バンドじゃないもん!、10月にメジャー・デビュー!

みさこ、ここまでマジだったのか。というか彼女はかまってちゃんといいこのユニットといい、なんでこう先行き不透明そうなのばっかり関わるのだろうか。とても元保険会社OLとは思えない。

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日曜はGIRLS FACTORYに行ってきました。
初めてのZEPP DIVER CITY。さすが完全にオーダーメイド的に建てられただけあってかなり音いいし設備もいろいろきちんと作ってある。ZEPP TOKYOの方はできるなら行きたくないライブハウスの上位でしたが、こっちはお台場という地理的なアレを除けばOKです。

渡辺麻友
大人ジェリービーンズ」と「夜明けのMEW」のカバー2曲。初めて生でAKBメンバーを観たので嬉しかったです。本当は2006年か2007年頃、府中市に何かのキャンペーンで数人来てみかん箱みたいなステージで何かしているのは見ているのですが、誰なのか覚えていないというか当時は全然誰が誰とかわからなかったんだ。

THE★米騒動
この日の流れの中では明らかに異常に浮いていたわけですが、音源のトリッキーな印象よりももっとストレートに普通にかっこいいバンドとして聞こえました。司会の渡辺麻友の「私と1歳違い」というセリフに衝撃を受けましたが、そんなに近くなかったのでよくわからなかったものの、ベースの子が意外に可愛いのではないかという説。

私立恵比寿中学
昨年のTOKYO IDOL FESTIVALや先日の指原武道館等、ファン以外の人たちに見てもらえる大きなステージに限って変なコスプレでやらかしていた彼女たちですが、今回はテレビということもあって普通に可愛い格好で一安心。メジャー前の楽曲は封印し、5月のシングルと8月のニューシングルから計5曲。こういう時は保守的なんだな。

SCANDAL
思ってたよりずっと演奏うまい。ドラムとベースがそれぞれの音で鳴っている感じがして、普通のエイトビート以外は辛そうかもとは思いましたが、他の普通のプロでやってるバンドでもそういうのたくさんいるわけですし、華がある分彼女たちの方が好感持てます。このバンドもベースの子が可愛いと思いました。ボーカルの子はもはや可愛いではなく美人。

●AAA
宇野ちゃん可愛いんだけど、もう一人の女子、デビュー直後くらいのインタビューで「歌も踊りもうまくないから」と微妙な不安っぷりを口にしていた伊藤の頑張りっぷりをきちんと目の当たりにする。込み入った踊りの時には最後列にいるけど、でも頑張ってるよ。
あと、あれだけアゲアゲのトランス的楽曲をいくつも持ち歌にしているのに、ラストで一番大盛り上がりだったのが真島昌利作詞作曲の「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」なのが、この世のポピュラーソングの不思議。
もうひとつ、スペシャル・ゲストで小室哲哉出てきて1曲ピアノ弾いた。同じタイミングで立つことはなかったけど、エビ中と小室が同じ企画ライブの中で共存しているというう恐ろしさ。

チャットモンチー
フジロックと同じセットリスト。会場がZEPPだったのでフジ以上に音がクリアに聞こえてよかった。ヒット曲ほぼ封印状態かつメンツがメンツだけに会場ほぼドン引きではないかと心配していたのですが、それなりに彼女達の熱は伝わったようで一安心。
多分夏のフェスもおよそこのセットで回ると思うのですが、行く機会がある人は是非見ていただきたいと思います。バンドの魔法というかケミストリーというか、意志の力というか、技術やセンスだけでは説明しがたい何かがあるから。それに夏が終わったらまた別モード突入して今の形はもう見られないかもしれないし。

倉木麻衣
やはり美人だし、声も思ったよりも出ていました。ただ、後ろのバンドが過度にパッキパキの馬鹿テク集団、ダンサーもごっつい踊れるのを6人を従えてゴージャスすぎる演出。それによってライブの盛り上がりが彼女のコントロールではなく完全にそっちに委ねられているという状態に。決して彼女自身は悪くないのですが、例えればそれなりに薄味のいい出汁が出ているところに醤油やら焼肉のタレやらぶっかけて「和風だ!和風だ!」と盛り上がっているというか、シャンソン歌手にスタジアムロックやらせているというか、どうにも相性がよくないままお神輿に乗せられている風情。
元々ほとんどメディア露出を行わないビーイング手法で出てきたものの、CD売上が落ちてそうも言っていられなくなり、でも路線を変えられないまま露出やライブだけ増やされていった結果のその弊害のような。何か切なく見えた。

なかなか普通にしてたら見られないのをたくさん見られてよかった。やっぱ企画ライブは面白いよ。