トーキング・ヘッズ楽曲をラテン系ミュージシャンがカヴァーしたトリビュート盤

カバー曲の更新止めたのは、もうDL限定とか含めてそれこそ湯水のようにカバーアルバム、トリビュートアルバムがリリースされるようになってもうついていけなくなったからなんですが、湯水のようでも時々その中にヤバいのが混じっている。
このアルバムは全曲リンク先のSoundCloudで試聴できるので、とりあえず1曲目「Psycho Killer」だけでも。1:15からの怒涛の展開で自分は3回くらい死にそうになりました。

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紅白出場者出ましたね。
他にネタがない時には年末までこれで遊ぶことにします。
とりあえず今回の俺のトピック。

1.ジャニーズ6枠化。
2.AKB全4グループ出場。
3.北島事務所枠消滅。
4.ゴールデンボンバークリス・ハートまさかの残留。
5.May J.

先日「国民的ヒットが出にくくなっている」云々ということを申しましたが、それでもその最大公約数的なところを持ってこなければならないのが紅白の宿命。去年はそれがかなりいいバランスで揃っていたのではないかと思ったのですが、今年は出場者を全体的に眺めればそのマイナーチェンジ的な趣きがあります。

企画的な色としては去年はおよそ「あまちゃん」の一点突破だったところが、今年は朝ドラは2本ともええ感じだし、松たか子は結局最後まで出なかったにしてもアナ雪はあるし、恐らくネームバリューとして正式な出場の形には至らないとしてもゲスト的に妖怪ウォッチ関連出てくるだろうし、ネタ的には困らない。

去年からいなくなった人は以下。

浜崎あゆみ
aiko
DREAMS COME TRUE
高橋真梨子
サカナクション
Linked Horizon
コブクロ
ゆず
泉谷しげる
北島三郎


初出場じゃないけど復活した人は以下。

絢香
神田沙也加
椎名林檎
中島みゆき
T.M.Revolution
長渕剛

「ネームバリューはあるが実はもうそんなに視聴者引っ張ってこれない人」が葬り去られ、代わりにドラマ・サッカー関連でNHKと仲良くなった人を引っ張ってきた感ありますが、実際出入りを見たら引っ張ってこれそうな人の数はトントンくらいじゃないかとも思います。

ただ、近年の世代交代はゆっくり確実に進行しています。
布施明が自ら降りたことでプロダクション尾木の単独枠は消滅したわけですが(AKB系に所属数人あり)、今年はサブちゃんが降りたことでじゃあ北島音楽事務所北山たけし原田悠里が出てくるだろうよと思っていたらいない。いないどころか彼がいなくなった分の演歌枠まで削られる始末。バーニングも残るは藤あや子だけで、老舗事務所少なくとも表向きは風前の灯状態。
また90年代唸るほどいたエイベックス関連も、LDH絡みを除けばもうAAAしかいない。結局ジャニーズばっかりって言ってもそれだけ持続的に影響力持ってるってのはやっぱすごいわけですよ。

また、さっき「最大公約数的なところを持ってこなければならないのが紅白の宿命」って言いましたが、その公約数を測る最大の物差しが「オリコンのCD売上基準」によるヒットチャートである以上、ジャニとAKB系ばっかりになるのはもう抗い難く。
ミスチルもB'zもサザンも頼んだって出てくれないし、バンド系頑張ってもっと連れて来たってそこらのファンの相当数は大晦日の晩は幕張かどっかのライブ会場にいるわけで、労多くして実りなし的な。「ヒットチャートを基準にその年売れた曲を」という、紅白がそれが全てではないにしても従来ずっと押さえてきた重要な基準を外さない限り、そうなっちゃいます。

ビルボードみたいに配信やエアプレイも込み込みの新しいチャート作れば、みたいな声も聞こえますが、紅白的にはそれ基準にすると一般的知名度極めて低い人たちがぞろぞろ候補に出てきて「最大公約数」的な部分崩壊しますし、そもそものところ、チャート算出にエアプレイ入れたら、CDの売り方だけであんなことやこんなことしている今の日本では、特に地方FM局とかは確実にエライことになりますので、正直やめた方がいいと思います。

ともあれ、ゴールデンボンバーは今年も「わかってる」選曲でお願いしたいところです。
あと、調べついでに長渕剛Wikipedia見たんですけど、「人物」の項の最後の1行これ何。