今週末はこっちのブログの放置してたところをメンテナンスしまくっていました。
その結果、下北沢のレコファンこんな感じになったとかが追えるように。
もとよりこのブログを始めた時点でできるだけ定点観測的な視点を入れていこうとは思っていたのですが、こうやって想定通りのものができてくるとそれはそれで寂しい。

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で、メジャーなCD店の数をカウントする作業も、半年に1回程度と言っているのにまた気づいたら10か月たっていました。もう思い付いた時でいいです。というわけで本日付けでカウントしてみました。前回前々回もご参照。

TSUTAYA:882店舗(-42)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は1436(-13)。

GEO:1106店舗(+43)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は1192(+65)。

ブックオフ:917店舗(-8)
⇒CD販売実施のない店も含めた全店舗数は948(-13)。

Village Vanguard:358店舗(+6
⇒Diner等CD販売のない店舗、海外店舗は除いた数。

タワーレコード:84店舗(-1)

HMV:51店舗(+8)

新星堂:128店舗(-12)

山野楽器:32店舗(+2)

完全に「CD販売」を縮小しに行っているTSUTAYAと増やしに行っているGEOの戦略の違いが明確になってまいりました。GEOの場合、地方の書店チェーンに「CD・DVD・ゲーム販売」のノウハウだけをオンする「プラスゲオ」というスタイルでの部分フランチャイズがありますので、その路線がハマっているということでしょうか。

タワレコは地方のイオンを持っていかれつつも都市部を中心に出店して微減程度、逆にHMVはそのイオン乗っ取り戦略で引き続き再拡大傾向、新星堂は相変わらずの死にっぷり、そして山野楽器が珍しくポンポンとイオン・ららぽーとに新店出したり。

そして前回からカウントを始めた中小チェーンは以下の通り。

玉光堂:26店舗(±0)
イケヤ:12店舗(±0)(TSUTAYAのFC店舗は除く)
ミヤコ:8店舗(-1)
JEUGIA:8店舗(-1)
バンダ:16店舗(±0)
BIG:29店舗(±0)
We's:10店舗(-3)

数年前、HMVが傾きWAVEが潰れた頃にはここらにもいろいろ動きがあったのですが、近年は落ち着いています。拡大しにかかる体力はないのですが、それでも何とかという感じのチェーンが多く。
JEUGIAなどはカルチャースクール部門では完全に全国一大チェーンを築き上げており、正味のところもうCD売らなくてもいいんじゃないのとか思うのですが。

そんな中不穏なのがWe's。元々公式ホームページもここ数年まったく手入れなく廃墟の趣すら感じさせ、アピタとかイオンとかの各店舗情報見て現在も生きている店舗数をカウントしなければいけないのですが、結果「会社案内」ページにある店舗のうち、前回確認した藤沢に続き、今回は刈谷安城南、佐世保大塔の死亡を確認いたしました。
店舗を見る分には普通にCD売ってるし、何も問題はないのですが、本当に会社としての実態をまったく垣間見ることができないので非常に不気味でございます。