現状、小野恵令奈がある程度以上に売れる絵が見えない。
多少のコアファンは残っているでしょうが、大部分はAKB卒業以降のあれやこれやいろんなアレで振り落とされてるだろうし、このタイミングでデビューするには新しいファン層を獲得できるだけの露出はまだ全然足りてない。ゴールデンのドラマ主題歌だし、これからすごい勢いでメディアにぶっ込んでいくのでしょうか。
というか、ワーナーは過去には中森明菜森高千里広末涼子と続くアイドル黄金路線があったのですが、もはやノウハウは散逸し、現状それっぽいのはキャラ売り上等のきゃりーぱみゅぱみゅくらい。なんか小野恵令奈もキャラ売り臭がすごいんですけど、大丈夫なんでしょうか。

    • -

昨日はThe Wedding Presentのアルバム"Seamonsters"全曲演奏ライブへ。
このアルバムは大好きというか、ここまで「ギリギリまで張り詰めたヒリヒリするくらいの緊張感」のあるアルバムは、このアルバムかエコバニの"Heaven Up Here"か、と思っているわけですが。ライブはその緊張感に加えてライブならではの「熱」まで帯びて何かもうすごいことになっていて。前回来日時の"Bizarro"全曲演奏の時も思ったけれど、この人達のライブ能力は本当に半端ない。
1993年、初来日当時のライブを心斎橋で観たのですが、確かその時"Seamonsters"の曲中心のセットリストだったような気がするのですが、その記憶はあまりなくて残っているのは「あんまり"Bizarro"の曲やらなかったよなあ」という感想くらいのもんなのですが、その時とは自分の耳が変わったのか、彼らの実力が上がったのか。

あとはスタジオ音源で、もう一度「うわあ!」ってくらいのを作ってほしい。「まあ悪くないんだけどなあ」みたいのはもういい。これだけやれるんだったらきっとアルバムだってすげえのできるよ。本当にそう思いたい。

それで、大変に不思議だったのは何故かこの日の新代田FEVER、上手側に背の高い人が大集結していて、後ろから見ると明らかに上手側と下手側で人の頭の位置が違ったこと。見る限り175cm以上ありそうな人で下手側にいたのは一番後ろの方にいた外国人1人だけ。残り数十人の背の高げな人は全員上手にいて断層が生じていたとともに、バーカウンター前のあたりは特に高い人が密集していて山脈ができあがっていました。何だったんだあれ。

ということで、幕間とかにぼんやり考えていたのが以下。別に昨日起きたことばかりじゃなく、何となく。


<ライブハウスあるある>

  • ステージへの視界を確保できたと思ったら、開演直後に目の前にでかい人が立つ。
  • 何故か自分の前が左右に行き交う人々の通路になる。
  • しかも何の用事があるのか、3往復も4往復もする人がいる。
  • 男子が連れの女子にバンドの薀蓄を語るものの、微妙に間違っていてイライラする。
  • 会場の入口前でだらだら煙草とか吸ってた人達に限ってギリギリに入ってきて無理やり前の方に行こうとする。
  • ドリンクカウンターを封鎖して談笑するカップル。
  • でかいリュックサックを背負ったままの人は他にもいろいろとやらかす。
  • 最前列付近まで来ているのにちょっと押されるたびに不機嫌な顔をする女子。
  • メインアクトのときでもずっとスマホを見てる、何しにきたのかわからない男子。
  • ずっと写真取ってて総時間的に生で見てるよりも液晶通して見てる方が長そうな奴。
  • 前座の前座くらいのバンドのヴォーカルが異常にテンション高い。
  • 全然知らない曲なのにシンガロング求めてきたりして会場が微妙な空気になる。
  • 閉演後のフロアで一番はしゃいで喋っているのはさっき会場を微妙な空気にした前座の前座の人。