FUJI★7GIRLsに関するご報告

PASSPO☆も所属するプラチナムの、パチンコメーカー藤商事のプロモーション用グループなわけですが、その藤商事からはこういうプレスリリース(PDF)
これあかんやろ。硬化前セメントの化学やけどですがな。何かものすごく単純な知識不足で大変なことになってるっぽいんだけど。今後のアイドルとしての活動云々レベルでヤバいような気もする。

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久々にK-POPの話。
特に女子はもうあかんという話は以前にしましたが、固定ファンを押さえ切れなかった後追い組はおよそ昨年のうちに実質撤退完了。既存ファンの厚いグループ、諦めきれないグループ、スタッフが空気読めてないグループが今年になってもリリースを続けていますが、それでもここまでリリース数も売上も減りました。
以下が2013年に入ってからのK-POP女子グループのCDメジャー・リリースの全て。

KARA(2013.07) 2位 76,000枚(シングル・3種)
KARA(2013.08) 3位 56,000枚(アルバム・4種)
少女時代(2013.06) 4位 55,000枚(シングル・2種)
少女時代(2013.09) 3位 68,000枚(シングル・2種)
T-ARA(2013.07) 12位 16,000枚(シングル・3種)
T-ARA(2013.08) 4位 28,000枚(シングル・3種)
AFTERSCHOOL(2013.10) 7位 20,000枚(シングル・5種)
ORANGE CARAMEL(2013.03) 21位 8,000枚(アルバム・3種)
IU(2013.03) 23位 8,000枚(シングル・2種)
IU(2013.09) 15位 7,000枚(シングル・3種)
PURETTY(2013.01) 116位 500枚(シングル・2種)

それでもこれだけ出ていると見るべきかもしれませんが。

で、韓国本国では既存の女子グループとは毛色の違うCRAYON POPが受けていたりしますが、いろんな演出見てると、一時のももクロやらBiSやらの日本アイドルグループをベンチマークしている感アリアリで、これはちょっとこのまま日本には持ってこれない感じで。というか、もう本格的には日本に持ってこないこと前提の演出のような気もします。

とはいえ、日本というマーケットを各事務所が諦めたわけではありません。男子グループについては、今年に入ってからもいくつか日本をターゲットにした活動を始めようという動きもあります。


B.A.P
2013年10月、King Recordsからデビュー。AKBとももクロの利益をぶっこむ形ですが、デビューと同時に東名神3か所で各2公演のアリーナツアーをぶちかますという豪気っぷり。ただ、チケット付きCDという形で追い込んでみたものの、現状各会場のチケットはまだ潤沢に残っている感じではあります。シングルの現在までの累計売り上げは約21,000枚。席は合計約60,000枚。ひとり3回行こう。
事務所はTS。実質日本リリースの途絶えた女子グループRAINBOWの所属してるところです。


NU'EST
現在まだ日本でCDデビューはしていませんが、11/4に品川ステラボール2回しをソールド・アウトさせて、本格的な日本での活動を宣言。
事務所はIU・AFTERSCHOOLと同じプレディス。何でもプレディス初の男子グループだそうで。


要するに女子でうまく行かなかった分をまだ行けそうな男子を送り込んで取り返そうという作戦。
確かに男子はまだ何とかなりそうな気もしますが、それでもきちんと差別化していかないと昔みたいに来たら来た分だけ売れるわということはないというか、何せこのジャンル自体へのファンの新規流入があんまり期待できないものですから。