私も最近知ったこと。LADY GAGAの北米ツアー、7/30-8/6の5公演はBABYMETALがオープニング・アクトだったんですけど、その前の6/26-7/22の13公演のオープニング・アクトは韓国のCRAYON POPだったということは、事実として押さえておいた方がいいような気がしたのでご報告。

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長いことカバー曲聴きをやってきての経験則として「ビートルズのカバーに面白いもの無し」というのがありまして。
元曲へのリスペクトが大きければ大きいほど無茶な脱線であるとか冒険はできなくなるもんでして、ビートルズのカバー集はだいたいにおいて「コピー」に近い無難なものか、そうでなければ「アコースティックにしてみました」「ウクレレでやってみました」のような糞みたいなのしかないわけです。
80年代後半のNMEによる「サージェント・ペパーズ」13曲を当時の若手バンドに曲順どおりに演らせる企画とかの無茶も時折はあるのですが、The Fallが挑んだ最終曲「A Day In The Life」を聴くにつけ、あの偏屈で知られるMark E. Smithですらその威光に勝てていなかったり。
私の知る限り、世界で最も冒険心に満ちてかつ素晴らしく完成されたビートルズのカバーは、大瀧詠一手がけたところの金沢明子イエローサブマリン音頭」ということになります。

で、11月にポール・マッカートニーの楽曲のトリビュートアルバム「The Art of McCartney」がリリースされるわけで、いくら期待していないとはいえ、このメンツが出てくるには買わざるを得ない状況になっているのですが、今回公開されたThe Cureの「Hello Goodbye」、やはりThe Cureでもその威光には勝てなかったと思わざるを得ない出来で少しがっかりなのですが、でもそれよりも気になったのは、キーボードで参加しているポールのご子息の俺以上の禿げ散らかしっぷり。
まあ、そうだよな。息子っつってもそういう歳だよな・・・。