古い商店街が残る街に大手資本が巨大商業施設を建設するよという話になった場合、地元が猛反対して大手資本側とひとしきり揉めるのが常なのに、商業施設の上に高い塔を付けると何故か地元がみんな大歓迎状態になって、状況にようやく気付き始めるのは商業施設の開業後という、魔法のようなお話。

とりあえずCD屋が入っていないので行く動機がない。

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川崎市街のCD店、音楽堂が10/21に閉店しました。10月末日までと聞いていて、日曜に見に行ったらちょうど閉店当日だったという状況。在庫の関係でしょうか。

駅前、さいか屋百貨店の隣という立地は昭和30年代とか40年代は超一等地だったと思うのですが、駅ビルにはオデオン堂、駅地下街には新星堂が入り、店から徒歩1分くらいのところにタワレコができ、百貨店の集客力は日に日に弱まり、さらに駅を挟んで向こう側にラゾーナ川崎ができて街の往来ごと持っていかれる始末。60年続いた店ということですが、如何ともし難い。

しかし、すぐそばのアーケード銀柳街にある中古メインの宝島も1,000円台のプレミア価格シングルレコードが200円とか投げ売り状態のセールやってたし、HMVもラゾーナのリニューアルに伴って大幅縮小するし、川崎何かとヤバい。