Michael Head@下北沢シャングリラのライブのこと

5/30はMichael Head & The Red Elastic Bandのライブ@下北沢シャングリラ。

The Pale Fountainsは完全に後追いで聴きました。
初めて知ったのは、1980年代後半に東海地区の深夜に流れていたバナナレコードのTVCM。画面に映っているのはマーク・ボランなのに、流れてくるのは「Palm Of My Hand」のイントロという謎のCMでした。
二番目はその後関西に引っ越した後、よみうりテレビの土曜の深夜にテーマを決めて割とレアな作品も込みで映画を放映することがあったのですが、そのオープニングテーマが「Bruised Aracade」でして。

その頃には既にThe Pale Fountainsは解散し、Michael HeadはShackでの活動に移行、そっちはほぼリアルタイムで追っていたのですが、でもやっぱりThe Pale Fountainsの方が好きだなと思いながら。
1992年のShack来日時は貧乏学生のため行くこともなく、結局今回それ以来の来日。昨年のアルバムが大変によかったのもありますが、そりゃThe Pale FountainsやShackの音源もやることを期待しながら。

頭3曲、最新作からぎっちりやって、まあアルバムのリリースツアーだよねと思ったら直後に「Reach」。サビの「あ・あ・あ・あーい」を本人歌唱でシンガロングできる日が来るなんて思ってもいなかったよ。もう泣けてきそうだよ。
The Pale Fountains楽曲はもう1曲「Jean's Not Happening」も、印象的すぎるギターソロも含めて堪能。
Shackは「HMS Fable」からやたらやったような気がしますが良いアルバムなのでOKだし、大好きな「Undecided」もやってくれたのも素晴らしい。

40年以上活動し続けてチャート的にも昨年がキャリアハイという異常なレベルの現役感と、でも思春期の己のハートをえぐってくる異様な懐かし感が交互に訪れる謎のライブ。

Michaelは本当に楽しそうで、「Beautiful!」「Fantastic?」と盛んに言っていましたが、今もってこんなパキパキの音楽をかましてくるあなたが一番BeautifulでFantasticですよ。

また来てほしい。毎年来て新作ツアーと「From Across The Kitchen Table」完全再現と「Zilch」完全再現とかを順繰りにやってくれたら永遠に課金し続けます。