RINGWONDERUNG@渋谷CLUB QUATTROのこと

なかなかライブに本格復帰するタイミングを掴めずにいたところ、行かないかと誘われたのがRINGWONDERUNGというアイドルグループのライブ。
彼が推すなら間違いなかろうと、日程だけ見てOKして、その後にチラと音源聴いてみて「割と好きな方だな」ということを確認した後、せっかくなのでごく稀にしか経験できない贅沢「曲をまったく知らない状態でライブ」でいこうと決め、それ以降一切聴かずグループのことも何も調べない状態で当日。

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渋谷クラブクアトロ、床にテープ貼って1人当たりのエリアを区切る形になっているので、恐らく通常の満員の半分くらいですがソールドアウト。
通常の定員で換算するとマウントレーニアホールとかのレベルですが、それでもぽっと出のグループにはなかなか大変な動員数、かつ結成2年のその2年間はほとんどコロナ禍という状況で、どうやってこの規模までファンを固めたのか、メンバーにそれなりのグループの元メンバーでもいるのか。
そうやっていろいろ考えつつよくわからんままライブが始まるわけですが。

楽曲は「楽曲派」と声高に言うほどではないけれども、かなりしっかり。「ボカロP的な音作りメイン、時々BiSHをベンチマークする」的な塩梅でしょうか。レベルは相当高い。
一方、歌は滅茶苦茶うまい。圧倒的にうまい。別にアイドルは歌がうまくなきゃ駄目だというつもりは全くないのですが、でも全員が歌えることでここまで表現できるんだというなかなかな感動。

BiSHというかWACKの楽曲は、松隈ケンタ氏の意向で複数人のユニゾンは原則使用していないわけですが、個人的には大人数ユニゾンはアイドルが使用できるかなり強力な「武器」だと思っています。
そしてRINGWONDERUNGの場合、みんなうまいのでユニゾンの「武器」っぷりが他にないレベルで、2人ユニゾンから5人ユニゾンに切り替わった時の「ギアが一段上がった」感とか、他のグループにはない気持ちよさでした。

終わった後検索して調べてみたところ、元々は東宝芸能出身の方が設立した事務所所属だったり、2年の間に出られるイベント全部出てるんちゃうかレベルの頻度でライブしていたり、きちんとマネージメントされた環境で出られる現場に出まくることできっちりファンを集めていったことがわかります。
そしてメンバーは、テレ東の「THE カラオケ★バトル」の「全日本大学生歌うま王決定戦」決勝出場者を中心に集められたということで、そりゃ歌うまいわ、抜群だわ。理解しました。

ということで、地力は相当に図抜けていますので、何かのきっかけで頭ひとつ出てきたりもするんじゃないかと思いますが、地力だけで何とかなるものでもないのがアイドル界隈でもあり、これ難しい。
とりあえず、また観に行きます。