今日は眠いので寝ようと思ったけど、さっき風呂でふと湧いた疑問というか。
AKB48系の楽曲の作曲してる作家さんって、これ概ね「譲渡契約」なんですかね、やっぱ。

ももクロの作曲者で言えば、彼女達のスタイルを決定付けるレベルの楽曲制作をしているヒャダインは、それを期にスターダストとタレント契約し、Lantisともリリース契約を結んでタレント・ソロミュージシャンとしても浮上したり、彼ほどではないにしても佳曲を何曲か提供しているNARASAKIは、昨年まではシコシコと深夜ドラマ・アニメの劇伴等を担当していたのが今年はほとんどなくなり、自身のバンドであるCOALTAR OF THE DEEPERSの活動を活発化させたりと、楽曲提供のフィードバックありと推測できる事例がぽつぽつ見受けられるわけです。

そんな中、AKB系の作曲をしている方々の場合、大々的にコンペをやってることは想像に難くないわけですが、1曲採用後また受注があったり、それがきっかけで他アイドルさんへの楽曲提供の仕事があったり等の状況はありつつも、それで何か生活が大幅に変わったとか自分自身の音楽活動が活発化しているとかいう人はほとんど見受けられないわけです。ミリオンレベルのヒット曲の作曲家なのに。

だから、AKB楽曲の版権を一元管理しているのがAKSなのかどこかよくわかんないですけど、とにかくコンペ参加時の約款的なものでそこが「買い取り」をする形で採用後に権利を完全に譲渡、買い取り後いくら売れようが作曲家へは買い取り金額以上の印税の上乗せなし、という形の契約になってるんじゃないかと思ったんですね。まあ、どういう形にせよ「ミリオンなのはお前の力じゃねえぞ」と言われれば黙るしかないとは思いますが。

AKB以外の他の作家さん達がどういう契約なのかもわからないし、そういう情報が表沙汰になることもそうないとは思うので、これ以上突っ込みようもないのですが、でももしそうなのであれば、できれば一攫千金の「ジャパニーズ・ドリーム」的な夢を、末端のクリエイターさんにも与えてくれねえかな、それはそれで将来の業界の活性化というか、世のクリエイターさん達の発奮材料になってトータルとして業界のプラスに結び付くんじゃないかな、と思ったり。
とはいえ、ビジネスですから利益を最大化するためにそういう形にするのも仕方ないかなとも思ったり。非常に微妙。

以上、本日は推測に推測を重ねてみました。
次回はオリコンの年間チャートか紅白出場者をいじってみる予定。