ヱヴァの映画終わった後に三三七拍子やろうって言った人はきっと、ヱヴァをまだ最近の深夜アニメと同等くらいの「オタク向け専用の狭いコンテンツ」だと思い込んでたってことだよね。好きなものに対する感覚のアップデートって大事だと思った。
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Tomato n' Pine「散開」(2009.04-2012.12)
YGA「全員卒業」(2008.7-2013.03)
例の事件以後のK-POPは当然ながら、V系やアイドルについても何となくここんとこ勢いが落ち着いてきた感はあったのですが、ここ数日で一気にこんなことに。
確かにいくつかのアイドルグループの中でも大変な感じの2組ではあったのですが。
以下メジャーデビュー以降の数値。つってもインディーズ時代は両者ともチャートインしてないので数字残ってないんですけど。
●Tomato n' Pine
2011.03 | (S)旅立ちトランスファー | 66位 | 1,500枚 | |||
2011.08 | (S)なないろ☆ナミダ | 39位 | 3,400枚 | |||
2011.12 | (S)ジングルガール上位時代 | 68位 | 1,700枚 | |||
2012.08 | (A)PS4U | 38位 | 3,600枚 |
楽曲の完成度はハンパないのですが、じゃあそれで複数枚買い上等のコアなファンを獲得できるはずもなく。
というか、今年に入って配信以外にシングル出してない時点で現場はおよそ終わりは考えていたんじゃないかな、とも思いますが。
まあ、戦わないという判断もありですが、戦わなかったら負けないかといえばそんなはずもないという、憲法第九条みたいなアレな感じで。
●YGA
2011.02 | (S)恋愛ストライカー | 10位 | 11,800枚 | |||
2011.06 | (S)情熱ヒロイン | 5位 | 17,400枚 | |||
2011.08 | (A)YGA BEST 1 | 39位 | 3,300枚 | |||
2012.01 | (S)ライジング・サン JAPAN! | 2位 | 21,500枚 | |||
2012.08 | (S)狩り女 夏子 | 13位 | 12,300枚 |
もし他の事務所だったらそれで少しでも利益が出れば続いていたかもしれませんが、よしもとの場合、手間かけた分のベネフィットが他の芸人さんたちと比べて著しく低かったんじゃないかなと思いました。
正味「自分の好みの女の子を応援する」という純粋なアイドル的な観点で行けば、あれだけの数のカタログをすごい勢いで露出させているAKBグループでみんなおよそ間に合うわけで、敢えて他のアイドルを応援するというのはその膨大なカタログから外れた層、(当初のAKBのような)身近な関係性で応援したい層、マジョリティに迎合したくない層くらいで、どれも正味ニッチでしかなく。
その中でスターダスト勢が善戦しているのはアイドルに敢えて「アイドル性」以上の優先項目を付加したからだと思うのですが、ももクロのこれまでの活動やCDの枚数以上に子供ファンが増えている現状を見るにつけ、どこまで意識的だったかは定かではありませんが「週末ヒロイン」というキャッチフレーズの「ヒロイン」の部分が結局彼女達にとって最も大切なキーワードだったんだなと。