生ハムと焼うどんと照井順政生誕祭とASKAのこと

■生ハムと焼うどんのこと。
最初「断食」という見出しだけ見て「また何かくだらないこと企んでやがるな」くらいしか思わなくて、半日以上経ってようやくその中身見てそのガチっぷりに慄いた次第。
翻って考えれば、生ハムと焼うどんは活動方針といいネタの中身といい、圧倒的な相互信頼がないところには絶対に成立し得ないものなので、こうなっちゃったらまあ仕方ないなと思うしかないのですが、事務所所属のきちんとしたアイドルグループは、そういうところで余計な大人が入ってこないように管理するとか、グループ内の関係性を確認しつつモチベーション上げていくとか、運営の力がやはり大きいのだと思うし、逆に時々散見される、運営がクソが故に活動が立ち行かなくなるグループとかは、実は生うどんの今回の状況以上に当人たちにとっては悲惨なのであろうなと思う次第。

■照井順政生誕祭のこと。
1月19日は照井順政生誕祭@渋谷WWWに行ってきました。sora tob sakanaのプロデューサーであり、ハイスイノナサ、Siraphというふたつのバンドを転がすメンバーでもある彼ですが、今回はそういうことでその3つが揃って出てくるライブ。
数曲とはいえsora tob sakanaが生演奏でライブをするのが観たいのと、元々5人組だったところから昨年紅一点が脱退したと思ったら4人の女子を加入させて8人組になったという、よくわからないハイスイノナサの現状確認のため。
sora tob sakanaの生演奏の方は、思っていたより普通に観られました。「オサカナバンド」は例のYouTubeのセッションの6人にパーカッション女子をプラスした7人でしたが、演奏の方がガツンガツンに前に出てくるような状況ではなかったため。4月30日に全編生演奏のワンマンが実施されるということで、真価はそっちで。

で、今回はハイスイノナサが良すぎた。そもそもヴォーカルというほどはっきりした発声発語をする曲もあまり多くないのですが、それでも8人組になり声を出す人が2人になったことで「ハモり」という武器を手に入れたことが圧倒的に状況を変化させています。奥行き感がすごいんです。
最初話を聞いた時には馬鹿じゃねえのと思った増員ですが、実際ライブで聴いていたら納得感しかないです。

■ASKAのこと。
何もなければ2月に出る予定のアルバム、これまでに公開された2曲を聴く限りシド・バレットのようなアシッド感はないわけですが、それでもアルバム通して聴いた時の何らかの気付きはあるであろうことを期待してリリースを待ちます。
2曲目の公開楽曲「X1」、私もバツイチですので注意深く聴いてみたのですが「君は頑張ってる」って、今一番頑張ってるのはあんただろうよ。
ただ一点言うとすれば1枚もののアルバムで3,780円って何だそれは。買うけどね。でもそれは卑怯だ。