Official髭男dism@代々木第一体育館のライブのこと

本日は代々木第一体育館でOfficial髭男dismのライブ。

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元々は2020年5月に開催するはずだったライブが1年8か月もの延期の末に今回ようやくの代替公演、しかも会場もお台場有明のガーデンシアターのはずだったのが代々木。
でも代替公演発表の時に「週末の代々木」か「平日の有明」かで日程の選択ができて、自分で代々木を選んだので文句は一切ありません。

というか、普通だったらこれだけ間が空けば一旦中止扱いにして全面的に払い戻しにして仕切り直しても仕方がない状況なのに、きちんと当時に当選したチケットが生きて今行けるというだけで大変にありがたい。
しかも座席はアリーナ30列番台。大変にありがたい。
代々木第一体育館は、アリーナでも後方になると絶望的なくらいステージが遠くに見えるので、アリーナ後方になるならスタンドの方がむしろいいのですが、アリーナ40列番台くらいまでならアリーナの方がいい。ありがたい。
OASISの来日公演の時、アリーナの後ろから3列目だった時の悲しみは今も忘れない。

で、ヒゲダンだ。
彼らを初めて認識したのは「Stand by you」で、夜中のテレビ番組のスタジオライブで見てそれこそ椅子から転げ落ちました。
決して流麗ではないけれど一発で覚えてしまうメロディのキャッチ―さ、そしてこれ間違いなくライブで盛り上がるやんけ的な楽曲の構造。
で、2019年の「VIVA LA ROCK」でライブ観て「間違いねえ」と思ってワンマン検索してみたら日本武道館既に完売。
次こそはと思ってかなり頑張ってやっと取れたと思ったら、すごい延期でようやくの今日ですよ。もう期待でミチミチですよ。

ライブの一発目の感想は「異常」。ようやくメジャーでアルバム2作出したばかりの若手だというのに、何でこんなに有名曲ばかりなんだ。
私は一応全曲聴いてるから知ってはいますが、今回同行した友人はそこまで聴き込んでいる人ではないのですが、公演後「最初よく知ってる曲が立て続けだったので、この後知らない曲ばかりだったらどうしようと思っていたけど杞憂だった」みたいなことを言っていて。
凄まじい数のタイアップ曲のおかげで、「みんながよく知ってる曲」がこの活動歴にしてその数がとんでもないことになっている。
MCで藤原くんが「初めての人でも楽しめるライブにしたい」と言ってくれたのですが、もうライブ前の時点でそれが約束されている。そしてあまり露出の多くなかった曲や非タイアップ曲だったとしても、アッパーなのを立て続けにかますことでそこでライブのピークを作ってしまう構成の素晴らしさ。
そしてそんな状況で各メンバーの確かな実力もあって演奏には既に風格すら漂っているのに、お辞儀がやたら深く感謝もやたら語る腰の低さ。
もう何かこれは、今しか観られないものを見ている気持ちになります。

昨今の若手バンドについて、割と本気で課題だと思っているのが、「世間的にバズった名曲」を1曲世に放って、それで少し名が知られたりメジャーと契約できたはいいものの、そのバズった名曲を越える楽曲を作ることができないまま、人気もバズった時をピークにして何となく今も抜け切れずにもにょもにょしているバンドが割と多いことなのですが、そういう意味でヒゲダンは個人的な感想でも「Stand by you」でやられて、でも「Pretender」の方がもっと名曲だし、「アポトーシス」はまた更に越えてきたという感じで、今後も先が知れない恐ろしさ。
ここが他のバンドとの決定的な違いですし、そしてそういう積み重ねの結果、今後世代が変わったとしても、既に解散しない限り新曲とツアーで一生食っていけるだけの堅いファン層を獲得できていると思います。

だからもう安心してひたすら楽曲をこさえて、過去を越え続けていただきたいと思います。
またライブ観たい。チケットが取れれば。

で、17時開始で終演が19:30頃。そこから規制退場で会場の外に出たのが19:45頃だったのですが、蔓延防止期間ですので20時でお酒の提供終了ですよ。
もうほぼダッシュで渋谷方面に向かい、19:55頃に手近な中華屋に飛び込んでとりあえずビールを2杯ずつ発注し、無事ライブ後の飲酒に成功しました。俺らも頑張りました。