amiinAのラストライブのこと

本日はamiinAのラストライブ。残念ながら配信。
sora tob sakanaのラストライブでは極上席をゲットできたのですが、やはり運はそうそう続きません。世の中それなりに公平にできています。

amiinAに初めて気が付いたのは2015年「canvas」リリースの数か月後。この曲はヤバいと思っているうちに活動休止し、こりゃどうしたものかと思っているうちにmiyuが加入して活動を再開し、そこから先はだいぶエゲツないことになっていく様を可能な限り見届けてきたのですが。
少なくとも1stアルバム「Avalon」は今まで聴いてきたアイドルのアルバムでは3本の指に入りますし、WWW Xでの1stワンマンも観たことのあるアイドルのライブでは3本の指に入ります。
自分にとってはそういう位置付けのグループ。

だいたいアイドルだろうと何だろうと楽曲で語りたい派ですが、ことamiinAに関しては楽曲も抜群なうえにそれ以外もいろいろ思うところがあり。
曲によってはそれ振り付けじゃなくて全身運動だろうが、と思うような、でも観ていて闇雲に気持ちいい「大きい」パフォーマンスと、もし「アメトーーク」で「相方大好きアイドル」回があったとしたら真っ先にオファーが来るレベルの2人の相思相愛っぷりとか。
仲良しなのはただ「気が合った」とかいうレベルではなく、前メンバー脱退後のオーディションの選抜に残されたamiが参加したこともあり、miyuにとっては「選んでくれた人」であり、amiにとっては「入ってくれた人」であるという、そもそもの相互リスペクトから始まっていまして、その時点でアイドルのストーリーとしては相当に持っていかれるものがあります。

というわけでラストライブですが、そもそも元々主催ライブが主戦場で、ワンマンという形は非常に少ない彼女たち、このラストライブで3回目。
その分異様に作り込んでくるわけですが、果たしてワンマン恒例のプロジェクションマッピング用の変形オブジェが鎮座していて安心する。
例によって全身運動度が高いので、6曲も7曲も連続ではしんどいため、3曲くらいことにMCを入れ、それが仲良し女子のわちゃわちゃしたトークになるのもいつも通り。
が、パフォーマンスについては観たことがある中では最高のキレと気合いを感じて、やはりそれは最後ということなのでしょうが、でももしこれ生で観ていたら「Jubilee圧縮」も「canvasシンガロング」もできないのは本気でちょっとキツいと思いました。現場の皆様はよく我慢して最後までライブを通してくれたと、感謝の気持ちでいっぱいです。

正直「Atlas」始まりは予想していました。始まりの歌詞が「この瞬間をずっと待ってた」だから。
ただラストはどうせ「canvas」だろうと思っていたら「signal」だったのは、やはり歌詞のラストが「誰も知らない未来がそこに さあ行こう」だから、ということでしょうか。

で、彼女たちの未来ですが、amiちゃんの方はまだ具体的な発表はありません。25日の特典会の後くらいでしょうか。
ただ、MCで言っていたように、これで完全に終わりではないようです。元々5月3日だった予定が延期に延期を重ね、それでもこの先ミチミチになってのライブができる予定が見通せない状況、一旦区切りを付けて次の活動に進むための今日であり、もしこれまで通りのライブを行えるようになったらその時点で、少なくとも圧縮もシンガロングもやりたい放題の「真のラストライブ」が行われるものと思っています。
待っているから。