横浜西口モアーズのタワレコが撤退して8か月。遂に4/25、横浜駅周辺に復活!と思ったらVIVREのグランドフロア。要するに以前HMVがあったまさにその場所。2011年1月、HMV閉店の瞬間を見届けに行った身としては胸が熱い。そしてVIVREのテナントの契約満了期間が3年だということも何となく理解しました。

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武藤彩未 / 永遠と瞬間

BABYMETALのSU-METALに続くEX-さくら学院武藤彩未が本格始動。4/23にアルバムリリースです。
さくら学院卒業後は80年代アイドルカバーを中心にした小さめのライブを行っていた彼女ですが、遂に動き出しました。松浦亜弥以降のハロプロが何度か挑んだものの突破できなかったソロアイドルの「壁」をアミューズは突破できるのか。
というか、久々のこの透明感というか「うんこしない」感ハンパなく、素材としてはある意味申し分ないというか間違いなく可愛いのですが、果たしてこういう雰囲気の女の子がこの21世紀、どこまで他のアミューズ勢のように一般層に食い込んでいけるのか。とりあえずオフィシャルサイトのあまりにも堂々としたアイドルっぷりは素晴らしい。

物量で突破したAKBグループを除けば、これまでにブレイクスルーしたグループアイドルは全てその世界観を構築することでそれをリスナーとの接点にしながらファン層を増やしていったわけで。
そしてソロアイドル不在の時代とはいっても、声優アイドルはソロでそれなりに売っている人が複数以上いまして、それは「アニメ作品とそのキャラクター」という形でわかりやすく入り口となる「世界」が成立していることが前提だからということかと思います。そしてその入口でファン層をがっちり掴んでしまえば、37歳になっても現役バリバリのアイドルとしてやっていけるレベルの求心力を持つことさえ可能。
しかしいかんせんそのようなアニメ作品に自発的に触れようという層自体のパイが限られているため、そういう形であってもなかなかライト層にはリーチしないわけで。

武藤彩未も、一般層には向けず「できるだけ大きく囲い込む」レベルでビジネスとして成立させていく算段かもしれませんが、それでもやはり「専業アイドル」としてどういう「世界」を接点として持って挑んでくるのかというところが気になります。近年のアミューズはもとよりそういう戦略は取ってはいないのですが、握手やらハグやらフレンドリーさの大量売りではなく、今の彼女のこの「手が届きそうで届かない」雰囲気が何か差別化のキーになるのかもしれません。いやこれが何らかの形で成功したら、本当にアミューズ無敵だよ。

あと彼女のこのアルバム、flumpoolONE OK ROCKも属しているアミューズのCDリリース部門A-Sketch内に設立したレーベルSHINKAIからのリリースなのですが、最初それがわからず「SHINKAI レーベル」で検索してみたところ、スカトロのAVがわんさか出てきてある意味できすぎであんまりなので何とかしてほしいです。