今のうちに市場に残った真野恵里菜のCD初回盤を買い占める。
これは先物に対する「投機」である。リスクは、高い。

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で、オリコンチャート見てて驚いたのが月曜付のデイリー
ベストテンのうち7組がアイドル系。そしてうち3組がお前ら誰だ状態。

2位:ANNA☆S
5位:SPACE GIRLS PLANET
7位:ハニースパイス

何でこんなことなってるんだと考えたその推測。

(思考の前提・その1)

  • 9月24日発売の場合、その直前が連休のため通常「フラゲ日」と呼べるのは土曜の9月21日。
  • しかしこのクラスのアイドルが全国ショップ店頭に潤沢に並べるだけの流通を行えるとは思えません。
  • およそプレスされたパッケージのほとんどが会場イベントでの販売に回されると想像できます。
(思考の前提・その2)
  • 通常オリコンデイリー協力店で購入した場合、そのPOSデータをオリコンに提供することになります。
  • その場合、日付も打刻されるのでおよそ正確な販売日でデイリーチャートにカウントされます。
  • しかし、通販や会場売りの場合POSを通さないので、フラゲ日中に発送作業が終わらなかったとか事務手続きの云々とかで必ずしも「売れたその日」に反映されない場合も散見されます。
以上の前提より今回の3組の事例、「予約分や3日間イベント開催して積み上げた売上をすべて23日付として計上」した結果であると予想します。

これまでアイドル系に限らず敢えて火曜にリリース日を設定してそのフラゲ日になる月曜、他の水曜発売分の売上が最小化するタイミングでデイリーチャートの上位を狙いに行くというパターンはありましたが、今回の3組は更に捻りを加えたパターンとして「フラゲ日の瞬発力と休日イベントでの販売力を完全に重ねてくることでトータルのデイリー売り上げを最大化する」という作戦を実行したということではないかと。

ただ、以前のCDがほどよく売れていた時代、メジャーなミュージシャンのCDをフラゲ日に買うのはコアなファンで、ライト層はお出かけのついでに週末に買うのが一般的。そのため土日にも大きな売上の山があったのですが、ここんとこでライト層が著しく薄くなった結果として土日の山が低くなったために、こういうイベントで捌くアイドルたちがこういう形でこの順位まで上がってこれるようになっていると。

以上です。
つうか、何がよくて、どうなったら勝ちなのかよくわかんなくなってきたよ。