金曜晩はせっかくなので新宿三井ビルののど自慢大会を観てみました。
ビルに入っている企業で対抗する形式なのですが、さすがに三井グループの企業は大量に出場し、凝った仮装やら応援やらいろいろ盛り上げるものの、10位以内にはほぼ入賞せず、いわばホスト的な役回りに徹していて感心する。
そして問題はmisono。正味歌はうまいわけですよ。「のど自慢大会なのでのどを自慢します」と言い放って披露される「Let It Go」がもうMay J.もかくやという歌唱。相当本気で感心する。が、問題はそこじゃない。
大きく分けると2点。

1)みんなが知っているオリジナル曲が皆無。
結果として歌うのはほとんど全部カバー曲、オリジナルは1曲のみという、営業的には大変にわかりやすい状況に。リリース時には「こんなの出して何の意味があるねん」と思っていたカバーアルバム2枚。こんなところでこんなにも強烈な意味を持っていたのかと、自分の不明を恥じるばかりでございます。

2)自虐が過ぎる。
misonoさんと言えばことあるたびにネットで叩かれている印象ですが、彼女自身がそれをネタにし過ぎ。まあ当然場はのど自慢大会なのでハナからテンション高いわけですよ。当然misonoのステージも盛り上がります。そこに「ほら、こんなに盛り上がるのに! 録画してネットに乗せたいわ! そしたら少しは見直してもらえるのに!」とか言ってみたり、カバー集にも収録されているアニメソングメドレーの中の「アタックNo.1」の台詞の部分を「涙が出ちゃう。だってめっちゃ嫌われてるもん」とか言ってみたり、観てるこっちの方がリアクションに困るレベルでそこここにぶっこんできます。

それでも全体的に「営業」としてどうかと問われれば、完全に合格。きっちり十二分に自分のその場での役割を認識してそれ以上の成果を上げて帰っていきました。つうことは何だということですが、要するに過去のテレビとかメディアではそこまでできなかった、もしくは別のなんらかの理由で「もう一度使いたい」と思ってもらえなかったための現状である、ということではないかと考えてしまうわけです。

それでも、何とかもう少し頑張ってほしいなと、思ってしまったこの日でした。

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で、本日は3週連続フェスの最終週、@JAM EXPOで横浜アリーナ
こちらは明日以降。
備忘のために観たのだけ列挙。

私立恵比寿中学
STARMARIE
・Cupitron
PassCode
・つりビット
清竜人25
・寺嶋由芙
・Dorothy Little Happy
・ミライスカート
・CAMOUFLAGE
アフィリア・サーガ
nanoCUNE
東京パフォーマンスドール
PiiiiiiiN
・Especia
PASSPO☆
・じゅじゅ
・POP
predia
アリスインアリス
アップアップガールズ(仮)
でんぱ組.inc

観たことないのを中心にぐるぐると。詳細明日以降。