仮面女子のオリコン週間1位から週刊文春への流れがものすごいタイミングすぎる。
昔小説か何かで、学校で教師に虐げられ、その事実も学校に隠蔽された生徒が、学校を辞めるのではなく留まってひたすら勉学に励んでトップになり、主席として出席した卒業式の答辞ですべての事実を暴露する、みたいなストーリーを読んだ覚えがありますが、それのリアル版のようで戦慄走る。

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しかし、怒涛の予約イベントで今回13万枚以上を積み上げた仮面女子を凌ぐアイドルグループが3月に誕生するかもしれないのです。
名古屋ベースで活動をしているOS☆U。3月18日にエイベックスからメジャーデビューが決定したわけですが、そのメジャーデビューシングルの仕様がこれまでに世に出た全てのアイドルグループのリリースを遥かに凌ぐ鬼の仕様でございます。

「CD全4種類・ミュージックカード全57種類、合計61種類」

最近特にエイベックスではこのミュージックカードでリリース種を一気に増殖し、そのセット販売で売り上げ枚数を積み上げるという手が流行しているのですが、ここに来て鉄板の真打が登場いたしました。

この手のアイドルグループのセオリー通り、リリース約2ヵ月前から予約会を開始して、リリース日に向けてひたすら予約数を積み上げていくのですが、予約会のページにCDやミュージックカードの内容・図柄やセット販売の詳細が掲載されているのを見たらもう何も言えない。俺本当にこんなすごいの今まで見たことない。

今回、ミュージックカードは54種集めるとトランプとしても使用可能という、明らかに用途が何か間違っているものの、コレクター魂に火を着けるには最適な仕様。しかも57種のうち3種はセット購入でないと手に入らない限定、さらにセットも複数種あって特典が異なるため、カードと特典をフルコンプするためには、一生懸命予約会ページの説明読んで確認した限りでは、都合CD12枚+ミュージックカード110枚、合計122枚の購入(合計金額\70,600)が必要、まさにオタとしての練度と経済基盤、魂の貢献が試される猛烈な状況がそこにはあるのです。

果たしてこれに食らいついていく屈強なファンがどれくらいいるのか。
OS☆U、インディーズ時代のリリースで過去にオリコンに残っている限りの数字では最高で800枚程度。ただこれも複数枚買い上等であり、でも会場販売等でPOS通ってない(=オリコンに計上されない)売り上げも相当あるでしょうから、正直数字からは全く何も読めないのです。
が、もしかすると本当に、何か歴史が変わるかもしれません。よくも悪くも。