YouTubeだらだら見てたらフジロッ久(仮)にたどり着いて、名前聞いたことあるけど聴いたことねえと思って再生してみたらとんでもなかった。
んで去年出たアルバム"コワレル"を買ったら概ねドシャメシャなパンクというかノイズ続きの中に時折異常に立ったメロが出てきて予断が許せない、何とも不思議なアルバムでした。
今の日本のインディーズは本当に面白いと思う。本当に。

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松任谷由実キャリア初のディナーショーで今までの常識を破壊

CDバブルの大御所にして大量販売メソッドの始祖であるユーミンも、去年の最新アルバムでは累計売上8万枚、今年3/14にリリースされたシングルは初登場34位、3,000枚弱と、洒落にならないレベルにまで落ち込み、そろそろ本気で何かと厳しい状況となっております。
一昨年にはCM入りCDシングルというジグジグスパトニックみたいなことをしていましたが、今回遂にディナーショーという大量販売メソッドの真逆である「少数精鋭高額お布施型」メソッドにシフト。

彼女くらいになれば、カタログ売上カラオケ使用やメディア使用、カバー曲等々の印税で普通に生活できるくらいは余裕で入ってくるんだろうけど、恐らく彼女、普通の生活ではないし、そんなこともうできないと思いますし。一度生活レベル上がったらなかなか落とせないもの。他のかつてのニューミュージック勢のほとんどは、地道にライブの数をこなす方法で昔も今も生きてきたわけですが、彼女は途中で確変かかったせいで何事も大きくなりすぎまして、今さらコツコツとホール回るのもプライドが許さない。
いろいろ大変だと思います。

確か彼女は以前「私が売れなくなるなんて銀行が潰れるくらいあり得ない」と力強く言い放っていたような気がしますが、銀行も潰れそうな今の世の中で彼女は何を思う。