新宿タワレコ8階のアイドルコーナー、BABYMETALの試聴機の真横でどこからこれだけ仕入れてきたんだか可憐ガールズのCDを棚いっぱい大量展開という豪速球ぶん投げ中。

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TAMTAM / Strange Tomorrow (Album)

ガシャガシャに暴れ回るギターとポップなメロディの向こうから少しずつダビーな匂いが漂ってくるこのスリリングさよ。
ここまでに出していた音から、ダブというジャンルのこれまでの枠を超えようという志は明確に理解できたのだけど、最終的にはダブに捕まった音になってしまっていた、惜しいぞ、というのがこのバンドへのこれまでの認識。
が、このアルバムは遂に「超えた」。間違いなくダブバンドではあるのだけど、ダブを従えることに成功した音です、これは。

通常ダブというジャンルをやたらに聴く方ではないのだけど、こういう明確な志を持ったバンドのその志が具現化する瞬間っていうのはどんなジャンルであれ、ドキドキするもんです。