これが本当の“大型”新人!平均体重76kgの女性アイドルグループ誕生
遂に来た。
1年半ほど前にエイベックスがこういうことやってて、でも出てきたのは「そんなんぽっちゃりでも何でもねえぞふざけんな」的な女子で、結局その後とんと音沙汰聞かなくなったのですが、こっちはガチだ。圧倒的な肉だ。ただ、やっぱりガチになるとエイベックスじゃなくてフォーライフというところが世の定め。
ポピュラーミュージックの各ジャンル、こういう類のが出てくるとそろそろ末期というのは過去から現在に至るまでの定説なのですが、それでも一度生でこの動けるデブ達を観てみたい。うん、嫌いじゃないの。
あと、スタッフはあんまり無理なレッスンやイベントのスケジュールを入れないであげてほしい。膝に水が溜まるから。
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13日はALT-Jの来日公演@渋谷O-EAST。
1stアルバムが好きで好きで、2013年のサマソニのステージもいたく感銘を受けたものの、昨年の2ndアルバムは内省的に寄った感じがしてかなり微妙な気持ちだったんだけど、ライブ観てその気持ちが全部吹き飛んだ。曲中での、そして全体の流れの中でのダイナミズムにとって必要な「静」、そして「動」。決して叫んだり暴れたりしないけれど、じわじわと熱くなっていく感覚は本当に素晴らしい。
で、O-EASTのかなり近い位置で演奏観て彼らの奇妙なアレンジ、決してワールドミュージック的ではないにもかかわらず全体的に感じる変なトライバル感。目で見るとその理由がよくわかった。ほとんどの曲でベースレス、そしてドラムキットにはシンバルはなく、ハイハットすらごく数曲電子パッドでハイハット音出してるだけ。代わりにタンバリンかカウベル叩いてる。
ここでベースぶりぶりさせたらすげえ踊れるんだけどなあと思うようなアップテンポな曲もあるんだけど、ベース弾く人が誰もおらず、数曲でベース弾いてたメンバーはその曲ではパッドで変なSE音出してたりする。グルーヴが一切回らない。踊らせない。
これは所謂「ロック」的なお約束に寄り添わないまま、如何にポップミュージックの庭で自分らの音を鳴らすかの壮大な実験。もう俺そういうの大好き。このまま、これ以上ライブまで内省的にならん限り付いていく所存で。
あと、この手のバンドの来日公演は外国人多いのはわかってるんだけど、今回は予想以上に多くてちょっと驚く。もう外国ではスマホでステージ撮るのは当たり前になってるのは知ってるんだけど、目の前にずーっと液晶掲げられるとさすがに鬱陶しくて仕方ない。ひとり、でかいデジタル一眼でフラッシュ炊いてバッシャバシャ撮ってた金髪の女の子がいたんだけど、さすがにそれは注意されていた。もうさ、撮りたい人は下手の端とかどっか位置決めて固めてくれんかなあ。