キャップとかTシャツのこと

日本プロ野球チームの帽子って、成人男性が球場のそば以外で被ると何であんなに職務質問されそうな感じに見えるのでしょうか。MLBの帽子は特に何の問題もないし、日本のチームでも子供や女性が被る限りそれほどでもないのですが、成人男性はほぼ皆が皆、何故ああなるのか。
昨日、恐らくラグビーのために日本を訪れ、きっと野球も好きで東京も好きになってくれたのでしょう、巨人軍の帽子を被った外国人のおじさんを見かけたのですが、やっぱり揺るぎなく職務質問されそうな感じになっていました。

音楽関連のアパレルで圧倒的に野球帽に近い存在はdj hondaのキャップ。さすがに最近は減りましたが一時期はけっこう被っている人多くて、しかもあのキャップを被っている人に限って、絶対クラブとか行かなさそうな人ばっかりで、何故なんだろうとずっと思っていました。

あと、別のパターンとしては、ゴールデンボンバーのせいでTAMIYAのTシャツが無闇に流行っていた時、きっと金爆が好きなバンド女子なのでしょう、ギターケースを背負ったTAMIYAシャツの女の子が歩いていたんですけど、めっちゃギター弾けなさそうにしか見えなくて、それはやめた方がいいと思ったりとか。

最近はユニクロがいろんなコラボしたりしているせいで、誰がどんなミュージシャンのTシャツ着ていてもあんまり違和感なくなってきましたが、私が人生で一番衝撃を受けたのは、もう10年以上前、会社帰りの道ですれ違った、アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウのジャケット柄のTシャツを着た50代過ぎくらいのおばちゃん。YESではなくABWHだったんですよ、間違いなく。
見かけによらずリアルタイムでめちゃくちゃプログレ聴いていた人なのか、でもそうだとしても何でそのチョイスなのか。他のは買っても保存用で、でもこれは下ろして着ちゃってもいいかなと判断したのか。永遠の謎です。

で、逆に昔のならプロ野球の帽子もいけるんじゃないかと思いまして、見てみたのですが、昔の日本ハムの帽子とかは割合と今は行けそうな気もする。
調子に乗って、ダイエー・ホークスの初代ヘルメットを確認しましたが、やっぱりこれは悠久の時を超えて、これを被ることを他人に強要するとハラスメントになるなあと思いました。