドル系メインのショップでその範疇は買えますし、ヨドバシカメラ内のソフト売り場でもCD売ってますので、困ることはないと言えばそうなのですが。
秋葉原は街として割と好きなんですけど、行く理由がずんずん減っていきます。アルバにカレーでも食いに行くか。

安全地帯@東京ガーデンシアターのライブのこと

11/29は安全地帯の40周年記念ツアーの東京ガーデンシアター公演。

友人と酒飲んでたときかいつだったか「玉置浩二の歌は生で聴いておかないと日本人としてどうか」という話になり、直近のライブが大変に具合のよいアニバーサリーライブだったため、初見のおっさん4人でいそいそと赴いた次第。

とりあえず玉置さん、歌の化け物。えげつない。
これを聴きに来たのでその時点で満足だったのですが、眺めながら聴きながらやはりこの安全地帯というバンドの面白さが伝わってくきます。
強く思ったのは「これ予想以上にきちんとギターバンドじゃないか」ということ。

安全地帯といえば玉置さんの鬼ヴォーカルと叙情的なメロディ、というイメージですが、もしヴォーカルを別に差し替えてメロディーのキーを半音上げたら、割とアメリカの70-80年代のギターバンドに近い音になるのではと思いまして。
実際曲によっては間奏がイーグルスのようにも聴こえたり。

少なくとも、ギター2本、玉置さんが持ったら3本、ライブではサポートもいるので4本という状況は、最初こそ「それトゥーマッチじゃねえの」と思っていましたが、終わるころには非常に納得。

他にパーカッションもいるのにドラムがツインドラム体制というのはさすがにトゥーマッチではないかと思ったのですが、これは2セット必要というより現在体調の問題で活動休止中の正ドラマーの田中さんに対して、サポートを1名に固定しないことで何らか伝えようとする「粋」ではないかと思ったり。
というか、今回は田中さんが別場所でプレイしているのをスクリーンで映しつつ1曲セッションするという企画もありまして、かなりぐっと来たのですが。

安全地帯はヒットして以降、玉置さんが確固たる「センター」ではあるのですが、そもそも最初に注目されるきっかけは井上陽水のバックバンドとしての活動であり、それは当然バンドとしての確かな腕があったということで。
そこでフックアップされたことが全部今に繋がっているわけで、やっぱりバンドとしてデビュー以来不変のメンバーで活動を続けていることにはすごく意味があるんだということをしみじみと感じました。

やっぱいろんなバンド観た方がいい。
正直、全盛期の安全地帯は当時の自分にとってストライクど真ん中かといえばそうではありませんでした。
が、今こうやって活動してくれているのを観に行くと、やっぱり知っている曲ばっかりですげえと思ったり、純粋に演奏が素晴らしいと思ったり、大変に楽しい。
やっぱりこういうの大事です。

ただ問題は東京ガーデンシアターだ。
まだオープンしてからそんなにたってないとはいえ、行くたびに会場周辺の導線が違うのは正直ちょっと困る。そろそろ決定版を見つけてください。
よろしくお願いします。