人気商売の方々も将来に渡って飯を食っていく必要がありますので、この不況下少しでもお金が出てきそうな所に器用に接近していくのはこれ経済活動として至極当然でございます。
ただそれでもやはり違和感ありますし本来の居場所ではないと思いますので、いくら目鼻立ち整っていても圧倒的な「不器用な人生」っぷりが、歳を取るにつれてますますテレビ画面から滲み出てくる中川翔子の縄張りだけは後生だから荒らしてやってくれるなと、お願いしたい所存。
ただそれでも中川翔子が売れ始めの頃、テレビのインタビューで将来女の子を産んで名前を「ピンクちゃん」と名付けたいというのを聞いてドン引きして以来、彼女にはのめり込めません。
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元々結構有名な話だと思っていたのですが、昔に行ったいじめの件が最近急に拡散されてあるミュージシャンが今さら叩かれていますが。
彼について約1年前に書いたこと。
http://d.hatena.ne.jp/wasteofpops/20110626
いじめの件の拡散を追っていくと「もう聴きません!」みたいな発言までところどころ見られますが、そこらへんは分けて考えた方がいいと思います。
60年代から現在に至るまで世界的に活躍しているイギリスの有名バンドの中の人なんかはいじめとは別次元のレベルで、楽曲提供したアイドル歌手をセックス漬け・ドラッグ漬け・アルコール漬けの廃人みたいにしちゃった挙句に見切りをつけたりとか、そういうことを山ほどしてるわけですけど、だからといって彼らの楽曲がゴミであるはずもなく。才能と人格は別。
でも「天才はおよそ人格破綻者かキチガイ」という意見にもにわかには乗りたくなかったりして、アンビバレンツ。
ということで、以下の2ヴァージョンを続けて聴くといつも少し泣きそうになります。
彼女が23年後にまたこの歌を録音しようと思い至るまでの心の過程を考えると。