朝日新聞社説尾崎豊がどうとか言ってるという話を聞いて読んでみたら予想以上に酷かった。
書いた人はきっと世代的に自分と近いと思うんだけど、今こういう世の中で80年代のてめえとシンクロしないからって苦言を呈するという馬鹿さ加減。どんだけ自分が正しいと思ってるんだろうか。今そんな80年代マインドを今の子たちに押し付けようなんておごった考え方なんか普通できるはずがないのに。
きっと彼は今の音楽をほとんど聴いてない人なんだろうな。
いやさ、俺だって中3のとき「卒業」に感化されまくって学校に忍び込んで窓ガラス壊して回ろうとしたさ。でも勇気が出なくてプールの腰洗い槽にうんこして帰ってくるのが精一杯だったんだけど。社説書いた人は多分うんこすらしてないぜ。うんこしたのが偉いとは思わないけど。思えるはずがないですよ。

自分としては2010年のGO!FESFUNKY MONKEY BABYSのライブを観た時に最終結論出した。
以下、2010年3月20日分を再掲。

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思ったのは、僕らが中高生のときにはメッセージといえば尾崎豊のような
「反抗」だったのが、もはや大人も社会も実はそんなに強くないことが
露になってしまった今の世の中で、メッセージとして中高生に通用するのは
彼らが歌ったり語ったりする「自分はこれでいいんだ」という自己肯定と、
「でももっと頑張らなくちゃ」という自己責任しかないのだということ。
敵がいなくなってしまった今、すべての基準を自己に求めるしかない。
もうレベルソングは今の子達には必要ないんだよ。

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