武藤彩未のリードトラック「宙」のフルPVGYAOにあった。
絵はかなりお金かかってる。普通のアイドル楽曲よりもヴォーカルの音量レベル若干低めなのは、バックトラックまで聴かせたいという意志か。そこはかと昭和感残しつつ「懐かしい」までは突っ込まない塩梅のメロディと、ボトムの方まで気を使ったアレンジでこれ誰かいなと思ったらアルバム1枚こんな感じ
本間昭光ポルノグラフィティとデビュー以来つい最近まで組んでいて彼らのサウンドを支えてきた人。篤志はその本間さんとポルノのハルイチと共に「THE 野党」というバンドをやってる人。Takeshi AsakawaはFLOWのメンバー。大御所作詞家2名以外はおよそアミューズ人脈総動員なんですが、でもそれが必死さよりも「手近なところで丸めた」感の方が強く見えて、どこまで気合い入れているのかいまいちよくわからない。観測継続。

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台湾のレコ屋以外で。
Perfumeが出てたイベントは彼女たち以外は現地で活動している人たちで、それをだらだら見てたんだけど本当にバラードが多い。バラード好きなのはわかるんだけど、あんまり続きすぎてイベントのメリハリつかなくて、遂にはバラードなのに銀テープ発射しちゃったりして非常に運営大変そう。
ただ、見てたおっさんたちの総意としては、K-POPがR&BとかHIP-HOP等どっちかつったらUS寄りの影響強めなのに比べると、音の作り方が多分にUK寄りだね、ということ。ColdplayとかU2とかのスケール感に近い。元英国領の香港流れの影響か。

それで、そのままそのイベント中継が終わった後もテレビ付けてたらまた音楽イベント始まって、ニューイヤーイベントの録画だったんだけど、そこでさっきの「台湾の人バラード好きね」という感想を全て吹き飛ばすお姉ちゃん登場。バラード流行りの世の中に対するカウンターを一人で背負って立っているようないかしっぷり。
動画30分以上ありますが、これがまさに現地で見た映像。手っ取り早く衝撃的なのは13:40あたりから衣装替え挟んだ2曲です。


また、レコ屋で日本人のCD、現地生産盤でも台湾人の盤よりややお高めなんですが、それなりに人気はある模様。CD屋の店内でも相当な幅を取っていました。K-POPもまだ人気で同じくらいの幅は取ってたんですが、日本のが棚にびっしり詰まっているのに比べると、K-POPはやたら凝ったでかいパッケージの初回豪華盤が面出しにしてあったりして、品数はあまり多く無かった印象。店内のみならず、タクシーにまで福山がラッピングされていて感心したり、町中にべーやんがいて困ったりしていました。


そっち系のみならず、こういうガシャポンが普通に置いてあるところはさすが中華圏。


あと、前回のエントリーの最後の屋台みたいなCD屋の写真、椅子が置いてあるのですが、どうやら現地の方々はディグる際に座るのが基本姿勢な模様です。いや、ディグれるようなレコード屋は見つけられなかったんですが、それに気が付いたのは夜市に行ったとき。

こんな感じで夜になると屋台が出まくる一帯が台北市内のそこここにあるのですが、その屋台の中に散見されるのがエロDVD屋。向こうのエロDVD、恐らく総じて海賊盤と思われますが、プラケースには入っておらず、二つ折りにした紙のジャケットにDVDを挟んでそれをポリ袋に入れています。それが段ボール箱にぎっちり収まってテーブルの上に並んでいるのを、お兄ちゃんおじいちゃん方が必死にペラペラめくっていくわけです。
中古レコ屋や中古盤フェアとかでドーナツ盤を探す時のスタイルとまさに同一なのですが、どのエロDVD屋台にも椅子が完備されていて、おじいちゃんでも疲れ知らずのディグりができる仕様。
写真撮ってきたらわかりやすくてよかったんだけど、撮ってるの見つかったらもれなく殴られそうなのでやめました。