B'zがストリーミング解禁されたこと

遂にB'zがサブスク解禁
Being所属ミュージシャンの楽曲はなかなか出てこない印象強いですが、TUBEの一部楽曲は出ていましたし、大黒摩季は2019年大晦日に所属期の音源解禁、今年3月に倉木麻衣の「コナン」関連楽曲24曲が解禁されたという動きはありましたので、決して事務所として全否定ではない、ということは解っていました。
が、それ以外は実際出てきていなかったのも事実。
それがここに来て親玉B'zが全解禁も全解禁、本体全曲、2人のソロや部外活動も全ての880曲一挙解禁という、今まで何だったんだ状態の徹底的なだだ漏れです。

恐らくこれでみんながすごい勢いで再生すると思いますので、事務所側もこれに気をよくして考えを改め、ZARDとかT-BOLANとかもぐいぐい解禁していただけることを期待しています。
ZARDなんか「CDまでは買わない」とか「聴きたいと思ったからBOOKOFFに行く」層を相当に持ってこれるのではないかと思います。
「負けないで」だけでもどんだけ再生されるんだっていう。

これで「サブスクやらない」勢の大きな山がひとつ崩れたわけで、では大きな山としてどこらへんが残っているかというと、

・ジャニーズ所属グループ(嵐以外)
・アップフロント所属グループ・ミュージシャン
・山下達郎全部&竹内まりやの大部分
・ブルーハーツ&ハイロウズ&クロマニヨンズ
・マキシマム ザ ホルモン
・中島みゆき(一部楽曲Amazonのみ解禁)
・CHAGE AND ASKA

メジャーなところではここらへんでしょうか。
ジャニーズは、嵐を全編英語詞&海外作家引っ張ってきたりしてのそこらへん周りは解禁していたりしますので、これ完全にビジネス判断であることは間違いなく、今後仕掛けたり仕掛けなかったりした結果、例えばキンプリがアジア全域で大人気になったりしたら、速攻キンプリ解禁しそうな、そういう雰囲気は感じます。

アップフロントも総じてビジネス判断だとは思うのですが、ハロプロ関連だけなら完全にそう判断できるものの、在籍時のKANの1990年以降の音源や演歌系までその相当数が対象ですので、ジャニーズよりは何らかの感情込みというか「意地」も感じられます。
ただ、森高千里は普通に解禁されていますし、今見てみたら先日まではなかったはずのスターダスト☆レビューが相当数解禁されていましたので(確認したら3月24日配信開始)、背に腹は代えられん感じで。
今後はハロプロだけに絞り込む気でしょうか。それとも全解禁に向かうのでしょうか。

ヒロト&マーシーの一連のバンドやホルモンはもう「レコードで売りたい」という意志のもとでしょう。クロマニヨンズなんかリリースの度にアナログ盤もリリースしていますし、相当なこだわりです。止むを得ない。

中島みゆきは多分、一定期間はAmazonだけ、みたいな契約があるんじゃないかと思いますが、山下達郎&竹内まりやはこれ正味の話、時間の問題ではないかと思っています。
今年に入ってこういうニュースが出てきているので。

もうこれ断る理由がないと思うのですが、いかがでしょうか。
というか、山下達郎氏、オリジナル・アルバムはもう10年出ていませんし、新曲も2019年の「RECIPE」以降リリースなし。決して多作ではないにしてもここ最近間が開きすぎ。
もちろん、セッションも簡単にできない今の世の中、録音も容易ではないでしょう。かといって、何もしてないとも思えない。
正味の話、過去音源をひたすらストリーミング用にマスタリングし直しているのだとしたら、辻褄合うのではないかと思っているのですが。
どうでしょう。どうなんでしょう。