観客を入れたライブが再開していること

2月下旬からバタバタとライブが中止になり始め、一時はバンド・グループ形式だと配信ライブすらままならないような状況にもなりましたが、いろいろ仕組み上の問題はあったりしつつも徐々に配信無観客ライブは有料も含めて増え始め、AKBグループも専用アプリによる「オンライン握手会」という言語的には意味不明ですがやらんとすることはわからんでもない形でもって現状打破を模索。
そして6月19日以降、ガイドラインに沿う形で観客を入れてのライブが再開されています。

金沢では5月24日にアイドルグループ西金沢少女団が180人の箱に10人の観客を入れてライブを開始したり、地方ではいち早く動いている事例もありますが、今回は一旦6月19日の緊急事態宣言の全国解除後の流れで。

口火を切ったのは、こういう時には必ず出張ってくる我らが四谷OUTBREAK!。通常日曜に開催されるこの箱特有の風習「早朝GIG」を、平日の朝から開催。一番乗りを果たします。
ただ、従来通りに詰め込んだら200人以上入る箱に8人。これは再開の口火を切ると共に「困難は続く」ことをつまびらかにするものでもありました。

その日の晩に代官山SPACE ODDでワンマンライブを開催したのはV系兼お笑い系バンドjealkb。
同日、新横浜NEW SIDE BEACH!!ではZIGGYもワンマンライブを行っています。
翌20日には東高円寺U.F.O. CLUB(300)に25人入れたどついたるねんがライブを実施しています。

また、20日21日にはC&Kが会場は参加者のみに通知という形で、ファンクラブ限定野外ドライブインライブという形で開催。こういう形にすると280人まで呼べます。
彼らのライブはコール&レスポンスがキモですので、無観客配信は厳しいということでこの形にしたようです。

これ以降もライブの予定は続きます。他にもあると思いますが、とりあえず気付いたヤツだけ。

06/27:Earthists.(GARRET udagawa)
07/04:四星球(アスティとくしま)
07/04:predia(WILD MAGIC・野外)
07/05:勝井祐二 × U-zhaan(下北沢440)
07/11:HAN-KUN(EX THEATER ROPPONGI)
07/11:真っ白なキャンバス(TSUTAYA O-EAST)
07/12:モーモールルギャバン(京都磔磔)
08/15・16:lynch.(名古屋・日本特殊陶業市民会館フォレストホール)

また、Angeloは7月から8月にかけて東名阪のツアーを行います。
当然、方針に沿う形になりますから、動員数は非常に限られます。したがってチケットは結構な価格になっています。
が、ここにオリジナルデザインのマスク&手袋を配布という、ここでないと入手できないノベルティとセットにすることである程度でも納得度の上がる形になっています。

敢えてその不自由さまで含めて発信した四谷OUTBREAK!から始まり、野外ドライブイン型で開催したC&K、都市野外型で計画しているpredia、地元の大型会場でルールの中での「最大」を模索する四星球やlynch.、そしてノベルティ&有料配信と組み合わせることで「普通」に近づけようというAngeloの試み。

ミュージシャン・運営・ライブハウスが汁が出るほど脳を絞り、自分たちの力でできる範囲で様々なアイデアのライブが再開されています。

明日はサザンオールスターズが自粛以降始まった配信ライブとしては最強のエンターテインメント性を伴ったものを出してくるはずです。
そして生ライブについても、いずれ有名どころが何かすごいアイデアを伴ったえげつないのを発表するのではないでしょうか。

正直いろいろキツいですけど、こうやって各ミュージシャンが出してくる諸々は、「今しか体験できないもの」としてできるだけ面白がることにしようと思います。
厳しいね、辛いね、頑張ろうね、心寄せようね、だけではもうやっていけないのですから。

配信ライブについては各バンド・グループが様々なサービスを使っているせいで、もう自分がどこのサービスに登録してどうなってるのか全然わかんなくなっているのが、自分としては現状最大の問題です。