吾妻光良 & The Swinging Boppersが7年ぶりの新譜出したからみんな買おう。
「ロック」すら分化する前のプリミティブなグルーヴに、無闇にドメスティックな歌詞が乗ってくる、このとてつもないオリジナリティよ。


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AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」は、楽曲派のサブカル糞野郎の間ではフィリーソウルを巧みに消化した佳曲として評判が大変に良いのですが、CDの枚数的には前作「さよならクロール」が総選挙の投票権絡みで190万枚以上を売り上げているのに対し、140万枚。十分すぎとは思いますがそれでも50万枚という差が付きました。

が、iTunesチャートを見てみると「さよならクロール」が3日ほどしか1位をキープできていなかったのと比較して「恋するフォーチュンクッキー」は2週間以上1位キープ。他に強い曲がなかったからとかで片付けることもできるのですが、それでも配信には投票権等の特典が付かないことを考えれば、純粋に楽曲のパワーがこちらの方が上回っているとも言えるわけで。
そういう意味でもiTunesの方が世を映しているのかもしれないと思ったり。