嵐の新曲「復活LOVE」がdヒッツで独占配信 - 定額制音楽配信サービスで初

ジャニーズ、あっちはともかくこっちのビジネスについてはいろいろ動いてます。
今回の場合、これでもしCDの売上枚数が多少減ったとしても、これによってdヒッツの加入者が増えたらその分docomoから何らかのインセンティブが、みたいな契約になっていてむしろ見込み利益プラスだったりすれば問題なし、ジャニーズ容赦なくそっち向かいますから。

ジャニーズはネットに疎いのではなく、過去から現在至るまで「金にならないところには何も出さない」だけですので。
別にネットにJPG画像出したところで転載されるばかりでそれで事務所に一切実入りがあるわけでなく、むしろ拡散されたらいろいろその後に面倒臭いことをしなくちゃいけないので、やらない。
ただ契約上写真を出さねばならないのであればサマソニの時のTOKIOのように「右クリック禁止」という伝統的な習わしを行って後の面倒を最小限にする。
2005年のタッキーの「義経」公式サイトでは、さすがに主役の顔写真がないと公式サイト成り立たないということで、ドドンとアップの写真が掲載されていましたが、静止画なのにFLASHを使って右クリックしてもFLASHメニューが出るばかりという、もし今やったら馬鹿扱い、当時にしてもテクノロジーの無駄使いとしか思えない策でもってブロックしていたわけで。

そこまでの特殊対応する必要がないと判断された雑誌の表紙なんかは相変わらずのアレであり、例えば「ザ・テレビジョン」のバックナンバー一覧は今でもこの惨状

でも表紙出したところで明確な金銭的なゲインがあるわけでもなく、だったらやらないというのは極めて明解。既にデビューしているグループの後ろで踊らせるくらいはあっても、他の事務所のように「雑誌でも何でも少しでも露出を増やしてもらって認知上げて」みたいなところにはジャニーズ事務所一切おもねらず、CD出したら数十万枚はいけまっせというところまできっちり自前で仕上げてからメディアに出してきますので。

だからジャニーズのネットメディア戦略はエグいけど、大変にシンプルであり、ある意味とても正しい。あっちの件についてはただエグいだけですけど。