Sexy Zoneのなりふり構わない握手会戦法によってジャニオタ内には「これでAKBを批判できなくなった」と嘆息する向きも見られますが、先輩のタッキー&翼は新曲で「4種フルセット」を販売してますし、そもそも「カップリング曲&ジャケ違い複数フォーマット同時発売」のハシリは少年隊の「仮面舞踏会」ですから、あまり気にすることはないと思います。

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ガルネクを久々に観測してみた。
9・10・11月の3ヶ月連続リリースのシングルが結局どれも20位内に入ることができず、枚数的にもTwitterのアレで味噌付いて震災で更にリリースが遅れたシングルから1万枚を割り込み、今回で更に悪化して、もうどうにもこうにもアレな感じになっています。

<シングル>
2008.09 58,000(03位):偶然の確率
2008.10 33,000(03位):Drive away/幸福の条件
2008.11 31,000(03位):情熱の代償/ESCAPE
2009.04 34,000(03位):Seeds of dream
2009.06 48,000(01位):Infinity
2009.08 34,000(04位):Be your wings/FRIENDSHIP/Wait for you
2009.11 23,000(09位):Orion
2010.06 12,000(09位):Freedom
2010.10 13,000(08位):Ready to be a lady
2010.12 13,000(07位):運命のしずく -Destiny's star-/星空計画
2011.04 07,000(15位):Silent Scream
2011.09 05,000(23位):ダダパラ!!
2011.10 04,000(21位):ROCK YOUR BODY
2011.11 03,000(33位):ブギウギナイト

<アルバム>
2008.12 213,000(03位):GIRL NEXT DOOR
2010.01 091,000(01位):NEXT FUTURE
2011.03 025,000(05位):Destination


で、今回発表された来年のライブハウスツアーは15カ所。
東京O-EAST:収容1300人。名古屋ELL:収容600人。大阪AKASO:収容700人。

2010年春の初ツアーは13カ所のライブハウスツアー。
東京LIQUID:収容1000人。名古屋ELL:収容600人。大阪クアトロ:収容650人。

2011年5月、2度目のツアーは東名阪3カ所。
東京BLITZ:収容1300人。名古屋ボトムライン:収容700人。大阪なんばHatch:収容680人。

初ツアーの際のニュースに「2010年秋にはアリーナでのライブも」と書いてあるんですが、それは未だに開催される気配なく、というか、初ツアーの時点でCD売上的には完全にピークを超えていたわけで、そこからリカバリ一切できないまま今に至るわけで。
それでもこのタイミングでそういうニュースリリースをしていたということは、当時スタッフもまだそこから巻き返す気満々だったということになりますが、結局来年のツアーも最初のツアーの規模からビタイチ変わらず、スタッフ遂に心が折れた模様。でもまあ、これだけ売上も注目度も下がっている中、2年前と同じ規模のツアーを計画できるだけまだよかったのかもしれません。

満を持して垂直立ち上げ型デビューを果たしたユニットを、3年経ってもこういう草の根的な活動に終始させてる場合じゃないと思うけどねエイベックス。というか、彼女達は旧来のCDバブル的にデビューしたユニットとしては史上最後の存在になるのではないかとも思うので、天然記念物的に大切に保護するのもいいかもしれません。