モーニング娘。在籍当時はしっかり者のイメージだった市井紗耶香があんな感じの脱退をはじめその後の恋愛関連報道や中出し婚(8年ぶり2回め)等、実はいろいろと一番アレだったというこの現実。おおよその男にとって「女を見る目」がいかに自分に都合のいいものかを体を張って教えてくれる大事なサンプルです。

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まあいろいろ韓国とのアレが大変な状態ですが。
この一連のアレな事態真っ最中の水曜日8/15リリースを見たところ、毎週およそ必ず何がしかK-POPアイテムがリリースされているにも関わらず、この週の主だったリリースはなし。まあ1年で最も反日機運の高まる韓国で言うところの「光復節」当日に日本のテレビに出てにこやかに「リリースしました〜♪」的な事態が本国にバレれば、今回のことがなかったとしてもすごい勢いで叩かれる要因になりますので、リスクを避けるという意図だったとすれば非常に正しい判断かと思います。

で、8/22にはBeingが遂にK-POPに手を出して日本デビューさせたBOYFRIENDが1stシングルリリース。比較対象がないので如何ともし難いですが、イベント効果でデイリー1位には持って行っています。とはいえこういうタイミングになってしまうところが今のBeingを象徴していて泣ける。
SUPER JUNIORも8/22にニューシングル。前シングルが各メンバージャケ含む11種発売なのと比べると今回は4種のためか、前シングルの初動16万弱というところまでは厳しい感じ。
Secretは1stアルバムを出しますが、デイリーでは初登場6位でそれ以降10位→13位とどこまで今回のいろいろが影響あるんだかないんだかいまいちよくわからん感じ。
ただ、そういう大事な週にもかかわらず、デビューで顔売るのになりふりかまっていられないBOYFRIEND以外は公式サイト見た限り一切の地上波登場がないところはさすがに気にしているのでしょうか。

正味、比較対象がなかったり条件が変わっているのでよくわからん。潮目が変わったかどうかは既に「できあがり」感のある少女時代の9/26のニューシングルまで待つ必要があるかも。
とりあえず昨年6月リリース以降ロングセラーになっている彼女達の日本1stアルバム"GIRL'S GENERATION"のチャートアクションを見てみると。

06/04 1,282(75位)
06/11 1,218(65位)
06/18 1,229(64位)
06/25 1,192(74位)
07/02 1,319(89位)
07/09 1,647(70位)
07/16 1,223(77位)
07/23 1,263(68位)
07/30 1,178(80位)
08/06 977(107位)
08/13 784(103位)
08/20 761(116位)
08/27 969(86位)

7/9付チャートでちょっと伸びているのはシングル"PAPARAZZI"のリリースに伴うものと考えられますが、全体的な流れとしてはさすがに収束の方向に向かいつつ、最新の8/27付で減りが大きくなるどころか少し上昇傾向。これはどういうことかと考えた場合「もしかしたらもうすぐ買えなくなるかもしれないので今のうちに買っておこう」的駆け込み需要によるものではないかと想像中。

もう既に供給過多で飽和状態ということもありますが、今後新しく日本デビューが決まるグループは恐らく当面の間はないと考えてよいでしょうし、いまいちブレイクし切らないまま蠢いているデビュー済み組も、これ以上の上がり目は当面ないのではないでしょうか。

新宿タワーレコードが改装した際、コアなCD購入層が見込めるV系・アイドル・アニソンをまとめて7階に配置したのですが、K-POPは通常のアイドル並みにCD購入層がいるにもかかわらず一般J-POPと同様に8階に配置されていて何故だろうと思っていたのですが、正味「近々でK-POPというジャンルとしての盛り上がりは収束する」という読みの上でそうしたのなら、すげえと思います。