刑事罰適用1年 売り上げ回復せず

ここまでおよそ既定路線通りの展開。
で、「良い音楽を作り、サービスの利用しやすさを向上させ」ることで回復するかって言ったら、そもそも市場自体を自らシュリンクさせるような施策を打ち続けてきたため生半可な施策では今後拡大には至りませんし、もうひとつ「音楽の質と比例させることなく当面のパッケージ販売を最大化させる」ドーピング的な方法が現状で一般化してしまっているので、とりあえず当面の飯を食うためにみんなそっちに流れちゃうことになり、抜本的な施策転換とか長期的な視点での改革的な方向に向かうのは、あったとしてももう少し先のお話。

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7月末でモール内での移転のため一時閉店していたタワーレコード盛岡店が、9/27に再オープンしたらTOWERminiになっていたでござる。

いまだにCDをもりもり買うような顧客の嗜好性の幅は小さな店舗に収まるはずもなく、かといって地方都市のそういう層の購買力だけでは大きな店舗を回していけるだけの売上は積み上がらない。結果として店舗側も現状「『音楽の質と比例させることなく当面のパッケージ販売を最大化させる』ドーピング的な方法」にアジャストした店舗にならざるを得ないわけで。「HMV SPOT」なんて、構造上主な目的は「予約商品の受け取り窓口」ですしね。
何か嫌な感じのジレンマ。