松本明子の名前を見たら、とりあえずこれを貼ることが義務。
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音楽配信のDRMが取れて、これで業界少しでもいい方に考えていくのかなと思ったら全くブレてなくてある意味安心した。これだけの記事でもいろいろ想像できて楽しいわ。
まずこの人たち、もしこの提言が通ったとしてその後のことを整合性もって考えてないことはほぼ確定です。どうせコピーするなら前払いせえやということなので、もしこれが通ってお金払うのならつまりその後はやりたい放題OK合法化ということになります。だって払ってるんだもの。そうじゃないと筋が通らない。そしてDVDやらブルーレイのプロテクトも外さなければなりません。金払わせといて、でもコピーはさせませんなんてそんなアホなことないですから。
「プロテクト回避して悪さする奴らがいるからその分」っていうのなら、それは購入者全員犯罪者予備軍として扱ったCCCDのアレと何も思想は変わらんということになります。それでいいんですかって話。
あと、国に物申すっていうのがヘタれだなあと。昔一度こういう話を出してきた時は、とっととメーカー団体の方に実務的に話を持っていって、TVのレコーダやら空ディスクについては前払い金乗っけてきたわけで。ところが昔と違って今のPC相当部分が海外メーカー製のため、本社に話持っていっても馬鹿扱いされて終了みたいな状況が容易に想像できますので、じゃあお国のお上にお願いして「あいつらちょっとシメてやってくださいよ」的に話を持っていこうとしている感じなのが。
まあ、こういう動きがすべて通って彼らの理想の世界が実現するとしたら、それ放送法に守られたNHKとほぼイコールなわけで、そりゃもう民間企業としての真っ当な活動は期待できず、もしそうなったらさすがの自分ももう音源買わんわ。大丈夫。新宿とか渋谷とか下北沢とか高円寺とか四谷とか行きゃいくらでも音楽鳴ってるからいいんです。それでいい。
