土曜日。こんなライブに午前中から行ってきました。
先日、このMVがタイムラインに流れてきて心に来まして。
速攻でCD買って、ライブ観たいと思って調べて直近で参加可能だったのがこれ。
そしたらコロナ前に観たきりのLucie,tooも対バンにいて、これは大変に具合がいいということで。
■Lucie,Too
以前確かシェルターで観た時は、ガーリーなスタイルでいかにも80-90年代UKバンドの影響下という音だったのが、今は普通にTシャツ&パンツでもっと図太い、パワーポップと呼んでいい音をぶっ放している。
当時の代表曲「Lucky」も「初期の曲やります」と言ってあっさり途中でやっつけて本来の太めの流れに戻っていくし、正直今のこっちの方がすごくいい。
レペゼン地元(宇都宮市)な感じをぐいぐい押し出しているところもいい。あとは「Lucky」レベルのプレゼンスがあって今の路線にハマる曲が欲しい。頑張れ。
■Etranger
1人の女の子がアコギ一本携えて歌い始める。この手のは男女問わず余程のことがない限り「ふーん」で終わるのですが、割と「余程のこと」寄りの音で、聴き入ってしまう。
ギターはコードをストロークするようなことはなく、シンプルながらも情景を紡いでいくタイプ。そして声がとてもいい。決して「上手に歌う」タイプではないのだけど、ダイレクトに心に届くタイプ。
確かに、彼女はバンドではダメだ。こうやって1人で出せる限りの音を出して演じることに意味がある、そういう音楽。
■fumi
音源を聴いた限りで「端正に音を組み合わせ、積み上げていくタイプ」と勝手に思い込んでライブに臨み、大変に面食らう。
ライブはもっと単純に「せーの、で爆音ぶっ放すと大変に楽しい」のタイプで、でもこういう音源の種類でそれをやるとトータルとしてものすごくアガるわけです。
有り体に言えば、大変にエモい。でもしっかりと芯には「歌」。いいです。
あと、fumiは正式メンバーがVo&の吉田さん(女性)とG&Voの藤谷さん(男性)の2人で、サポートにG,B,Drが入るという形だったのですが、サポートのGの人ががんがんリードギター弾いてて、バンドはいろいろだなあと思いました。
この土曜日は、朝起きてコーヒー淹れて飲んで、少し二度寝して、家を出て下北沢行ってこのライブを観て、14時半頃終わって気になっていたラーメン屋で遅い昼飯食って、千代田線で神宮前に出て行ったことないレコ屋に行って店長と少し音楽の話をしてCD1枚買って、神宮前から新宿まで散歩がてら歩いて電車乗って帰って、テレビで野球見ながら盤飯食って、買ったCD聴きながら酒飲んで寝るという、割と最高な1日だったので、毎日がこれだったらいいのになと思いながら、今日も働いてきました。頑張ります。