アダルトビデオのパロディ系のタイトルで、人生で一番衝撃的だったのは「わくわく汚物ランド」。学生の時にレンタル店でチラと見ただけだけどいまだに覚えてる。当時の自分に借りる勇気はありませんでした。いや、今もないです。
「ファック・トゥ・ザ・ティーチャー」は借りて見ました。もちろん教師ものでした。

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トシちゃん娘・綾乃美花が歌手デビュー

ミスマガジン2011、グランプリの衛藤美彩は既に乃木坂46に入って活動中ですが、こういう美少女コンテスト系出身の女の子が受賞後ほどなく歌手デビューっていうのはどれだけぶりなんでしょうか。特にミスマガジンは元々歌手志向があまり強くなく、歌手デビュー前提で活動していたのは初期の伊藤麻衣子加藤香子斉藤由貴八木さおりくらいで。

80年代後半以降「アイドル歌手」のステイタスが暴落し、代わりに雑誌のグラビアがアイドルの主戦場になって20年、グラビアで名を上げてからテレビに進出し、バラエティやドラマにという流れも一般化しました。が、一旦そうやって落ち着いた様相はここ数年でまた一変。今やグラビア界はAKBメンバーに席巻され、どうしても「雑誌の数」という形で枠に限りがある分一般のアイドルが外に押し出されてエラいことになっていました。
そこに来たグループアイドルとしてのアイドル「歌手」復権の流れ。こちらは少なくとも固定された枠はありませんので出そうと思えば世に出すことはできますし、楽曲制作も今回のこれはボカロPだったりレコーディング費用もさしてかからず配信というハードルの低いリリース手段もあります。とりあえずで着手するのには確かに最適なのかもしれません。
AKB全盛期の中で一人グラビア無双状態を続ける篠崎愛がさすがにパイオツカイデーだけではこの先厳しいと判断したかAeLLで歌手活動したり、9nine佐武宇綺がグラドルと並行して活動していたりというのも、そういう現在の状況を睨んでできるだけ幅広く稼ぎ、生き永らえるための策と言えるでしょう。それの最もエクストリームな事例が恵比寿マスカッツ

ただ、最近の2世タレントがどれだけメディアで推されてもビクともしない程の屈強なババを引き続ける中で、そういう血縁が全くと言っていいほどファン獲得のアドバンテージとして機能しないアイドルという肩書きで、しかもこういう緩い形でデビューして、彼女が今後ものになるのかという不安が。

そしてお父さんの田原俊彦がテレビに完全復活したようでそれはいいのですが、立ち位置的にスターにしきの的な方向に徐々に向かっているような気がしてそちらも不安です。泥プールに突入したり宙吊りで壁に激突したりするところまで割り切られると、こちらとしても気持ちの持って行きように困るし娘も泣くと思うので、どうぞ今くらいのそのままで。