ワールド・ハピネス2016のこと

今日はWORLD HAPPINESS行ってきたんですよ。
雨が降りそうでなかなか降らなくて、途中で多少は降ったものの大したことなくてまあまあ快適に。

柴田聡子は同じラインに大森靖子がいたらそりゃ厳しいだろうなと思い、AFTER SCHOOL HANGOUTはもう本当におっさんの同窓会みたいでしたがそれはそれでまあいいやねと思い、WEAVERは何でこんなにうまくてこんなにポップでこんなにイケメンなのに売れないのだろうと思い、矢野顕子はもう何の問題もなくいつも通りのアッコちゃんでよっしゃよっしゃと思い、スチャダラパーは新曲入れつつもやっぱり最後には「サマージャム'95」をやってくれたのでありがたいと思い、ポカスカジャンは「Let It Be」のコード進行に近い曲をガンガン「Let It Be」に挟んでいくネタが最高だと思い、ムーンライダーズはもう往年のキレは期待できないものの揃っている姿を見られるだけでもう御の字だと思い、GLIM SPANKYの時はちょうど寝落ちしていて、東京スカパラダイスオーケストラはやっぱりかっこよくて北原さんの足を揃えて曲げながらのジャンプが女の子アイドルみたいだなと思い、水曜日のカンパネラはやっぱりひとりでやることの限界が見えつつもコムアイちゃん可愛いからいいかなと思い、電気グルーヴは「Shangri-La」なしでも一切問題なかったり「N.O.」を実にさらっとセットリストの中にぶっこんで来たり以前のいろいろはもうないんだなと思い、大森靖子は今回のラインナップの中では完全に浮いていたものの完全にやりきっていてけっこう感動したり、METAFIVEはアンコールでスティーヴ・ジャンセンに叩かせて「君に、胸キュン。」やったので珍しいもの見たと思ったりしたのですが、今回最大の問題はYkiki Beatでした。

不勉強ながら名前を聞いたことがあるだけでまったくもって音を知らずに臨んだわけです。バンド名から来るイメージってあるじゃないですか。もう当然そういう感じの、Two Door Cinema Clubっぽいのかなとか考えていたら、お前ら何でそんないきなりJoy Divisionみたいな音出し始めるのん。
帰ってからYouTubeいくつか見たら音源はそれなりに振れ幅あるようなのですが、ライブはもう完全に80年代UKニューウェイヴの色が全開。要するに私の大好物じゃないですか。
こんなバンド名で裏切られたの、トルネード竜巻以来ですよ。

まあそんな感じで楽しく過ごせたのですが、来年以降新木場の会場がオリンピックの整備のため使えなくなるそうで、一体どこになるのかが極めて心配。新木場ですからって若洲公園は勘弁。何やかんや言ってサマソニとWORLD HAPPINESSばっかり行ってる私ですが、つまるところ「シャトルバスを待つのが大嫌い」だということが自分でわかりました。駅から降りて歩けるところで、是非お願いしたい所存。