レコード店開店閉店マップ、引き続き情報追加中。終わる気配がないっていうか多分これはサグラダ・ファミリア状態になることが確実。
それでもたぶん東京大阪の中心部については個人経営の小型店除けばポイントとしてはほぼ網羅できているのではないかという状況です。
それでこうやってまとめると、わかってはいても大阪・心斎橋近辺の現在の枯れっぷりがなかなかに強烈です。キタやミナミがいろいろ充実したのに加え、やっぱもう若者はCD買わないんだろうなという感じで。
渋谷・新宿もこんな感じ。タワレコ・HMVの移転前の店舗なんかもありますので実際は見た目ほどではないのですが、それでもそりゃ昔よりCD売れないよねって思います。
実際問題としては、通販はおよそスマホ対応していますし、言うてみれば人の数だけ店舗があるようなもんですが、以前「高速回線に繋がったPCで注文するとDVDが郵送されてくるレンタル業ってどうかしてる」的なツイートをしたことがありますが、それ以前に「ネットで注文するとCDが届く」時点で本当はだいぶ頭がおかしいのですよ。本当は。だからCD売れなくなるのも当然なんですよ。わかってる。
だから開店閉店のブログもこのマップも、ものすごく本音を言えば今から墓標を立てているようなもんです。ていうかブログの方を開始したときは本気で「今後どんどん少なくなって近々で絶滅寸前になるからその前に記録をしておく」という気持ちは確かにあったわけで。正直そっちのブログ初めて6年たった今の感想は「意外にもってるな」です。
できれば馬鹿みたいにもってほしい、正味渋谷のタワレコなんか10階建ての建物全部CD・レコード販売音楽関連という、世界的に見ればキチガイ沙汰なものがまだ残ってるんですよ。あのモリッシーさん(58)が来日した時に「ここは天国のようだ」といった場所です。もう国家予算出動して今のまま保存してほしいという気持ちにもなりますが、それ言うたら本屋さんとか、もっと言うたら同時プリントのお店とかもっと死んでしますので、だから私は新宿・渋谷のタワレコへ向かいます。特に新宿で買うとタワレコと小田急のポイントがダブルで付いてお得です。