本日、11月1日に正式オープンした武蔵小金井駅前のドンキホーテ内にオープンしたレコファンに行ってきました。
あからさまに渋谷から持ってきた看板ですが、店舗は思ったより広い。記憶の限りでは、渋谷・横浜2店体制になる直前まで営業していた大森店くらいのサイズでしょうか。
ただ、何か壁とか看板とか作り付けの仕込みをしたしっかりした店構えではなく、秋葉原の元々期間限定だった店舗と同様、什器を壁代わりにぐるりと囲んだだけの簡易的な構造。
そして品揃えはというと、圧倒的にCDが多い。
ここ数年、メジャーなチェーンが新店を出す場合、タワーでもHMVでもディスクユニオンでも「アナログを売る」方針で出店をしているわけですが、この小金井の店舗は全くそんな気配なく、品数的にはCD9割、アナログ1割くらいの感じで。一応店の入り口入った一番いいところにアナログ置いてはあるんですけど。
そういう状況、これ恐らく「これから末永くこの地で商売を続けていくぞ」という志での出店ではないと思います。
渋谷店でがんがん閉店セールをしたところで思うようにCDの在庫ははけず、しかしCDというメディアのタイムリミットは近付いているという判断のもと、とにかく早いところその在庫を減らしたいというのが最大の目的ではないかと思うのです。
正味、レコファンの中古盤は誰のどの作品が何枚ある、みたいな形での一括管理はされていませんので、大々的に通販しようにもその入力だけでドえらい仕事になります。
ですので、できるだけ安く借りられる店舗でもって売りまくるというのが一番コスト的にもよろしいのではないか、という推測もできます。
頑張って売りまくっていただきたいと思います。
俺、新譜1枚買っただけなので、ごめんなさい。また行きます。
しかしかつては10店舗以上の店舗網、ついこの間まで渋谷・横浜の2店体制だったのが、現在は秋葉原・武蔵小金井の2店体制というのは、非常に微妙な状況ということは間違いありません。