タワーレコード横浜市中心部の2店が6月に桜木町、7月に横浜駅西口と相次いで閉店。桜木町の方はともかく横浜駅前の方はそれなりにお客さんも入っていたので、これ売上云々のせいで閉店ではなく要するに契約更新の際にもっといい条件で入居するテナントが現れたために弾かれたものと察します。7月に現在の店舗を一旦閉店して秋に再開するにあたり、現在のところ「西口の駅前」とだけアナウンスされている東急ハンズの移転先がここという噂もあったり。

ともあれこの店が閉店することで、7月21日以降に横浜市内に存在するタワーレコード東戸塚のみといういささか奇妙な状態に。当然横浜駅周辺で再オープンを目論んではいるのでしょうが、そんな都合のいい物件そうそうあるかよ、という話。

現在横浜駅西口は駅ビルが絶賛改築工事中でありまして、これまでのパターンならグランドオープン時にそこに入店ということが考えられるのですが、何せ完成予定が2019年。それまでの間、「つなぎ」であることがわかっていて入店させてくれるような大らかなところが横浜駅前という好立地に存在するのか、という大問題。でもそもそもの話、2019年までCD・DVDのパッケージ販売という業態がまともでいられるのかというレベルで心配ではあるのですが。

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The Strokes / Comedown Machine (Album)

これっぽっちも新しい試みなどしていないはずなのに何故か今までに聴いたことのない音が鳴っている、という意味でデビュー時のThe Strokesは衝撃的だったわけです。
でも初めて聴いて驚いて以降は当然のように普通に聴けてしまうようになり、2ndアルバム以降はその1stの衝撃を追い求め続けて、でも結局のところ1stが一番いいなあ、もっと言ってしまえば「Hard To Explain」最高、というところでずっと止まっていたのですが。

遂に来た「Hard To Explain」に匹敵する衝撃の名曲、「One Way Trigger」。
安っぽいシーケンス、薄っぺらいリズム、いまいち掴みどころのないメロディー、そんな単体では如何ともしがたいレベルのパーツが組み合わさってひとつの音として鳴った時のこの奇跡。どうやったらこうなるんだろう。
こういうことがあるから、やっぱ聴き続けなければいけないんですよ。