言うてもCDはモリモリ買っているので、今日もまた感想を書く。
トリプルファイヤー / エピタフ (Album)
去年初めころに異常に彼らに盛り上がっていたのですが、1年半ぶりの新譜がもう相変わらずすぎて嫌になるレベル。
ただ「高田馬場のジョイ・ディビジョン」と言われる所以でもあったニューウェイブ臭さはかなり後退。結果として、面白いリフとやる気のない歌と風刺する気あるんだかないんだかよくわからない歌詞だけがただそこにあり、もう誰もいないポジションにぼんやり佇んでいる。唯我独尊なんだか単なる孤立なんだかよくわからないけれど、別にどっちでもいいです。
「SEXはダサい」「トラックに轢かれた」「面白いこと言わない人」「今日は寝るのが一番よかった」「ゲームしかやってないから」「なんかしゃべんないと友達になれない」という曲名の数々にピンと来るようなら聴いたらいいと思う。
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名古屋ベースのシンセ主体のバンド、3枚目。遂に全編日本語。と思ったら自分で歌うのは1曲のみで他は全部feat.の外部ヴォーカルに任せる形。
それによってあの奇天烈ヴォコーダー地獄から脱したと思ったら、そこにあったのは気持ちいいくらいに抜けがいいポップスだったという素敵状態。差別化はしにくくなったかもしれないけど、ここまで高品質だったらもう何の文句もない。
特にリード・トラックのヴォーカルはNegiccoちゃんたち。これが無闇にいい。connieさんの曲も好きだけど、でもNegiccoのこれまでの楽曲の中で一番好きかもしれない。
もう彼らもどんどんアイドルの方寄っていって佳曲を提供しまくってほしい。楽曲派サブカル糞親父からのお願いです。
