2018年ブックオフオンライン年間ランキングのこと

2018年ブックオフオンライン 年間ランキング

日本一随分な年間ランキング、今年も出ていたので昨年分に追記しました。
要するにCD全盛期のスター達の盤がおよそ10年から20年、買われて売られてのサイクルを繰り返しているだけの地獄のランキングです。
でも、去年の安室ちゃんが概ね上の方に来たのと同様の、今年ならではの事情も含まれているランキングで、そこだけ何となく面白い。

2013年は洋楽が別ランキングだったので「F」が付いてるのがあり、2014年はジャニーズが別ランキングだったので「J」が付いてるのがあります。

アルバム 名前 発売年 2013 2014 2015 2016 2017 2018
RECYCLE Greatest Hits of SPITZ スピッツ 1999 10 3 4 8 5 1
ALL SINGLES BEST コブクロ 2006 13 4 3 4 9 2
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1 宇多田ヒカル 2004 11 1 1 1 1 3
Mr.Children 1992-1995 Mr.Children 2001 3 7 5 2 2 4
Mr.Children 1996-2000 Mr.Children 2001 5   8 6 7 5
海のYeah!! サザンオールスターズ 1998 1 15 11 3 8 6
無罪モラトリアム 椎名林檎 1999   8 9 18 14 7
自己ベスト 小田和正 2002 8   13 10 15 8
Impressions 竹内まりや 1994   6 6 11 13 9
青春の輝き〜ベスト・オブ・カーペンターズ カーペンターズ 1995 F4 14 14 13   10
SMILING. THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA 槇原敬之 1997   12 19 19   11
DRIVE〜GLAY complete BEST GLAY 2000 30         12
TOP OF THE POPS 桑田佳祐 2002           13
GOLDEN BEST 井上陽水 1999 12         14
ジュエルズ クイーン 2004           15
ZARD BEST The Single Collection〜軌跡〜 ZARD 1999   9 21 12 19 16
BEST FICTION 安室奈美恵 2008 18   17   18 17
B'z The Best“Pleasure” B'z 1998           18
181920 安室奈美恵 1998     26     19
いきものばかり いきものがかり 2010 6         20
Fantome 宇多田ヒカル 2016         3  
MESSAGE MONGOL800 2001 4 2 2 5 4  
First Love 宇多田ヒカル 1999     28 17 6  
GREATEST HITS “THE SOUL” Dreams Come True 2000 15 5 7 7 10  
Distance 宇多田ヒカル 2001         11  
ザ・ビートルズ1 ザ・ビートルズ 2000 F1 11 10 20 12  
All the BEST!1999-2009 2009 2 J1     16  
DEEP RIVER 宇多田ヒカル 2002         17  
DISCOVERY Mr.Children 1999         20  
Smap Vest SMAP 2001 20 J2 16 9    
ハチミツ スピッツ 1995     15 14    
ULTRA BLUE 宇多田ヒカル 2006       15    
CRUISE RECORD 1995-2000 globe 1999     22 16    
BEST OF DREAMS COME TRUE Dreams Come True 1997     12      
I LOVE U Mr.Children 2005     18      
BEST 中島美嘉 2005 21 13 20      
It's a wonderful world Mr.Children 2002     23      
LIFE 小沢健二 1994     24      
深海 Mr.Children 1996     25      
歌バカ 平井堅 2005     27      
グレイテスト・ヒッツ スキマスイッチ 2007     29      
BOLERO Mr.Children 1997     30      
B'z The Best“ULTRA Pleasure” B'z 2008 27 10        
OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜 山下達郎 2012 7          
GAME Perfume 2008 9          
日本の恋と、ユーミンと。 松任谷由実 2012 14          
jupiter BUMP OF CHICKEN 2002 16          
沿志奏逢 Bank Band 2004 17          
ユグドラシル BUMP OF CHICKEN 2004 22          
THE HISTORY OF SHOGO HAMADA“SINCE 1975” 浜田省吾 2000 23          
Expressions 竹内まりや 2008 24          
8UPPERS 関ジャニ∞ 2010 25          
Singles 2000 中島みゆき 2002 26          
THE BLUE HEARTS SUPER BEST THE BLUE HEARTS 1995 28          
Home [1997〜2000] ゆず 2005 29          

クイーンといきものがかりは映画の公開と活動再開きっかけでしょうから、それこそすごい勢いで11月以降にまくってこの順位でしょう。
クイーンは数あるベスト盤から何故「ジュエルズ」かというとそりゃ一番潤沢に在庫があったのがこれと言うしかなく。当時日本で馬鹿売れしましたから。私は「I Was Born To Love You」がクイーンの曲と言われるといまだに違和感を覚えるお年頃ですし、そもそもリリース時はこれCCCDでしたので持っていません。
CCCDのPC再生用の音源データサーバはとっくの昔に死んでいますので、結果としてうっかり購入して聴けない、なんていうババ引いた人もいるんじゃないでしょうか。気になります。

去年は「今年は安室ちゃんのベストが上の方に来るんだろうな」と思ったのですが、来なかった。そりゃ今年に入ってからも新品で60万枚以上売れていて、このまま行けばアルバムチャート2年連続1位になる勢いなので、中古には回ってきません。

上位の方々は相変わらずなのですが、どうも見る限りサブスクで配信されたから大きく順位が落ちた、というのもあんまりないようです。宇多田やミスチルも現状では主要なサブスクでは聴けますし。それでも毎年1位だった宇多田のベストが3位に落ちたというのはそのせいかもしれません。スピッツは一部のサービスでは出ていますが、Apple Musicとかはまだなので。
2位のコブクロも今月に入ってサブスク解禁されましたから、来年以降そういう要因で更に微妙に順位変動があるかもしれません。

あと、今年のクイーンやいきものがかりのように話題で購買意欲が上がることはあるというか、上位はほとんど今も現役で活動しているからこそ、その活動のニュースを見たなどがここでも購入のきっかけになっていることは間違いないと思うのですが、そんな中亡くなって10年以上経つのに毎年健闘しているZARDはとんでもねえとしか言いようがない。