小桃音まいがメジャーデビューと聞いたときは、やっぱりたまげたわけですよ。
地下アイドルの女王の名を欲しいがままだったにせよ、「デイリー3位を目指します!」と宣言して散々予約イベントした挙句に10位にも入れなかったわけで、その向こうには高い壁があると思っていたのが。これ。
ただ、それ以前からここんとこやたら「メジャーデビュー!」というグループがやたら多いことも気になっていて、ようやく作ってみました。女子アイドルの「メジャーデビュー」一覧。

AKB48以降にメジャーデビューしたアイドルをメジャーデビュー順に。
名称表記はメジャーデビュー時。デビュー月の右に「*」が付いているのはインディーズのリリースがある印。グループ名に「*」が付いているのは現段階で活動停止した人たち。

デビュー月グループ名レーベル事務所
2006.10*AKB48SONY→KINGAKS
2007.07アイドリング!!!PONY CANYON(メンバー別)
2007.10バニラビーン徳間ジャパン→(T-Pallette)フラワーレーベル
2008.06*9nineVictor→SONYレプロ
2008.07YGA*よしもとR&C吉本
2008.09腐男塾テイチクケイダッシュ
2009.03*真野恵里菜UPFRONTUPFRONT
2009.08SKE48Lantis日本クラウンavex traxピタゴラスAKS
2010.02恵比寿マスカッツ*UNIVERSAL→PONY CANYON(メンバー別)
2010.02*でんぱ組.incLantis→TOY'S FACTORYモエ・ジャパン
2010.05*ももいろクローバーUNIVERSAL→KINGスターダスト
2010.05東京女子流avex traxエイベックス
2010.05*スマイレージUPFRONTUPFRONT
2010.08bump.ySONYPONY CANYONスウィートパワー
2010.11SDN48*UNIVERSALAKS
2010.12さくら学院TOY'S FACTORY→UNIVERSALアミューズ
2010.12SUPER☆GiRLSavex traxエイベックス
2010.12JK21テイチクACT-21
2011.03*Tomato n' Pine*SONYagehasprings
2011.05*ぱすぽ☆UNIVERSALラチナム
2011.05吉川友UNIVERSALUPFRONT
2011.07NMB48よしもとR&CKYORAKU吉本
2011.09Fairiesavex traxVISION FACTORY
2012.02乃木坂46SONYN46Div(ソニー
2012.05*私立恵比寿中学SONYスターダスト
2012.07*BiSavex traxつばさレコーズ
2012.08*まなみのりさPONY CANYONIRON CREATIVE
2012.09ベイビーレイズPONY CANYONレプロ
2012.10*チームしゃちほこWarner Musicスターダスト
2013.01*Cheeky Paradeavex traxエイベックス
2013.01*さんみゅ〜PONY CANYONサンミュージック
2013.02*アイドルカレッジDREAMUSICBLUE ROSE
2013.03HKT48UNIVERSALAKS
2013.04C@n-dols日本クラウンワタナベ
2013.04*LinQWarner Musicジョブネット
2013.05*バクステ外神田一丁目Warner Musicバックステージpass
2013.06*Tokyo Cheer2 PartyVictorオフィスジュニア
2013.07*Doll☆ElementsDREAMUSICArc Jewel
2013.08*小桃音まいVictorSweet-Kiss→PONY CANYON
何つうか、最近のメジャーデビューラッシュがどういう状況で起きているのかが何となくわかった。 AKB以降、元々モデルやタレント候補として若い女の子をたくさん持っていたところがさくっと動き出し、フットワークの軽いレーベルがそれを引き受け出して、それに乗り切れなかったところが2012年以降ようやく乗っかってきた。でも元々動いていたところは既に2巡目3巡目を出してきていて、その結果「ここんとこえらくたくさん出てくるな」という感じ。 以前にも言いましたが、C@n-dolsの「日本クラウン」「ナベプロ」の組み合わせはその時点で既に痛々しさを感じますし、元々アイドルが非常に弱かったVictor・Warner、ファンモン解散で社内が一大事状態のDREAMUSICあたりの今になっての焦りっぷりも非常に気になります。 ライブアイドルは、デビュー時点で既にある程度のファン層を持ってこれる「即戦力」としての契約なのでしょうが、それ以降生かすも殺すもレーベル次第であるということは、一応今もテイチクに籍はあるものの、もはや1年以上リリースもなく、人気的に煮え切らない状態がずっと続いているJK21あたりがお手本になりそうです。