TSUTAYA公式サイトの店舗検索のこと

どこのレコード屋がオープンしたとか、どこのレンタル店が閉店したとかを嬉々として調べている人間ですので、 TSUTAYA公式の店舗検索機能も通常の人間の20倍くらい使用しています。
で、2年前くらい前だったか、その店舗検索機能が大きくリニューアルされたのですが。
それが割とおかしなことになってしまっていて。

  • 都道府県まで入力しないと検索ボタンを押せなくなった
  • 最初に指定できるのはその都道府県や市町村の地域だけで、「コミックレンタル店舗」「CD販売店舗」等、地域以外のオプション検索は、地域だけで検索して結果表示させた後に改めて指定しないといけなくなった
  • Google等の検索で、例えば「TSUTAYA 池袋」と検索しても、「TSUTAYA 池袋ロサ店」等の個別店舗ページが検索結果に引っかからないようになった

という状況で、自分としては「改悪」に近い状況でして非常に憤っていたのですが、通常の20倍である自分がそもそも異常だと思い我慢していました。
しかも本来の用途とは違う使い方ですし。
それが、ここんとこまた少しずつ修正が起こなわれています。

  1. 個別店舗ページがGoogle等の検索の際に出るようになった
  2. 政令指定都市は元々「区」まで指定しなければいけなかったのが「市」までになった

1)については、これはあちこちから「何で出ないんだ」と怒られたのではないかと予想します。
そもそも何で検索に引っかからないように細工したのかという点で考えると、とにかく結果を見るためにはTSUTAYAポータルを経由する必要があるという形にして、トップ含めたPV全体を伸ばしたいという意図というか、数値優先でトップダウンでそういう話になったのではないか、という気もしなくはないです。
が、そのために利便性が相当に犠牲になっているわけで、普通に考えればそりゃ怒られます。

2)については先日もお伝えしたようにガンガンTSUTAYAは店舗数が減っていますので、そうしないとかなり悲惨なことになるわけで。
修正しないままの状態だった場合、たとえば神戸市内にあるTSUTAYAを探そうとした人が地域で絞り込もうとすると、店舗を表示する前に実際の区の数は9区あるのに「神戸市垂水区」「神戸市西区」しか検索候補に出てこず、かつその下には1店舗ずつしかないという地獄です。

これはもう店舗数の減によって「不便」&「みっともない」状態になってしまったことの是正ということと考えてよいと思います。

正直、今後これ以上の改善が図られるかどうか考えた場合、さらに今後母数が減っていく中でその検索にお金をかけるか、ということを思えば期待薄なので、これからもこの微妙に使いにくい検索機能を使い倒していく所存です。

というか、もう東北には岩手県と福島県、東海には愛知県しか店舗が残っておらず、東京都や神奈川県には1店舗ずつしかないのに、まだ全国チェーンとして頑張っている感を微妙に出そうとしてマップを更新しないWondeGOOの店舗検索よりは、まだ大丈夫です。