Public Image Ltd@六本木EX THATERのライブのこと

チャットモンチーの話は先にしたんですけど、前日の7月3日は六本木EX THATERにPublic Image Ltd観に行ってたんですよ。仕事を相当にやっつけて駆け付けたりかなり必死だったんですけど。何か2階には電気グルーヴが2人ともとか、その筋の人もたくさん来ていたみたいですが。
何かJohn Lydon先生は気が付くたびに容積が増えているような気がするのですが、今回知りうる限りのMAXサイズ。それでもめちゃめちゃ声は出ているので問題ない。
で、アンコール含めて1時間半に収まるコンパクトなライブ、セットリストは以下の通り。

01.Warrior>From「9」(1989)
02.Memories>From「Metal Box」(1979)
03.The Body>From「Happy?」(1987)
04.The One>From「What the World Needs Now」(2015)
05.Corporate>From「What the World Needs Now」(2015)
06.The Room I Am In>From「This Is PiL」(2012)
07.Death Disco>From Single(1979)
08.Cruel>From「That What Is Not」(1992)
09.I'm Not Satisfied>From「What the World Needs Now」(2015)
10.Flowers of Romance>From「The Flowers of Romance」(1981)
11.This Is Not a Love Song>From「This Is What You Want」(1984)
12.Rise>From「Album」(1987)

Encore:
01.Public Image>From「Public Image」(1978)
02.Open Up>From Leftfield's「Leftism」(1993)
03.Shoom>From「What the World Needs Now」(2015)

一応最新アルバムからの曲をたくさんやっていますが、もしかしてと思って確認してみたら、これまでにリリースした各オリジナルアルバムから最低1曲はやってるし、聴きたいと思っていた曲はだいたいやってくれている、実にバランスのいいセットリスト。「Open Up」までやるし。

P.I.L.はデビューから今に至るまで、相当音の振れ幅大きく変えてきたバンドなのですが、こうやって年代バラバラにして聴いてもまったくもって違和感ない。
音源では相当に加工して作り込まれているものもあるのが、こうやって生バンドでどんっとやることである程度均一化されるということもあるでしょうし、そもそもJohn Lydon先生は1978年から概ね変わらずあんな感じなので、彼が声を出せばだいだいOKというのもあります。
ただ、Lu Edmonds先生のギターだけは、アルバム音源とほぼ同じエフェクトかかってて、特に「Rise」はめっちゃビル・ラズウェルな音になってて完全に80年代モードで最高でした。

Sex Pistolsの来日は何となく観たいと思う気持ちになれなくて、その続きのような感じでP.I.L.も何となく行ってなかったのですが、そろそろ先生もくたびれてきた頃かと思って「観られるうちに観に行け」シリーズの一環として観に行ったのですが、先生めちゃくちゃ元気であと2-3回は来そう。