この1週間、1年で仕事一番キツい時期だったの。勘弁。

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2月に2泊3日で台湾の台北遊びに行ってきたんですよ、おっさん5人で。とはいえいかがわしい目的一切なく、土曜の晩早々に飯食ってホテルに戻り、ちょうど台湾のイベントに出演していたPerfumeのTV生中継に熱狂したりの緩い旅。
そしておっさん5人なのでいつも一緒につるむ感じでもなく、ふらっと2人とか単独でも行動しましたので、何をするかといえばここでもやっぱりレコ屋巡り。

台湾にも昔はタワーレコードもあったらしいのですが所謂世界的なブランドチェーンは現在総撤退。
主に回ったのは、双連・中山・台北駅の南から漢口街・西門と、地下鉄の駅で言っても5個分くらいの非常に狭い地域なのですが、CD・レコードをそれなりに扱っている店を全部で13発見いたしました。うち、台北駅の南側に5軒、そこから歩いてすぐの漢口街に2店、西門に3軒。

見た限りチェーン店は2つ。

・佳佳唱片
西門、漢口街、台北駅の地下街の3軒。すごく普通の街のレコ屋風情。


・5大唱片
西門と台北駅の南。佳佳唱片よりはスタイリッシュな感じ。


この光南という店は総合ディスカウント店なのですが入り口入ってすぐのところにCD/DVDの類が置いてありました。


あとは大衆唱片という店がチェーン店っぽい佇まいでしたが、名前の割にはあんまり流行ってない。まあ上記の5大唱片と光南と同じ並びでこの店だけ2階ですから分が悪い。


中古屋は3軒発見。だいたい雑居ビルの上の方。「二手」が向こうでいうところの中古。セコハンですね。


で、各店の状況なんですが、中古屋を除けば日本と比較して圧倒的にお客さんに若い子が多い。
スマホの類が若い層にまで浸透しきっていないのかもしれませんが、そもそも日本に比べて若者の人口比率が高いんで普通に考えればそりゃそうなります。

それでもタワーレコードも撤退したわけですし、佳佳唱片の台北駅地下街の店はすぐにでも店畳みそうな勢いのセール中。巡った限りでは所謂セレクトショップ的な、ジャンルを特定した店は見つからず、中古店の1軒は以前は恐らくクラシックの専門店だったのでしょう、立派なサウンドセットが鎮座していましたが、それでは店が成り立たず、ポップスにも手を出してます的な感じでした。やはり厳しい状況ではあるのでしょう。
日本で言えば渋谷・原宿的な風情の西門地域はまだ奥の方回り切っていないのでまた行きたい。とりあえず迷い込んだ路地の奥にこんな屋台みたいなCD店があり、ここに唯一ビキビキのテクノっぽい盤が並んでいたりして、何か不思議な感じ。


あと、台北駅地下街の佳佳唱片のセール品に、日本ではついぞ現物見たことがない嵐の「POPCORN」初回盤(日本仕様)も15%引きであったのですが、元の値段が日本円に直すと8,000円以上するブツでしたので、スマホで相場を検索した結果、逆輸入しても旨みなしと判断、放置して帰国しました。