RealSoundに原稿書いたことと、中島みゆきがストリーミングに音源解禁したこと

RealSoundに原稿書きました。現役ミュージシャンによるアイドルへの楽曲提供を「クロスオーバー」と称する形で過去からまとめてみました。
前回と重なる領域もあったため、けっこう書き分けに難儀したのですが、でもこういう、放っておかれたら気になっていることではあるので自分で勝手に調べてブログに書いてしまうようなテーマを原稿依頼として振ってもらえるのは、正直ありがたいです。
もう、商業サイトではこういう「タイムライン芸人」として地味に生きていく所存です。

ただ、2年ほど前自分内で「TSUTAYAバブル」と呼んでいる状況があったのですが、それ以降はCD店・レンタル店についての原稿依頼はありません。それ以降も継続的に観察しているのでいろんな切り口で書けるんですけど、まあすげえ地味な話にしかならないことはわかります。引き続き当ブログで。

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中島みゆきが昨日付でAmazon Music限定でストリーミング解禁。全曲ではなく、見た限りではカップリングを含むシングル収録曲のみのよう。

先日「ストリーミング解禁してないミュージシャン」について書いてからそんなに経たず更にその一角がまた崩れた感じです。
私はApple Musicなのでまだ聴けないのですが、安室奈美恵がApple Music限定の形でストリーミング解禁したのが2019年6月17日で、Spotify等他のサービスで解禁されたのが同年9月20日。
これと同等と考えると、3か月待てばよい、ということで。ことなのか。サンプル数が少ないのでわからない。

こういう形の限定解禁があるということは、まだ解禁してない人には各サービスの担当が日参して頭を下げていたりするのでしょうか。そして山下達郎家の玄関前で取り付く島もなく追い返されたりしているのでしょうか。

いやでもそれでいいんですよ、納得できなければ。
もちろん、各ストリーミングサービスを使用して音楽聴き始めたような若い人にとって、ストリーミングサービスで検索できないということは存在していないこととイコールですが、ミュージシャンとしての自分が音楽に関わるうえでのヴァリューとして、盤としてのリリースであるとか、高音質とかがそれ以上に優先されるのだ、ということであれば、それはミュージシャンとしてのこだわりです。

というか、ストリーミングのみで聴いているリスナー側から見れば、ジャニーズの大半や米津玄師やB'zが存在しない世界線って、そんなのを実際に経験できるのってすげえな、と思います。