浜崎あゆみの新しいベストに収録される小室哲哉作曲の新曲"YOU & ME"の「小室節」っぷりがハンパない。AAA楽曲でも頑張ってましたが、この曲、頭のピアノからサビの彼な節回しからAメロの適当っぷりまでまるで全盛期。完全復活か。秋元康とも先日Twitterで絡んでたし、AKB関連でもそのうちやらかすんじゃないでしょうか。


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フジロック、金曜のみ行ってきました。いろいろあってまともに観たのは3バンドのみ。

チャットモンチー
2人になってからの録って出し状態のシングルや出る気配のないアルバムから、あからさまに試行錯誤状態なのは理解できるのですが、ステージ上でのそれはいかに前向きに手探りするか、不自由さを楽しむかという、とにかく全部2人で演るという頑ななまでの意志を見せつける、異常にオルタナ感あふれる勇姿。めちゃくちゃかっこいい。
右手でシンセを弾きながら左手でビートを刻み続ける福岡。歌い、ギターを弾き、ベースを弾き、ドラムを叩き、キーボードを弾く橋本。シーケンスは一切使用せず、とにかく2人で出せる限りの音を重ねていく。唯一手弾きじゃなかったのは橋本が最初に4小節くらいだけギターを弾きそれをそのままループにして回し続けるというパターンのみ。
たぶんこれからもガンガンいろんなスタイルを試しながら進んでいくのでしょう。メジャーデビュー6年経ってそれなりのヒットもあるバンドの今後にこんなドキドキするなんて思ってなかったよ。


●BEADY EYE
うん。演奏上手だった。正味それ以上はあんまり言えないというか、2曲ほどOASISの曲を演ったのですが、それが全体の流れの中で相対的に「いかにOasis楽曲のメロディが素晴らしいか」を改めて実感させてしまう状態。つまりそういうことです。察してくれ。


The Stone Roses
今年は正味のところフジロックに行ったのではなく、彼らの来日公演に行ったわけなので万全の体制でPAブース前あたりに陣取って準備完了。ほぼほぼこれまで披露された楽曲と同じ流れ、Heaton Parkから「Bye Bye Badman」「Standing Here」「Elizabeth My Dear」を引いて若干曲順変えた感じ。
うまいとか下手とかもうどうでもいいんだ。4人が出てきただけで血の速度が上がるんだよ。ウハウハ言ってる間に終わった感じ。素晴らしかった。
ただ、PAブース近辺にいた方ならご存知、事件発生。開演数分前にいきなりPAブースにリアム登場、そのまましばらく奥の方で見ていたもののそのうちに多分できるだけ「オーディエンス」として観たいと思ったのでしょう、PAブースの柵ギリギリ前まで出てきて声を上げ手を振りかざしながら見るという事態に。当然近辺パニック状態。それでもリアムは普通にビール飲みながら見てる。隣の美人さんは嫁はんだったのでしょうか。元嫁に似ているというか、非常に好みがよくわかる感じでございました。


というかフジロック、毎年行っている人やカレー屋のお姉ちゃんが「今年は人多いよ」と言っていた通り、なんかちょっとおかしかった。湯沢駅のバス行列も過去最長だったし、バス降りてからリストバンド交換完了まで1時間以上行列というのも初めて。中の人の数も確かにかなり多かった。The Stone Roses後、退場しようとする人で入出場口への道がもうエラいことになって数十分ほとんど前に進まなかったりとか。今年メンツ頑張った分だけコストかかってたくさんお客入れなきゃいけなかったのでしょうか。それでも便所大閉鎖とか食物の枯渇とか致命的なことにならなかったのはさすがと言うべきか。

で、今日はGIRLS FACTORYでまたチャットモンチー観たのですが、また明日。