東京スカイツリー音頭。
8/17に遂に全国発売されましたが、既に2009年には曲が出来上がり、2010年には自主流通でCD・カセットを発売していたそうで。やっぱこういうのは早いもの勝ちということですね。
もう20年以上経ってるんだからそんな誇らしげに平成平成言うのやめようぜ。
つうか平成言うてる割には歌詞も曲もそもそもの企画もものすごい昭和感。
まあ、こういうのは多分100年経ってもきっとこんな感じ。
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Canon Blue / Rumspringa (Album)
去年ならJonsiとPerfume Geniusがそうでしたが、年に1-2枚くらい、恋するレベルで好きになるアルバムが現れます。そして今年のそれが遂にやってまいりました。大傑作。
まずM-1"Chicago"の独特っぷりに唖然とする。ブラスと弦と電子音がせめぎあう、今までに聴いたことのない音世界。徐々に重なりながら上がっていく空気感に惚れ惚れする。
それ以降も全15曲、いちいち1曲の流れの中にとんでもないレベルの各曲の情報量が詰め込まれ、ザッピング的な形でさらっと聴き流すことができないし、いちいち音楽の知的好奇心を刺激して聴くたびにいろいろ発見があったりして。
日本盤発売元レーベルでは「チェンバーポップ」という言葉を使ってますが、とてもその枠に収まり切らない多様性。正味、「こういう音」とジャンル立てて言えるような音ではないんで、仕方ないんですけど。
レーベルも何がしかのフレーズで食いついてもらおうといろいろ考えているのだと思いますが、これだけの音ならフル試聴でも何でもさせた方がいいと思うんだけどな。